それでも歩は寄せてくる 9巻(山本崇一朗)【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0224

それでも歩は寄せてくる09恋愛
Luck'o
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは10/15発売の
それでも歩は寄せてくる」9巻(山本崇一朗)です

概要

「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が描く超尊い将棋ラブコメ!

この恋、詰むや詰まざるや…?
将棋の初心者・田中歩は部長の八乙女うるしに勝って告白したい。
棋力は程遠いけれども、ぐいぐい攻めてくる歩の姿勢に
別の意味でセンパイは“詰む”かもしれない…というお話。

自分の中の“好き”に気づいたうるし。棋力も距離も近づいてくる歩に対して、もはや陥落寸前か…!? 歩vs.うるし父も収録、恋も将棋も待ったなし!!

Amazonより抜粋

作品情報

タイトル
 それでも歩は寄せてくる 
作者
 山本崇一朗 
発売日
2021年10月15日
掲載誌
 週刊少年マガジン 
ジャンル
ラブコメ、将棋

サブタイトル

第109局〜第121局

主な登場人物(新規・更新)

♧うるしの両親
父は文筆家で将棋嫌い?

内容紹介

修学旅行で歩への気持ちに気づいたうるし

歩にお土産ひとつ渡すのにもちょっと焦った感が出てしまいやはり旅行前のようにはいかなお雰囲気であった(本人は上手く行っていると自覚)

帰り道も今までの「自分を好きな後輩」ではなく「自分が好きな後輩」と意識するとまたまたぎこちなくなってしまう

歩を後輩として「好き」と言った自分の言葉に過剰反応したり初日から前途多難であった

そんなうるしの微妙な変化が気になる歩も何もせず会えない時間を過ごしていた訳ではなかった

連日凛との特訓でうるしに勝てるよう研鑽を重ねており、その結果を出すべくうるしに勝負を挑んでいく

「今日こそ・・四枚落ちのセンパイに勝ってみせる」

日ごとに実力を付けている歩を嬉しく思いながらも、うるしの中にひとつのネガティブな感情が湧いてくる

「歩が自分より将棋が強くなったら将棋しか取り柄のない自分に興味がなくなるのではないか?」

しかしそんなしおらしい質問が出来るわけもなくモヤモヤしていると歩の方からその話題を切り出してきた

彼としては負けず嫌いのうるしが負けっぱなしを許さないだろうという観点からの意見だったが、図らずもうるしが思っている事を言い当てられ嬉しいやら恥ずかしいやらであった

そんなほのぼのした日々を過ごす2人の前に避けては通れない人物が現れてしまう

それは都度話題に上りそうになるとうるしが避けていた父親の事であった

若い頃将棋のプロを目指していた父と将棋との関係やうるしとの確執と向かい合った歩は、やはり彼らしくまっすぐうるしの父と対局しようとするが・・・

果たして歩の想いは父に届くのか?・・・いや、うるしへの想いね

レビュー

こんにちは

それでも歩は寄せてくるの9巻です

さあ日常回が戻ってきましたよ

しかしうるしの心は旅行前と同じではなく歩の行動への反応速度が3倍以上になっています

赤くなってツノがつきました・・・

と言ってもほとんど脳内処理の範囲なのですが見ている側が恥ずかしいくらいの初心さであります(ポッ)

これで2人の恋も王手ですか?と思いましたが、そもそもこの恋は「歩」レベルの進み具合なので大した変化はありませんでしたね(笑)

それよりタケルと桜子の方が「と金」ぐらいまでいっちゃってるんですけど⁉

タケルがおバカなお陰で(?)大きくは離されずに済んでますが・・

タケルにせよ歩にせよ平常時はグイグイ行くくせに、なぜ肝心な所になるとブレーキになってしまうのかすっごい不思議なんですけどね

一番間違えてはいけないタイミングだけ間違えてる気がする(笑)

恋愛エピソードが盛れない分、ストーリーは外堀固めに入っていきます

以前から匂わせで名前が出ていたうるしの父親が遂に登場し、八乙女家の内情へと迫っていきます

なんか荒川マンガに出てきそうな風貌で錬金術とか使いそうなんですけど(笑)

どこで遺伝子がこじれたのか背が高すぎて入り口で頭をぶつける登場はうるしへの当てつけか⁉

お母さんもお父さんと頭ひとつも変わらないって事はかなり大きい部類ですよね

これはうるしの小ささへの演出なのか(⁉)

そんなことしなくても娘さん小さいですよ、色々と(失礼)

10巻に続く


Luck'o
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ところで

みなさんが一枚落とすならどの駒ですか?

Luck'o
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僕は桂馬です!(ビシッ)

・・・ウゴカシヅライ・・

ではまた次回の新刊で!

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