その他情報:恋愛漫画の巨匠が戻ってきた!社会人として妙齢を迎えた青年が失った恋と向かい合う時を超えたラブストーリー!
タイトル |
しょうもない僕らの恋愛論(4) |
作者 |
原秀則 |
出版社・掲載誌 |
小学館・ビッグコミック |
刊行日 |
2020年8月4日 |
ジャンル |
恋愛 |

インデックス
第27話 この前は
第28話 いいトコありますよ
第29話 今のオレは
第30話 あの頃とは
第31話 遅いんですか?
第32話 がんばれとは・・・
第33話 お願いがある
第34話 親子の関係
第35話 その時は
主な登場人物
♤筒見拓郎(つつみ たくろう)
都内のデザイン会社に勤務、42歳、大学時代はバンド活動をしていた、独身
♡谷村安奈(たにむら あんな)
拓郎の大学時代のバンド仲間、元恋人、突然倒れこの世を去る
♡谷村くるみ(たにむら くるみ)
安奈の娘、高校2年生、母と恋愛関係にあった拓郎に興味を持っている
♡森田絵里(もりた えり)
拓郎の友人、高校時代からの腐れ縁、食品スーパー課長、拓郎と付き合う
♤小椋悠(おぐら ゆう)
くるみの同級生、優等生だがくるみのわがままに付き合ってくれる
♡おばあちゃん
くるみの祖母、気が強く平尾を嫌っている、喫茶店を経営
♤平尾研二(ひらお けんじ)
くるみの父で安奈の元夫、輸入雑貨を扱う会社を経営している
♡河島薫(かわしま かおる)
絵里の会社の同僚であり友人
♤因幡(いなば)
拓郎の事務所の先輩、今は独立して活躍している
♤船村(ふなむら)
美術部の顧問、芸術に情熱を燃やす変人
あらすじ
拓郎、くるみの卒業アルバムの手伝い依頼を受ける
↓(Point①②③④)
拓郎、独立する
↓(Point⑤)
くるみ、美大を目指し美術部に入る
ポイント紹介
Point①図らずも遭遇
くるみの卒業アルバム委員の手伝いを引き受けた拓郎だったが、パソコンが使える場所を探してくるみに案内されたのは彼女の祖母が経営する喫茶店であった。くるみの祖母=安奈の母と初めてあった拓郎は挨拶もそこそこに安奈の話を切り出していく。
Point②もう一度
事務所の先輩の因幡は独立して大成功をおさめ、クライアントに提出した原稿は拓郎のデザインよりも新人のデザインが採用された。ひたすらデザインに打ち込む新人やくるみの姿を見て自分もネジを巻こうと意気込むのだった。
Point③自分の必要性
事務所はどんどん新人に仕事をシフトしようと拓郎の行き先に帯同させるが、一部の編集者は拓郎の実力を買ってくれていて不満を吐露してきた。拓郎は申し訳ない反面、嬉しさを感じるのも事実であった。
Point④反発
独立の話をくるみ、悠経由で耳にした絵里はカンカンに怒っていた。薫はこれを機に結婚を迫るようアドバイスするが絵里はそこまで突っ込んだ話をする勇気はなかった。この独立が二人の関係にどんな影響を及ぼすのか今はまだわからなかった。
Point⑤親の想い
拓郎の指導を受けたくるみはデザインに興味を持つが、美術の経験が無い事に加え高い授業料がネックになっていた。思い切って父に相談するが金は出すが同居が条件だと迫られてしまう。拓郎の助言を受けて正直に祖母に打ち明けると彼女は二つの通帳を差し出してきた・・・。
名セリフ3選
①『ありがとね・・・忘れないでいてくれて・・』
拓郎がくるみの祖母に安奈をバンドに誘ったのは自分だと打ち明け彼女の事を語っている時に祖母にかけてもらった言葉。
②『四十って独立するには遅いんですか?』
拓郎が独立を躊躇うことに疑問を持ったくるみの言葉。この言葉で少し拓郎の気持ちは楽になる。
③『表情はもちろんだけど・・しゃべり方も笑い方も・・最近は特によく似てきてる気がする・・あの頃の・・安奈と・・よく似てる・・』
くるみに思い出の安奈を重ねて一瞬ドキッとしてしまう拓郎だった。
「しょうもない僕らの恋愛論」5巻まで
主な作者関連作品
- 「さよなら三角」小学館・全17巻
- 「ジャストミート」小学館・全19巻
- 「冬物語」小学館・全7巻
- 「部屋においでよ」小学館・全6巻
- 「やったろうじゃん‼︎」小学館・全19巻
- 「SOMEDAY」小学館・全8巻
- 「青空」小学館・全13巻
- 「レガッタ」小学館・全6巻
- 「電車男(原作・中野独人)」小学館・全3巻
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