「MADARA」の田島昭宇自身がストーリーから担当した禁じられた兄弟愛ラブコメの新境地!
タイトル |
BROTHERS(4) |
作者 |
田島昭宇 |
出版社・掲載誌 |
角川書店・月刊コミックコンプ |
刊行日 |
1996年4月15日 |
ジャンル |
ラブコメ |
インデックス
- Session1~3
- Last Session
- BROTHERS High School
主な登場人物
♤赤井春平(あかい しゅんぺい)
赤井家の長男、中2、妹の餡子が好き
♡赤井餡子(あかい あんこ)
赤井家の長女、中2、面倒見の良いしっかりもの
♤赤井恭平(あかい きょうへい)
赤井家の次男、中2、不良のロッカー、子持ちの人妻と不倫中
♤赤井平地(あかい へいち)
赤井三兄弟の父、単身赴任で家を空けている
♡森下うづめ(もりした うづめ)
高1、雨川の元カノ
♤雨川ヒロキ(あまかわ ひろき)
中3のダブリ、恭平のバンドに参加
♤キリコ
雨川の彼女、見た目は完全に女、ギターが弾ける
♤甲斐(かい)
昔恭平のバンドと敵対していた、少年院上がり
♤純平(じゅんぺい)
平地が押し付けてきた四人目の兄弟⁉︎
ストーリー概要
甲斐事案決着(Point①)
↓
三兄弟、角川高校受験
↓(Point②③)
餡子、留学⁉︎(Point④)
↓
高校進学
純平登場(Point⑤)
ポイント紹介
Point①最後は拳で
平地に仕組まれて恭平と甲斐は特設リングで決着をつけることになる。ロープに火をつけられ逃げ場のない二人はひたすら殴り合うが炎による酸欠がすぐそこまで迫っていた。決着後、甲斐は平地に拘束されてリビアへと連れて行かれ新しい人生無理矢理スタートさせられる。
Point②目指せ角川高校
成績優秀な餡子は偏差値の高い角川高校合格確定だったが、インテリ男子に餡子を渡すまいと春平、恭平も必死に勉強をスタートする。しかし、赤点王の恭平は成績がなかなか上向かず、現役角川高生のキリコを家庭教師にして追い込みをかけるが・・。
Point③別れの相
試験が無事終わり後は結果を待つだけの三兄弟は通りすがりの占い師に三人の運勢を占ってもらうと別れの相が出ていると言われてしまう。一笑に伏した三人だったが、餡子の元にアメリカ留学の審査が通ったと連絡が来たのはすぐ後日の事だった・・。
Point④終わりと始まりのエアポート
餡子がアメリカに渡る日、家に取り残された春平と恭平はやはり諦めきれず餡子を引き留めに空港へ向かう。出発時間に間に合わず涙に暮れる二人に餡子の言葉と平地のキックが立て続けに降ってきて・・・⁉︎
Point⑤高校・弟・お母さん
角川高校に進学した三兄弟の前に平地からの手紙を持って現れた四人目の兄弟・純平。事情を飲み込めない三兄弟の前に死んだはずの母が現れる・・・⁉︎
名セリフ3選
①『なぜオレがこんなところに・・・』
恭平との決着後、甲斐は平地に拘束されリビアの軍隊に入れられていた。
②『フェアにいこーぜ!MY BROTHER』
高校進学を前にこれからは餡子に積極的に行くと宣言する兄弟の誓い。
③『しょーがないなー二人してめそめそして 恋人でもいっちゃったの?』
餡子が乗ったと思っている飛行機を見ながら泣きじゃくる二人に餡子がかけた言葉。
エピローグ
平地から突然押しつけられた幼児は三兄弟の弟・純平だった。更に彼の母親は死んだはずの自分達の母と同じ顔をしていた・・が、彼女は母の妹でその息子の純平も血が繋がっているわけではなかった。
破天荒な三兄弟の日常はこれからも続く、そしていつかは餡子に・・。
BROTHERS・完
「BROTHERS」全4巻
主な作者関連作品
- 「魍魎戦記MADARA(原作・大塚英志)」角川書店・全5巻
- 「多重人格探偵サイコ(原作・大塚英志)」角川書店・全24巻
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