
こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
今回紹介する新刊コミックは11/4発売の
「怪物事変」12巻(藍本松)です

怪物事変は2021年冬アニメでの放送が決定している作品です
人間社会の中に溶け込むように生息している怪物(けもの)と呼ばれる妖怪がおり、その怪物達の生い立ちや生活、そして戦いを描く妖怪バトルアクションです

こんな人におススメ!
この漫画はこんな人にオススメです!
・バトル漫画が好きな人
・友情やドラマ要素も大事な人
・無表情な主人公が好きな人(クールにあらず)
12巻の見所は「レベルアップに悩む夏羽たち」です
あらすじ紹介
陽と炉薔薇の失敗は稲生の大きな怒りを買ってしまう
自分の思い通りにならないなら千葉市の人間を全て食べてしまおうとする稲生を、何とか説得した野火丸は○熊一家を配下に置き次の作戦行動に動き出す
隠神に連れられて群馬を訪れていた夏羽、シキ、アキラの三人はそこで伊予姫の父・多郎太と会い修行の協力をお願いする
多郎太は「時渡し」という特殊な能力を備えており、自分の寿命から時を削って人に渡す事が出来るのであった
多郎太が時を渡す条件として出してきたのは隠神が屋島に帰り伊予姫のサポートを行う事であった
相当重大な話なのに隠神はあっさりとそれを承諾し、それを聞いて戸惑う夏羽達に稲生を倒す力をつけるようハッパをかける
そうして始まった一年分の修行で隠神が最初に課したのは彼が出した「変化の崖」を登り切る事であった
「変化の崖」は一時間以内に登り切らないとスタート地点まで戻される仕組みになっており、早速夏羽とシキは登り出すが思いの外頂上までが遠く途中で疲労の限界が来て何度もスタート地点に戻されてしまう
普通に登るのではラチがあかないと三人は知恵を搾ると、やはりこういった応用が必要な事への対応が早いのはシキで糸を手から出すのではなく足に纏わせてスニーカー状にする事で崖を攻略していく
続いて攻略したのはアキラで頭の中で仲間がピンチになるシミュレーションを繰り返していくうちにピンチにならなくても雪男子の力を引き出せるようになる
その変化時の力で空中を浮遊し簡単に崖を登り切ってしまった
残る夏羽は想像力で自分の身体を強化しようと試みるが、それをすると鬼の力が増大し人を食べる衝動まで大きくなってしまうと気づき強化を躊躇ってしまう
感想
悲しい話だった陽・炉薔薇編が終わり今度は少年誌お約束の修行編に入りました
みんなあの手この手で修行時間を捻出する設定を出してきますが、この作品は時間を分ける方法で来ました
形としては精神と時の部屋パターンです
でも修行したからって隠神より強そうな稲生に勝てるんですかね?なんか怒った時の力すごいですよ(笑)
あとこの漫画、怒りや感情が昂ぶると突然人間からキツネ顔になるのが心臓に良くないですね
タヌキはそうならないのになぜキツネ陣営はこうも堪え性がないのか・・
あと賢いのとおバカがキレイに分かれすぎている
タヌキはキャラが多い割に戦力が少ない
結局は三人で戦わないとダメなのかな?環や潔は参加しないのかな?
稲生との戦いは最終章が近づいてるっぽいけどまだ屍鬼出てきてないし続くのでしょうね
最初は自分の命すら気にも留めなかった夏羽が今は仲間の命を奪う可能性で躊躇ってしまうなんて成長してますよね
無表情と突飛な発案は相変わらずだけど(笑)
夏羽の新能力が楽しみです

試し読みはこちらからどうぞ
ところで
みなさんは修行で何をパワーアップさせたいですか?

僕は貝割り速度3倍です!(ビシッ)
ではまた次回の新刊で!
1巻からのレビュー、あらすじ紹介(書庫)もあります
気になる方はアクセスしてみてくださいね!
▶怪物事変① 1~6巻(レビュー)
▶怪物事変① 1~11巻(あらすじ)
▶怪物事変 12巻
▶怪物事変 13巻
▶怪物事変 14巻
▶怪物事変 15巻
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