
こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは10/20発売の
「神龍イデア」2巻(連打一人)です

概要
人を喰らう蝕人が支配する壁の外の世界。ログは、限られた自由の中で家族と幸せに暮らしていた。町を挙げて行われる「神龍祭」の日を迎え、祭りを楽しむログたち。しかし突然鳴り響く鐘の音を合図におびただしい数の蝕人が町に襲い掛かる!ログと家族の運命は?少年の想像力が、絶望と恐怖に支配された世界を切り裂く“剣”となる、超大型ファンタジー!!
Amazonより抜粋
作品情報
タイトル |
神龍イデア |
作者 |
連打一人 |
発売日 |
2021年10月20日 |
掲載誌 |
ヤングマガジン |
ジャンル |
ファンタジー |
サブタイトル
第五話 絶望の中で
第六話 崩壊
第七話 グラペウス
第八話 未熟な騎士
第九話 レギン帝国
主な登場人物(新規・更新)
♤キアノス・ヴァスターク
レギン帝国第二皇子
♤ウィンザード・ヴァスターク
レギン帝国皇帝
♤ライエル・ヴァスターク
レギン帝国第一皇子
♤ブルーノ・ドラッケン
グラペウスの幹部
♡イコル
グラペウスの隠れ家に来たばかりの少女、絵を描くのが好き
内容紹介
パーズの町は「大厄災」と呼ばれる大量の蝕人の群れに飲み込まれてしまう
町も防衛兵団を中心に対抗を試みるが、壁に辿り着いた群れは勢いを止めることなくいとも容易く壁を乗り越えて住民を襲い始める
なすすべなく逃げまどい蹂躙され食われていく
その人ごみの中にログの一家も含まれていたが、彼らには閃刃の騎士レーゲンがいたお陰で火の粉を払うことが出来ていた
しかし無限に襲い来る蝕人の全てを止めることなど出来ずレーゲンが、母が、兄レヴァンが食人の無情の牙にかかっていく
ログはその阿鼻叫喚の中で信じられない現象を目撃し言葉を失ってしまう
「蝕人に襲われた『人間』が蝕人に変わっていく・・・」
そしてパーズの町は黒い渦に飲みこまれていった
ーそれから7年ー
蝕人による闇と悪夢で埋め尽くされた世界レイディス
蝕人の襲撃から身を守るため鳥籠のような町の民は神龍レイデスを唯一の神と信じ過酷な世界を生き延びていたが、それを逆手に取った帝国と神龍教は民衆から創造と自由を奪い支配を盤石なものにしていた
しかしその支配の犠牲として1年に町をひとつ神龍への生贄として大厄災に捧げていたのだが、パーズ襲撃以降大厄災が何者かに阻害され失敗していた
この事態を憂慮したレギン帝国の上層部は神龍教大教主デステアスに釘を刺すとその矛先はあるレジスタン組織へと向けられていく
そのレジスタンスの名は抵抗組織「グラペウス」
ヌイーゼが秘密裏に立ち上げたその組織は着実に成果と実績を積み上げレギン帝国上層部の耳に入るぐらいの力を付け始めていた
その躍進の原動力となっているのはパーズの大厄災を生き残った1人の青年、ログ
彼は自身が持つ強大なゾアと向き合いながら帝国を倒す事だけを考えて生きていた
帝国と戦いたい気持ちはヌイーゼも同じだったが、まだ十分な気は熟していないと考え逸るログを抑えていたが先に動きを見せたのはデステアスの方であった・・・
レビュー
こんにちは
神龍イデアの2巻です
物語的には少年ログの登場が序章ないしは第1章という所でしょうか
レギン帝国の支配と鳥籠の町、それを襲う蝕人と神龍に救いを求める民、伝説の神龍の騎士というピースが揃った所で次の章に移っていきます
時は7年たち青年になったログは抵抗組織グラペウスの一員として帝国に立ち向かっていく
という展開でしょうか
神龍の騎士になる少年、世界を支配する帝国とその配下の閃刃の騎士、世界を闇に陥れる蝕人・・と三つ巴のヒロイックファンタジーのにおいがした気がしたんですが・・・ダーク要素が濃くなってきましたよ
ちょっとダメな方はグロ注意です
というかそれは1巻からだし蝕人そのものがグロですけどね(笑)
蝕人そのものの秘密というかルーツが明らかになるのかは分かりませんが、その前に人間同士の争いが激化しそうな感じですね
もっと少年誌みたいに閃刃の騎士の刺客がポコポコ出てくるって感じではなく、レイディスにまつわる政治的、陰謀的な所と蝕人のダークな展開を楽しむ(?)作品のようです
どっちかというとリアル歴史もの寄りのトーンですね
主要キャラ死にまくる系のニオイがします、まだわかりませんけど
まだ神龍の騎士の力とかが全然でてこないし、ログ自身も覚醒したわけではなさそうなのでまだ展開が読めませんがログが大厄災で家族を殺された帝国への恨みを持って戦うというバックボーンに蝕人がどう絡んでくるのかって所でしょうか
完全に支配層は悪なんですがだからと言って蝕人が味方になるとも思えないし、まともで弱い人間が集まったグラペウスもそんな強くなさそうですからね
・・・ってかデステアス怪しすぎるでしょう(笑)
仮面をしている所まではまぁあるとしてもなんであんな仮面なんですか?
あれが教主で崇めるかな~???
その辺の疑問もひっくるめて次回のお楽しみって事で
3巻に続く

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ところで
みなさんは鳥籠で何飼いますか?

僕はハムスターです!(ビシッ)
・・・トリカエヨ!ニゲルヨ!・・
ではまた次回の新刊で!
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