
こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです
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TheWorkData
【作品名】 |
結婚するって、本当ですか -365Day To The Wedding- |
【作者】 |
若木民喜 |
【連載期間】 |
2020〜 |
【巻数】 |
1〜7巻 |
【掲載誌】 |
週刊ビッグコミックスピリッツ |
最新刊・7巻(2022/7/12発売)

キスから先の関係に進もうと努力をしてみる2人だったが・・・結果は莉香の二の腕を触るのと拓也が上半身裸になる所で行き詰る(大丈夫か?)
莉香はナオの富山旅行に付いて行き2人の事を相談しようと試みます
しかし宿には同僚の「小宮夏海(こみや なつみ)」と莉香の母親「律(りつ)」の姿がありました
実は律が小宮の実家のコンサルティングを受け持った縁で知り合ったのですが、その関係は莉香には秘密だったのです
小宮の暗躍(?)で莉香と律は顔を合わせずに済んだまま旅行を終えると、今度は拓也と莉香が熊本に向かい結婚の挨拶を行いました
そこで拓也は祖母が足を骨折した事と、今後の状態について父親から話を聞かされます
驚く拓也に父は意を決しこれからの意向を打ち明けますが、拓也はいきなりの事で困惑するばかりでした・・・

試し読みはこちらから↓↓
Story&Review&Character
《1~6巻》
この作品は海外転勤を回避する為に偽装結婚の協力関係を結んだ恋愛経験ゼロの男女が織りなすニセ恋活劇を描いた恋愛漫画です

主人公は旅行代理店JTCに勤める「大原拓也(おおはら たくや/入社4年目・25歳)」と「本城寺莉香(ほんじょうじ りか/26歳)」の2人です
拓也は愛猫の世話以外にあまり趣味も楽しみも持たない平凡よりちょい下の草食系男子で、莉香は人づきあいが苦手で趣味は地図を眺める事という引きこもり気味の女子です
そんな2人が寝耳に水の事態に襲われます
なんとJTCが来年ロシアのイルクーツクに支店を出すことになり支店長を錦糸町店から出す方針が決定しました
飼い猫・カマの世話がありロシアなんてとてもと言う拓也と、日本人すらコミュニケーションがままならないのに外国なんてもっての他の莉香
莉香が拓也に提案したのは転勤回避の為の「偽装結婚」でした

利害が一致した2人は上司の黒川に結婚を報告しますが、本人達が想像する以上に周りの反応は大きなもので引くに引けない状況になっていきます・・・
早速2人は結婚指輪や馴れ初め話、同棲の偽装に取り掛かります
そんな大忙しの2人に偽装結婚を知る何者からの非通知脅迫電話がかかってきます
更に社内に噂が駆け巡り拓也の地元・熊本にいる父「耕一(こういち)」の耳にまで入ってしまいいきなり錦糸町店に現れてさあ大変!
拓也が慌てて事情説明に熊本へ飛ぼうとすると再び脅迫電話が・・・⁉
監視されている以上別行動は更なる疑いを呼ぶ為、拓也は莉香を連れて熊本に帰省します
家族に事情を理解してもらえた拓也でしたが、父にはいつまでも落ち着かない生活をチクチク愚痴られます
熊本で幼馴染の「海山ナオ(みやま なお)」に会うと何やら莉香の態度がおかしくなります
偽装結婚と割り切っているつもりでしたが、拓也が他の女性と仲良くしていると落ち着かないようです
しかし経験値不足につきこれが「恋」とは認定せず(ガックリ)

東京に戻ると家庭円満の代表だった同僚「進士さん」の離婚騒動を目の当たりにして結婚や人生について改めて考えさせられます
悩ましい2人の空気を変えてくれたのはガラス職人修行の為に東京へ上京してきたナオでした
ナオが莉香の家で酒盛りを始めると泥酔した莉香は拓也を呼び出して自分の気持ちをオフにしたいと伝えますが、逆に拓也は思い切って付き合いたいと告白します
莉香はその告白を処理しきれず棚上げにすると、何を思ったのか素の自分を知ってもらい幻滅してもらう為にデートに誘います
結果は・・・変更なし!(笑)
むしろ素朴な莉香を拓也はもっと好きになってしまいます(結果オーライ?)

自分への自信なさから拓也との変化を避けていた莉香でしたが、もう拓也のいない生活には戻れないとようやく一歩を踏み出そうとします
そんな折、JTCの密着レポートの企画を持ち掛けられ拓也と莉香は共同生活を余儀なくされてしまいます
恋愛経験のない2人は大人の恋愛のめんどくささに辟易してしまいます
でもその先にある結婚に辿り着けばそんな気苦労はしなくていいのではと思ったりしました
レポートは好評を受けると転勤の矛先は後輩の「権田(ごんだ)」へと移って行きます
2人にとっては願ったりな筈ですが、他人の不幸でハッピーエンドとは納得いかない拓也は上司の「黒川(くろかわ)」に偽装結婚を正直に告白します
実は時を同じくして莉香も同じ結論に達し黒川に話していました
イルクーツクへは黒川が自薦で行く事になり2人の偽装結婚も終わりの時を迎えます
でもお互いへの思いを捨てきれない2人は改めて結婚しようという結論に至ってリスタートします

いざ婚姻届を前にした2人の心に去来するのは「未熟」の二文字
結婚後の生活へのビジョン・・
関係が良好とは言い切れないお互いの親との関係・・・
そしてキス以降何も進んでいない関係・・・
「結婚」に向けて着々と進んでいる2人、「離婚」に向けて着々と進んでいる進士さんと、理想の家庭を描きながら上手く行かなかった先輩「ジョージさん」のエピソードは拓也達の胸にどう響いたのしょうか?

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