「龍と苺(1)・柳本光晴」ある日突然現れた将棋の才能を持つ少女・苺!彼女の才能は堅く閉ざされた将棋界に風穴を開けられるのか⁉︎

龍と苺(1)表ヒューマンドラマ

漫画大賞2017大賞の大ヒットコミック・「響~小説家になる方法~」の柳本光晴が放つ新境地!今度は将棋界に殴り込み!

タイトル
 龍と苺(1) 
作者
柳本光晴
出版社・掲載誌
 小学館・週刊少年サンデー 
刊行日
2020年8月23日
ジャンル
将棋
龍と苺(1)裏

インデックス

  1. 第1話 命懸け
  2. 第2話 ケンカの続き
  3. 第3話 化け物
  4. 第4話 女子供
  5. 第5話 積み重ね
  6. 第6話 動揺
  7. 第7話 覚悟の差

主な登場人物

♡藍田苺(あいだ いちご)
14歳、命懸けで向き合えるものを探している

♤宮村(みやむら)
スクールカウンセラー、将棋好き

♤須藤正史(すどう まさふみ)
元奨、北瀬市将棋大会の運営者

♤伊鶴航大(いづる こうだい)
プロ棋士、八段、須藤の奨励会の同期

♡大鷹月子(おおたか つきこ)
14歳、大鷹名人の娘

♤夏希(なつき)
月子の関係者、現役奨励会員

ストーリー概要

苺、宮村を通して将棋に出会う(Point①)
  ↓
北瀬市将棋大会に参加
  ↓(Point②③)
須藤、月子を倒して優勝する(Point④)
  ↓
伊鶴と対局(Point⑤)

ポイント紹介

Point①命を賭けられる少女

宮村はクラスで暴力問題を起こした生徒・藍田苺といつも自分がするように将棋を指しながら対話していた。しかし、いつもと違ったのは目の前の少女が将棋の才能を持ち合わせていることと狂気とも取れる真剣さを渇望していた事であった。少女が将棋に賭けたのは命だった。

Point②底の見えない才能

苺の才能を見出した宮村は日曜日に行われる将棋大会に苺を参加させる事にする。苺は将棋二回目にして素人とはいえ将棋を趣味とする大人達を次々に倒していく。しかし、大人達は口を揃えて負けた理由を女だから、子供だからと言い出す姿に苺は苛立っていた。

Point③30分で10年分強くなる

当然の如く苺に圧倒的に足りないのは経験値であった。それを補うために宮村は休憩時間を利用して将棋の定跡を苺に詰め込んでいく。負けん気の強い苺も弱音を吐く事なく宮村の言う事をどんどん吸収していった。そして宮村は詰め込んだ定跡を一旦忘れろと苺に指示を出す。

Point④決勝は異例の14歳女子対決

なんと決勝戦の相手は苺と同じ14歳の月子だったが、彼女は苺と違い大月名人の娘という血統書つきのサラブレッドだった。だが相手の素性で怯むどころか「女子供とケンカしたくない」ととんでもない事を言い出すのだった。

Point⑤雲の上のプロ棋士

月子の投了状態からスタートした伊鶴との対局はあたかも彼の掌で踊らされているような展開になる。それは単純に経験や技術の差ではなく覚悟の差であると伊鶴は断言する。そしてなす術なく苺に敗北の時が迫っていた・・。

名セリフ3選

①『人にするってことはされてもいいはずだなって思って』

苺がクラスのいじめっ子に突然暴力を振るっ理由。短絡だが道理。

②『私の興味は一つだけ。売られたケンカは買う。』

苺を子供扱いして認めようとしない大人に対しての苺の言葉。これが彼女の原動力。

③『これが・・天才から見た景色か・・』

月子を倒した苺を見た宮村の言葉。努力を重ねても尚敗北に沈む月子を見下ろす苺の才能に身震いした。

用語

  • 「奨励会」…プロ棋士養成機関、プロ棋士の推薦を受けた19歳以下の者のみ試験を受けられ合格率は3割
  • 「元奨」…奨励会に入れたがプロになれなかった人の事

龍と苺(1)

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主な作者関連作品

  • 「女の子が死ぬ話」双葉社・全1巻
  • 「響~小説家になる方法~」小学館・全13巻

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