
こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです
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このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします
TheWorkData
【作品名】 |
煙の先の敷島さん |
【作者】 |
野中かをる |
【連載期間】 |
2022〜 |
【巻数】 |
1巻 (2022.11現在) |
【掲載誌】 |
ヤングキング |

Story&Review&Character
主人公の「幸田(こうだ)」は会社で唯一の喫煙者
既に禁煙した上司や嫌煙家の同僚にいつも嫌味を言われ肩身の狭い思いをしながら過ごしています
そんな彼の唯一の安息場所は非常階段にある秘密の喫煙所
そこから外を眺めて吸う一服は格別でした
仕事中ならもう尚更(笑)
しかしそこにはもう1人の喫煙仲間がいました
同じ部署の「敷島(しきしま)」さんは最近では珍しくないマスク常用の女性ですが、その脅威の着用率で彼女の素顔を見た人は社内にいませんでした
そんな彼女が唯一マスクを外すのは非常階段で喫煙するときで、幸田だけは彼女の素顔を知っていました
・・・まぁだからそれ以上何かあるかと言えばないのですが(笑)
でも敷島さんはあまり人づきあいが良い方ではなく(というか愛想悪い)同僚達ともちょっと距離を置いているのでこの優越感はたまりません!
そうして息抜きの時間を共有していると仕事で失敗した事や好きな銘柄の話など普段見せない顔をどうしても見せてしまいます
幸田としてはカッコ良い姿を見せて見栄を張りたいのですが、残念ながら出てくるのは情けない姿ばかり・・
ランチに誘って見るとリサーチした店は大行列でしたが、敷島さんは嫌な顔もせずいきつけという蕎麦屋に誘ってくれました
そこでは愛想の悪い店主から幸田の知らない昔の敷島さんの話を聞くことが出来ました
そんな風に未熟な幸田と凛とした大人の女性である敷島さんとの日常がタバコを通して綴られていきます
敷島さんも幸田の事は気に入っているようですが、ミステリアスな過去もこれから紐解かれて行くのでしょうか?
タバコをテーマにしているので好みはあるかもしれませんが、煙をくゆらせながら過ごす時間っていうのはいかにも大人って感じですよね~

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