
こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは10/22発売の
「 見える子ちゃん」6巻(泉朝樹)です

概要
“さんかい”の一件を解決すべく、決意を固め再び発端となった神社へ――。
異形な化物たちをシカトし続ける女子高生“みこ”。彼女はミツエやロムと“さんかい”の件を解決すべく神社へと足を運ぶ。ミツエは白装束を、ロムはお祓い便利グッズを、みこは磨いてきたスルースキルを携えて――。
Amazonより抜粋
作品情報
タイトル |
見える子ちゃん |
作者 |
泉朝樹 |
発売日 |
2021年10月22日 |
掲載誌 |
ComicWalker |
ジャンル |
ホラー |
サブタイトル
第34話〜第37話
おまけ漫画
あとがき
主な登場人物(新規・更新)
♡岡トワ子(おか とわこ)
ミツエの師匠
内容紹介
神社の敷地に入ると化け物よりも先にミツエとロムの口論がヒートアップし始める
何としてもみこを怪異から遠ざけようとするミツエに対し、みこを脅かしたり唆したりするロムは飄々とミツエの怒声をいなしていた
この2人の因縁はそう浅いものではないらしかった
肝心の神社に入るためにロムが懐から取り出したのはハナが持っていたラムラビのマスコット人形で、彼は言うにはハナの出過ぎているオーラには結界を破る力が備わっていてそれを利用して神社の結界を通りぬめる算段であった
・・・この災難の始まりもハナと一緒に神社に来たから・・・?
結界を抜けるとロムは多数のギチギチパワーグッズをみこの身に着けさせこれからの方針を伝えてくる
みこの役目は端的に「囮」
目の前で何が起こっても無視し続けている間にミツエとロムが結界の力を削ぐ作戦だったが、それは彼女を〝山の神様〟の前にさらし続ける事を意味していた
余りにも危険な作戦にミツエが反対しようとするがみこはそれを制して言う
「シカトならっ 結構得意…だと思う」
だがそのプレッシャーは今までの化け物の比ではなかった
ロムのパワーグッズとミツエの数珠は一瞬ではじけ飛び目と鼻の先に〝山の神様〟が近づき何事かを呟いたかと思うと辺りは真っ暗になってしまう
「食べられた?」
暗闇の中に現れた女性のシルエットが差し出した中指にかかるのは一つの鈴
そして余りにも凶悪な〝山の神様〟の本性
思わず力なく折れる膝・・
見えないフリをする見える子ちゃんの命運は⁉ロムとミツエは間に合うのか⁉
レビュー
こんにちは
アニメが絶賛放映中(2021年秋アニメ)の見える子ちゃんの6巻です
霊が見える女の子が頑張って見えないフリをする素朴なホラー感はどこへ行ったのか?
今回はこわ~い神様との真剣勝負です
嘘だと思ったあなた!夜中に一人で公園に立って90ページ辺りをいきなり開いてみて下さい!
ちびりますよ(ビシッ!)
いやーホラー漫画なんで怖いのは別に悪くないんですよ
なまじっか可愛い女の子が出て来るからちょっとマイルドホラーだと誤認しそうになりますが、この漫画は正真正銘のガチホラーです
掲載媒体が間違えてるだけです!(「本当にあった怖い話」とかがベスト)
みこの戦いと同時にミツエとロムの過去の因縁も掘り下げられていきます
若かりし頃のミツエがロムを預かったエピソードやその後の成長、そして2人が仲たがいしてしまった理由などが詳細に語られます
やっぱりこの2人はただ嫌っているのとは違う深い絆による因縁で結ばれているんだなと感じました
そしてロムがみこに近づいた本当の目的も明らかになりますが、後半のミツエさんは本当にカッコいいです
初出のくたびれ感は何だったんでしょう?(笑)
次巻で神社編もいよいよ大詰めへと近づいていくと思いますが、どこまでいってもみこがただの見える子ちゃんって所がこの作品のミソですよね
ただただ見えないフリをして頑張るみこを応援したくなります
でもそれと同じくらい化け物が怖いです(ガクガクブルブル)
みこが救われる事を期待して次巻を待つといたしましょう
7巻に続く

試し読みはこちらから↓↓
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ところで
みなさん除霊グッズを持つなら何ですか?

僕はニンニクです!(ビシッ)
・・・アトデタベヨーット・・
ではまた次回の新刊で!
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