禍つ罠師の勇者狩り 全4巻(わだぺん。)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

禍つ罠師の勇者狩り04SF・ファンタジー
luck’o
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このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

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このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】
 禍つ罠師の勇者狩り 
【作者】
わだぺん。
【連載期間】
 2019〜2022 
【巻数】
全4巻
【掲載誌】
ウルトラジャンプ

最新刊・4巻(2022/11/17発売)

《かんたんあらすじ》

人間の町の領主を倒し自慢げな創太でしたが、「独立状態」となった街には征圧の為「王立勇者軍」がやって来ると聞かされショックを受けます

しかも近くの町から逃げて来た元ソフィの教育係「リリス」を助けると、彼女が捉えられていた娼館で働かされている悪魔達を介抱しようと潜入捜査を開始します

客のフリをした創太は純血のサキュバス「エストレア」の毒牙(⁉)にかかりそうになりますが、そこはソフィが我慢出来ず間に入って邪魔をします(笑)



金に汚い店主と交渉の末、創太の作戦が成功すれば悪魔を介抱する代わりに失敗したらソフィを差し出す約束を取り付けます

そこで創太が取った作戦はこの世界にはない営業形態「キャバクラ」でした



そして創太の作戦はここからが本番でした

店主に更なる儲け話を持ち出し始末しようとしますが、突然現れた王立勇者軍の「ブルカーン将軍」によって変更を余儀なくされます・・



しかしいかに創太の奇策を持ってしても戦力差は埋められません

その時、リリスによってソフィに隠された「角」の秘密が明らかになり創太達はその力に賭けようとします・・



鬼畜ゲームクリエイターの異世界冒険譚ここに完結!

luck’o
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Story&Review&Character

この作品は「罠」を作る事に長けた主人公がそのスキルを使って異世界無双していくファンタジー作品です

主人公は「越前創太(えちぜん そうた)」

巷ではかつて「神罠師」と呼ばれるゲームクリエイターでしたが、あまりにも難解な罠を作り過ぎてゲーム会社からもユーザーからも批判を浴びていました



罠を芸術として見ない上司に嫌気がさした創太は会社を辞めてしまいますが、その直後いきなり異世界に召喚されます

この作品ではお馴染みのトラックは用なしです(笑)



創太を召喚したのはその世界の魔王の娘「ソフィーリア・ゴルガンティス」とその部下一行

・・・と言っても一つ目ボールのような従者「ブレパス」と数匹のゴブリンのみ

それもそのはずで、この世界では既に魔王は勇者に討たれた後だったのです



勇者の追撃から落ち延びたソフィーリアが起死回生を狙って異世界から創太を召喚したのですが、特別なチート能力を付与されるでもない創太は平民以下のサラリーマン

お役に立つ筈がありません(ウンウン)



異世界以上に創太が驚いたのはその世界の「勇者」と呼ばれる人間の傍若無人ぶりでした

彼らにとって魔物は狩りの練習相手以下でいたぶるだけが目的の者もいるくらいでどちらが魔物かわからない始末です(カオス)



憤慨した創太はソフィーリアから右目に「魔核(スティグマ)」を分け与えられ「罠を生成する能力」を手に入れます

現実に「どんな極悪非道な罠でも生成できる能力」+「神罠師」=「キチ○イに刃物」です(笑)

大丈夫!創太の性格はそれなりにねじ曲がっているのでこの世界にもすぐ順応します!(誉め言葉)



「魔核(スティグマ)」はソフィーリアの近くにいる程強力な力を発揮しオプションとして現世に帰れなくなってしまいました(⁉)

当面の目的として勇者に捕らえられたソフィーリアの姉「バフォメ」救出を目指しますが、トップ・オブ・ザ・勇者軍団の「王立勇者軍」は破格の強さを誇り簡単に勝てる相手ではありません

それに対抗するには魔物も一致団結して反撃だ~!

と行きたいのですが、2つの問題がありました

ひとつはこの世界の魔物は「角」の数で強さが分かれており、「1」から「5」本のランキングがあること

魔王の娘であるはずのソフィーリアの角はなんと一番下の「1本」

もちろん従者も「1本」

これでは誰も付いてきません

そのせいで魔王存命中から陰口を叩かれ続けていたみたいです、かわいそうに(泣)

そしてもう一つは魔王が目指していた「人間と魔物の棲み分け」は決して魔物に支持されていなかった点です

基本勇者はクソな世界ですが魔物の大多数も同様なんです



お陰で協力を求めたオーク族の族長・4本角の「ムナクシー」にボコボコにされソフィーリアが襲われそうになってしまいます

魔物にとってソフィーリアは「血筋」以外価値のないものなんです、かわいそうに(2回目)

魔王の娘を狩ろうとする勇者パーティーに加え野良の魔物も敵に回った状況で創太たちはどうなってしまうのか?

お嬢様気質でプライドの高いソフィーリアが勇者からの逃亡生活を重ね、挙句魔物にまで襲われてしまうって心折れちゃいそうですよね

それを何とかサポートしようとするブレパスの甲斐甲斐しい姿も涙を誘います



創太の罠は強力でも罠自体が姑息(失礼)な種類なので、不意打ちでないと威力を発揮しないのが痛いですね

でも罠が決まった時の爽快感は格別なものがあるので、どんどん胸糞勇者を罠に嵌めて欲しいものです

ムナクシーの住処に王立勇者軍が押し寄せてくると、創太が手も足も出なかったムナクシーですらあっさり瞬殺されてしまいます



命からがら逃げだした創太はソフィーリアに町の人間を味方に付けようと提案します

・・・いやいや、魔王の娘にそれは受け入れ難いでしょう

と思いきやムナクシーの一件がこたえたのか前向きな回答が返ってきます



早速近くの町「トーミル」に向かうと途中で勇者に絡まれる女性を救助します・・って本当にこの世界の勇者はクズばかりだな・・・

しかもその女性は「神乳」で有名な「マリミア」でした!

・・って誰だよ⁉それに神乳⁉

トーミルは勇者の悪政に苦しめられ、宿屋を営むマリミアもその身体を狙われ町全体が活気を失う中でソフィーリアが勇者に蹴り殺された犬をゾンビとして生き返らせちゃうからさぁ大変!



でも卑劣な相手にこそ創太の罠はよく効くもの・・ニヤリ!

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