恋愛漫画の巨匠が戻ってきた!社会人として妙齢を迎えた青年が失った恋と向かい合う時を超えたラブストーリー!
タイトル |
しょうもない僕らの恋愛論(3) |
作者 |
原秀則 |
出版社・掲載誌 |
小学館・ビッグコミック |
刊行日 |
2020年4月4日 |
ジャンル |
恋愛 |

インデックス
- 第18話 好きだからだよ・・
- 第19話 聞きたいことがあります・・
- 第20話 ずるいよ拓郎・・
- 第21話 バカだなあたし・・
- 第22話 大人になんなきゃね
- 第23話 お久しぶりです
- 第24話 前に進みたいんです
- 第25話 いい年した大人のクセに
- 第26話 聞いてみようぜ
主な登場人物
♤筒見拓郎(つつみ たくろう)
都内のデザイン会社に勤務、42歳、大学時代はバンド活動をしていた、独身
♡谷村安奈(たにむら あんな)
せつめい拓郎の大学時代のバンド仲間、元恋人、突然倒れこの世を去る
♡谷村くるみ(たにむら くるみ)
安奈の娘、高校2年生、母と恋愛関係にあった拓郎に興味を持っている
♡森田絵里(もりた えり)
拓郎の友人、高校時代からの腐れ縁、食品スーパー課長、拓郎と付き合う
♤小椋悠(おぐら ゆう)
くるみの同級生、優等生だがくるみのわがままに付き合ってくれる
♤宇崎(うざき)
拓郎の大学の同級生でバンド仲間、化学工場の営業をしている
♤平尾研二(ひらお けんじ)
くるみの父で安奈の元夫、輸入雑貨を扱う会社を経営している
♡河島薫(かわしま かおる)
絵里の会社の同僚であり友人
あらすじ
長年の友人関係から脱却し絵里と付き合う事を決めた拓郎だったが、仲睦まじい二人の姿を偶然くるみに見られてしまっていた。拓郎と絵里の距離感にショックを受けて落ち込んでいるくるみに、悠も自分の想いを正直にぶつけてきてくるみの気持ちは更に混乱してしまう。
ポイント紹介
拓郎←くるみ←悠
拓郎と絵里が腕を組みながら歩いている姿を目撃したくるみは疑いようのない二人の関係性にショックを受けておちこんでしまう。その事を悠に相談すると今度は悠がくるみに突然のキスと告白をしてきてくるみの混乱した状態に拍車をかける。
突然の涙
拓郎は絵里と一緒にいた夜にくるみを見かけた気がしてメッセージを送ってみるが何度送っても既読が付かず心配して電話をかけてみる。ようやく会ってみると絵里との関係を聞いてきたくるみに何気なく付き合っていると答えると突然くるみの頬に一筋の涙がこぼれ落ちる・・。
恋愛or仕事
絵里との交際は順調で一緒に住む話を進めていた拓郎だったが、仕事面では色々な事情に巻き込まれて順調とは言い難い日々を送っていた。そんな時、絵里と薫に呼び出され食事をした時に絵里が仕事の大きなプロジェクトより自分との生活を取ったことを知り・・・。
くるみの向こう側の安奈
拓郎はくるみにもう構わないで欲しいと強い拒絶を受け、自分がくるみの気持ちを知りながらもくるみの向こうに見える安奈との時間の続きを過ごすために彼女を傷つけていたと初めて知る。くるみは去りただただ心の中で謝る事しか出来ない拓郎であった。
意外な仲間
映画館で鉢合わせた絵里と悠はお互いが映画監督M・ジョエルのディープなファンである事を知り意気投合する。その時に高校時代から拓郎を想っていた話を聞いた悠は少し彼女の見方が変わるのだった。
名セリフ3選
①『それに・・何より・・好きだからだよ』
自分の事が何でそんなにわかるのかと不思議がるくるみの問いに対する悠の答え。ついに一線を踏み越えた瞬間。
②『あたし、もう前に進みたいんです。だからそっとしておいてくれたら・・嬉しいです。』
くるみの気持ちを知りながら普通に接してくる拓郎を跳ね除けたくるみの言葉。
③『なんか・・ちょっとかわいい人だ・・・』
趣味を共有し、恋愛への価値観を聞き、元々絵里の持っていたイメージが変わったと感じた悠の素直な言葉。フラグ・・?
「しょうもない僕らの恋愛論」5巻まで
主な作者関連作品
- 「さよなら三角」小学館・全17巻
- 「ジャストミート」小学館・全19巻
- 「冬物語」小学館・全7巻
- 「部屋においでよ」小学館・全6巻
- 「やったろうじゃん‼︎」小学館・全19巻
- 「SOMEDAY」小学館・全8巻
- 「青空」小学館・全13巻
- 「レガッタ」小学館・全6巻
- 「電車男(原作・中野独人)」小学館・全3巻
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