ヒットメーカー・高橋留美子が下宿アパート・一刻館を舞台に大人の恋愛模様を描く1980年代のクラシックな雰囲気漂うラブコメの決定版!
タイトル |
めぞん一刻(1) |
作者 |
高橋留美子 |
出版社・掲載誌 |
小学館・ビッグコミック |
刊行日 |
1982年5月1日 |
ジャンル |
ラブコメ |

インデックス
- Part.1 隣はなにを・・⁉︎
- Part.2 惣一郎さんっ‼︎
- Part.3 勝手に聖夜
- Part.4 暁に鐘は鳴る
- Part.5 春遠からじ⁉︎
- Part.6 サクラサクカ⁉︎
- Part.7 春のワサビ
- Part.8 惣一郎の影
- Part.9 アルコール・ラブコール
- Part.10 金網は越えられない
主な登場人物
♤五代裕作(ごだい ゆうさく)
五号室の住人、浪人生
♡音無響子(おとなし きょうこ)
一刻館の新しい管理人、美人で働き者、未亡人
♡一の瀬(いちのせ)
一号室の住人、世話焼きおばさん、夫・息子の賢太郎と暮らしている
♤四谷(よつや)
四号室の住人、年齢・職業など一切不明な謎の男
♡六本木朱美(ろっぽんぎ あけみ)
六号室の住人、スナック「茶々丸」で勤務、裸同然で歩き回る
【音無家】
♤音無惣一郎(おとなし そういちろう)
響子の夫、病気で死亡
♤大家
響子の義理の父、一刻館の大家
♡郁子(いくこ)
惣一郎の姪、明るく元気な性格で五代を気に入っている
♤三鷹瞬(みたか しゅん)
テニスクラブのコーチ、爽やかな見た目で笑うと歯が光る
ストーリー概要
響子、一刻館の管理人になる(Point①)
↓
裕作、響子にクリスマスプレゼントを渡せず
↓(Point②)
共通一次開始
五代の祖母、上京(Point③)
五代、大学合格
↓
響子、惣一郎の墓参りに(Point④)
↓
五代、泥酔告白騒動
↓
響子、テニスクラブに通う(Point⑤)
三鷹登場
ポイント紹介
Point①新しい管理人
一刻館では勉強がはかどらず受験に支障を来すと出て行く事を決意した浪人生・五代裕作。そんな彼の目の前に現れたのは見目麗しき美女・音無響子だった。彼女が新しい管理人だと知らされた五代はあっさりと退居を無かったことにするのだった。
Point②深夜の屋根裏の情事
共通一次が近づきナーバスになっている五代は一刻館の外で勉強しようと決心するが、響子が熱心に環境を整えようと住人を説き伏せているのに気を良くして部屋に戻る。徹夜で頑張ろうと決心した瞬間一刻館だけ電気が落ちてしまう。響子に付き添って天井裏の様子を見に行くと・・。
Point③サクラサイタ?
一刻館では住人達に足を引っ張られ、本人の根性の無さもあって逃げ出したりと散々な共通一次だったがようやく合格発表まで日を進めてきた。田舎からは祖母も上京し、発表には響子も付き添いするが果たして結果の程は?
Point④衝撃の事実
珍しく大家が一刻館に顔を出してきたと思ったら響子と一緒に出かけて行った。しかも響子は大家の事を「おとうさま」と呼んでおり聞き捨てならない五代は大家の孫の郁子に取り入って響子についていく。辿り着いたのは音無家の墓の前。そして中に眠るのは・・。
Point⑤輝く歯の持ち主は
一の瀬の勧めで近所のテニスクラブに通い出した響子。そこには歯を輝かせるイケメンコーチ・三鷹がおり響子を一目見て気に入ってしまう。当然、五代はそれが面白く無かったが二人を隔てる金網は殊の外分厚く立ち塞がっていた。
名セリフ3選
①『落ちる、すべる、また浪人、ですってば!!』
五代を気遣って四谷に箝口令を敷こうとした響子だったが、結果四谷に踊らされる事になった。
②『五代さん、がんばってくださいね』
受験会場に向かう五代に響子がかけた言葉。響子の代名詞的セリフ。
③『ご町内のみなさまーっ 私こと五代裕作は響子さんが好きでありまーす 響子さん好きじゃあああ』
酒の勢いを借りて五代が叫んだ心の声。もちろん響子も聞いていたが・・。
「めぞん一刻」全15巻
主な作者関連作品
- 「うる星やつら」小学館・全34巻
- 「らんま1/2」小学館・全38巻
- 「1ポンドの福音」・全4巻
- 「犬夜叉」小学館・全56巻
- 「境界のRINNE」小学館・全40巻
- 「MAO」小学館・既刊5巻
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