神のまにまに 1巻(猗笠怜司)【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0232

神のまにまに01SF・ファンタジー
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは10/4発売の
神のまにまに」1巻(猗笠怜司)です

概要

時は江戸、まだ神が人間と共にあった時代…。正義感の強い少年・一進は日照りに襲われた村を救うために神に祈りを捧げた。すると、その祈りが届いたのか彼の前に神が現れる。しかし神は一進の思っていたのとは全く別の方法で村から飢えを無くして…!? 神を巡るダーク和風ファンタジー、堂々開幕!!

Amazonより抜粋

作品情報

タイトル
 神のまにまに 
作者
 猗笠怜司 
発売日
2021年10月4日
掲載誌
 ジャンプ+ 
ジャンル
バトル・歴史ファンタジー

サブタイトル

第1譚 かみの産声

第2譚 神殺しの少女

第3譚 父の魂

第4譚 襲来!キツネ男

第5譚 旅立ちの日に

主な登場人物(新規・更新)

♤一進(いっしん)
地方武家の息子、正義感が強く弱気を助ける

♧一進の両親
小さな村の武家、実直な父と優しい母

♧一進の村の神
一進の祈りで現れた神

♡織部絹千代(おりべ きぬちよ)
神狩り陰陽隊少尉

♤稲葉秋水(いなば あきみず)
神狩り半妖隊上等兵

内容紹介

時は江戸時代

地方の小さな村に住む少年・一進はとても正義感の強い少年だった

融通は利かないが実直な父と病弱だがいつも一進を見ていてくれる優しい母と幸せに暮らしていた

だが村が長く続く日照りに襲われ母が倒れると一進の状況も一変してしまう

両親は家財を売り払って村を助けようと奔走したが、その間も雨が降ることもなく村全体が疲弊していく

母を助ける事も出来ず無力感に苛まれる父、神頼みすら通じない中で一進がたどり着いた答えは・・

「祈る神が・・違ったのか?」

村のはずれにある祠に必死に祈りを捧げる一進の願いを聞き入れ神は現れた

しかしその神は苦しみ一進をあざ笑うだけで助けてくれるそぶりは微塵もなかった

そんな神に一進は「助ける力がない」と挑発めいた言葉を投げかけた事が悲劇に始まりになってしまう

神は村を助けるどころか一進から全てを奪い去っていき、途方に暮れる一進は自分の行いをただただ悔やみ続けた

悔やんで悔やんで悔やみ続けながら待っていても一進に死はなかなか訪れなかった

そう・・「百年」悔やみ続けた一進は既に一度死に「たたり神」としてその存在を続けていたのであった

たたり神の自分がたたるもの・・・それは「神」

新たな目的を得た「たたり神」一進だったが巷では悪さをする神が数多おりそれを退治する為の組織まで結成されていた

彼らの名は「神狩り」

神への復讐をしようとする一進だったが、人間からすれば一進も同じ人に災いをもたらす神とみなされ神狩りの少女・絹千代に捕縛されてしまう

それでも一進は人を悪しき神から守る存在であろうとするが、問答の末怪我をした絹千代に別の神が襲い掛かろうとする

一進は絹千代を守ろうとするが「神」ありながらまだ戦う力を持たない一進では戦う術がなく窮地に追い込まれてしまう

そんな時に思い出したのは父の言葉

「刀は己の魂を守る道具 己の義を貫くために刀を取りなさい」

悪しき神々から罪なき人を守るのが己の「義」

そう思った一進に新たな神の力が発動する

「神器明解 神器・神喰一刀(かんばみいっとう)」

一進は目に前に立ちはだかる悪しき神を倒せるのか?

そして自身の元凶であるあの神に辿り着けるのか?



レビュー

こんにちは

またしてもジャンプ+からの新しい刺客か?で話題の神のまにまに1巻です

まにまにって何?と思った皆さん

僕も思いました

で、意味はというと

「《「…(の)―」の形で副詞的に》 《連語》…の思うとおりに。その動きに任せるさま。」

だそうです

直訳だと「神様の思う通りに」ってことですかね

ストーリーに照らし合わせるとたたり神になった一進の思うように行動するって事です、多分

この作品は紹介文では「ダーク和風ファンタジー」となっています

ただ主人公の一進は恨みに駆られただけのたたり神ではなく生前と同じくまっすぐで弱い者の味方になる気持ちのいい青年です

スピーディーな展開と派手なバトルシーンは少年誌らしい勢いを感じさせますが、登場するキャラクターにはそれぞれ神に対しての思う所が色々あり大きな原動力となっています

それがキャラの動きに一貫性を与えていて好印象に感じました

この世界では神は人間に害なす「悪」です

もちろんいい神もいるのでしょうが、一進の敵となるのは悪い方です

神頼みすらひとつの手段とされた時代で悪行を働く神は本当に唾棄すべき存在です

基本は悪を倒す正統ファンタジーに近いのですが、主人公の一進自体が神を恨む闇をはらんでいるのがいいアクセントになっています

それにひとりひとりのキャラクター達はコミカルな一面も持ち、暗くなりがちな設定を上手く引き上げてくれています

行動原理ははっきりしているので、今後まっすぐな一進をへし曲げるくらいのイベントが起こりそれを乗り越えて目的を果たす王道展開を僕は期待しています

最近の漫画やキャラってひねりすぎてひねくれてる感があるから一進のまっすぐさが受け入れられて長く続けばいいなと思っています

2巻に続く


Luck'o
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ところで

みなさんはたたる程の事ってありますか?

Luck'o
Luck’o

僕は食べ物の恨みです!(ビシッ)

・・・オイトイタオカシクッタノダレ?・・

ではまた次回の新刊で!

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