新九郎、奔る! 5巻(ゆうきまさみ)【新刊コミックレビュー】File0007

新九郎、奔る!(5)歴史・時代劇
Luck'o
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

今回紹介する新刊コミックは10/12発売の
「新九郎、奔る!」5巻(ゆうきまさみ)です

機動警察パトレイバー」のゆうきまさみ先生が描く歴史作品の最新刊です


歴史を題材にした漫画って難しく感じませんか?

そもそも人名自体も読みにくいし地名もわかりにくいしって感じで敬遠している方!

ごめんなさいそこは変わりません(オイッ!)

しかし、昔の言葉一辺倒ではなく現代のカタカナ用語なども自然に織り交ぜてわかりやすく噛み砕いており、作中にはコミカルな表現も多々あり固くて難しい印象は少ないと思います


とっつきやすい歴史漫画で覚えておいてくださいね

こんな人におススメ!

この漫画はこんな人にオススメです!

・歴史が好きな人

・言葉や物事の駆け引きが好きな人

・じっくり読める漫画が好きな人

・もちろんゆうきまさみワールドが好きな人

5巻の見所は「権力から転がり落ちる者達」です

あらすじ紹介

相変わらず荏原の権力者達に煙たがられている新九郎だったが、田植の手伝いなどにも精を出し何とか農民達にも受け入れてもらおうと頑張っていた


そこで伯父の珠厳から宴席に誘われ部下共々足を運ぶが、これは新九郎を暗殺しようとする珠厳の謀であった

そうとは知らないながらもなにやら不穏な空気を察知した新九郎は、腹を下したフリをして屋敷を抜け出そうとするが既に入り口は伊勢九郎盛頼の手勢の者が入り込んでいた

さすがに討ち死にを覚悟した新九郎だったが事の成り行きは意外な方に転がっていく・・


一方、都では伯父の伊勢守貞親が失脚したとの報が飛び込んできて、領地の存続すら怪しい事態に陥ってしまう

上洛の命を受けた新九郎が実家に戻るととんでもない光景が目に飛び込んできた・・

感想

史実なんでしょうがこんなに上手い事色々起きるもんなんですかね?ってくらい変化に富んだ第5巻でした


彦次郎がいいアクセントなっていて好きです

本格的に領主としての駆け引きを求められる新九郎がまだまだ青い所が可愛くもありますが、後の北条早雲だと思うと最後の完成された姿も見たい気がします

この時代って裏の駆け引きがしっかり出来てこその一人前でありその中で更に優劣がつきしくじれば命を落とすのが当たり前となれば必死に策を練るのも当然かも知れませんね


今回は落ちぶれる親と成り上がる子という図式が多々見られますね

ある意味貞親と義政もそうなのかも知れません

なんかあのシーンは泣けましたね

luck’o
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試し読みはこちらから↓↓


ところで

みなさんは戦国武将は誰が好きですか?

僕はマムシの道三です(キリッ)

ではまた次回の新刊で!

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