「ウイングマン」の桂正和が放つ新境地!歌を通じて想いを伝える成長を描く芸能界サクセスストーリー!
タイトル |
プレゼント・フロム LEMON(1) |
作者 |
桂正和 |
出版社・掲載誌 |
集英社・週刊少年ジャンプ |
刊行日 |
1994年11月23日(JCセレクション) |
ジャンル |
芸能 |
インデックス
- STAGE1 男の道
- STAGE2 10年目の再開
- STAGE3 とうちゃんの目
- STAGE4 最悪のステージ
- STAGE5 麗紋vs舞美
- STAGE6 レモンの大切なもの
- STAGE7 ライバル宣言
- STAGE8 天使の声
- STAGE9 このえの作戦
主な登場人物
♤沢口麗紋(さわぐち れもん)
桃次郎の次男、桃次郎に憧れて演歌の道を目指す
♤沢口桃次郎(さわぐち ももじろう)
売れない演歌歌手、メジャーデビュー目前に心臓発作で急逝
♡広川舞美(ひろかわ まいみ)
レモンも同級生、イソベプロダクション所属のアイドル
♤大崎厳(おおさき げん)
番組プロデューサーで桃次郎を見出した人物、彼の急逝後は鬼プロデューサーに変貌する
♡秋野このえ(あきの このえ)
元アイドル、オータムプロ代表
♡矢頭真琴(やがしら まこと)
女優、歌手デビュー予定
♤町田(まちだ)
真琴のマネージャー、横暴で攻撃的なタイプ
♤沢口武道(さわぐち たけみち)
桃次郎の長男
ストーリー概要
桃次郎、デビュー直前に急逝(Point①)
↓
レモン、10年後にオーディション番組で大崎と再開(Point②)
レモン、大崎の意向で舞美と歌唱対決(Point③)
↓
レモン、秋野のプロダクションに所属しデビューを目指す(Point④)
↓
レモン、真琴の吹き替えを担当する(Point⑤)
レモン、真琴と町田の不興を買う
ポイント紹介
Point①男の道、道半ば
沢口桃次郎は売れない演歌歌手であった。しかし番組プロデューサーの大崎に見初められてメジャーデビューのチャンスを手に入れる。晴れの舞台となる筈だったその日に彼は心臓の発作で帰らぬ人となってしまう。唯一の代表作「男の道」は遺志を継いだレモンに引き継がれる。
Point②それぞれの未来
レモンは桃次郎の遺志を継いで演歌歌手を目指すがオーディション番組の選考すら通らない有様であった。逆に小学校の同級生だった舞美はアイドルとして確実にステップアップしてレモンとの差は広がるばかりであった。そして一番大きく変わってしまったのは大崎であった・・。
Point③レモンの暴走
大崎に桃次郎と男の道を馬鹿にされたレモンは我慢できず彼を殴ってしまう。その結果、出場予定だったオーディション番組からもはじき出され歌う場所を奪われるとレモンは休憩時間を利用してステージに上がり自分の歌を大崎に聞かせようとするが・・・。
Point④拾う神あり?
歌唱力こそ認められたが大崎に楯突いたことでデビューの道が閉ざされてしまったレモンに声をかけてきたのは元アイドルの秋野このえであった。藁にもすがる思いで彼女が立ち上げたプロダクションの所属したレモンだったがデビューへの道のりは険しいものであった。
Point⑤デビューへの道なき道
大崎の圧力で正規のデビューが絶望的なレモンにこのえが用意したのは女優・矢頭真琴歌手デビューの吹き替えの仕事であった。女性の声という難しい役どころをこなしたレモンだったが、真琴を蹴落としてデビューするというこのえのプランには抵抗を感じていた。
名セリフ3選
①『毎日パンツはきかえてるかー』
ストイックな桃次郎の唯一の悪癖、ミニスカートをまくりながらの決め台詞であった。
②『もうまたせないでよね』
桃次郎を馬鹿にされた激昂したレモンを一喝した舞美が言った言葉。
③『自分が楽しくないのに本当に人を楽しませる事はできないんじゃないかな』
自分に欠けているものを探していたレモンにストーリーのミュージシャンが言った言葉。
「プレゼント・フロム LEMON」全2巻
主な作者関連作品
- 「ウイングマン」集英社・全13巻
- 「超機動員ヴァンダー」集英社・全2巻
- 「電影少女」集英社・全15巻
- 「D・N・A2~何処かで失くしたあいつのアイツ~」集英社・全5巻
- 「SHADOW LADY」集英社・全3巻
- 「I’’s」集英社・全15巻
- 「ZETMAN」集英社・全20巻
年表を見る→Luck’o List by 桂正和
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