オフサイド①1~8巻(塀内夏子/真人)【漫画レビュー】

オフサイド(1)漫画レビュー
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで読んだ漫画のレビューをします

今回ご紹介するのは「オフサイド①です

オフサイドは1980年代後半に連載された作品で、プロリーグがまだなかった時代にサッカーの最も花形だった高校サッカーを舞台にしています

技術や戦術的に深い内容ではありませんが、短い高校生活の中で苦楽を共にして成長していく姿は高校サッカーならではといえると思います


今回は1年生編(1~8巻)をレビューします

作品概要

主人公の熊谷五郎(くまがやごろう)は身長に恵まれたGKだったがチームには恵まれず中学の三年間は一勝も出来ませんでした

高校こそは勝てるチームに入ろうと神奈川屈指の強豪・横浜南を受験しますが、試験当日の朝に幼なじみの渚が車に轢かれそうになるのを助けて二人とも病院に運ばれ受験することは叶いませんでした

結局五郎は横浜南と土手を挟んだ私立川崎高校へと進学します


川崎のサッカー部は残念ながら部員が11人にも満たない弱小クラブでしたが、素行のせいで進学に失敗した薬丸、佐藤と一緒になりキャプテンの織田は元横浜南のレギュラーで粒は揃ったチームになります

その時点では横浜南の五軍の練習相手も務められない弱さでしたが、三人の加入で一気に戦力が底上げされ打倒・ヨコナンを掲げて突き進んでいきます

温和だが怒ると怖い五郎

五郎はいつもニコニコしている温和な性格です


体格も性格も頼り甲斐がありGKが適任なキャラに見えますが、一旦怒ると手がつけられません

試合してくれないヨコナンに睨みを効かせたり、野内をバカにする薬丸をボコボコにしたり、茅野を煽る為に血塗れの手を振りかざしたりもしました

あ、勝彦にすごいビンタもしましたね

結構手が早いタイプです(笑)


でも、乱暴なキャラではなく筋が通っていない事には絶対に引かない性格なだけなんです

だから時には身体を張って仲間を守ることも躊躇いません


人に優しく自分に厳しく間違った事は認めずきちんと正す

とても責任感の強い人なだけです

宿敵・ヨコナン

川崎と土手を挟んだ場所にある横浜南高校はサッカーの名門校で全国大会の常連です

その為部員も多くなんとサッカー部は五軍まである大所帯です


川崎はいつも五軍の練習試合の相手をしていますが、それでも負けっぱなしでしたが実は五軍に勝てば四軍と試合が出来るという勝ち抜き的な条件があるのです

それを初めて行使したのが五郎達なのですが、そんな口約束を守るわけもなく交渉に行った五郎は鼻で笑われてしまいます


一軍のエース・茅野鷹志(かやのたかし)は攻撃の組み立ても出来るフィニッシャーで得意の右45度からのシュートは威力がありすぎて相手GKの手を傷めてしまうほどです


監督の有本は鬼のように厳しい人で、選手をワンプレーのミスで交代させる上ベンチに戻ると鉄拳制裁が待っています

ダメな選手はどんどん降格させます

泣いてもダメです


そのワンマンぶりのせいで織田はサッカー部を辞めてしまいますが、当時こんな監督は多かったと思います

五郎達の三年間はいわばヨコナンと戦う三年でもあるのです

技術と人間性を兼ね備えた男・織田

超弱小の川崎において唯一のサッカー経験者がキャプテンの織田です

彼は元横浜南のレギュラーなのですが膝を壊し有本監督ともうまくいかずサッカー部をやめてしまいます

そして川崎に来て初心者の太田や馬場にサッカーを教えながらチームを強くしようと努力してきました

面倒見がよく穏やかな性格なのですが、有本監督の前でだけは敵意を隠そうともしません

それだけ確執は根深いものなんでしょうね


名門のエースを張れるほどの男がサッカー未経験者に一から教えるとかなかなか出来るものではないですよね

薬丸と真悟

川崎の前線を支えるのは生粋のストライカーである薬丸テクニシャンなウインガーの真悟のコンビです

サッカー自体上手いのに元々不良なので汚いプレーもちゃんと出来ます(笑)


医者の息子でワガママな薬丸を母子家庭で苦労人気質の真悟が公私共にフォローするのがいつものパターンになっています

五郎がキレた後のフォローも真悟がよくやっています

薬丸は自分が点を取って勝たないと気が済まない性格で、その前向きさがチームに推進力を与えています


二人ともサッカーが上手く顔も悪くないのでモテそうなんですが彼女はいません

男とつるみ過ぎなんでしょうね

絶対王者・静一

この時代、サッカー王国といえば誰もが知っている静岡県です

もうサッカーへの意気込みというかこだわりが他の県とは段違いです


静一のリーダー・暮林はそれを象徴するようなキャラクターです

サッカーへのプライドの塊で、「静岡かそれ以外か」みたいなくらい周りを見下しています

当然、サッカー自体上手いのは言うまでもありませんがそれ以上に特筆すべきは勝利への執念です

常に王者としての結果を求められて来た男は威風堂々としています


更に五郎達と三年間付き合うキャラとして明智と池永がいます


明智は頭脳派ゲームメーカーでブロックサインを多用して試合を組み立てます

かわいそうなのは三年間でかなりキャラが幼くなったことですね(笑)


池永は身体能力に恵まれたGKで1年生にして静一のレギュラーを務めています

プライドがやたら高い割に豆腐メンタルな部分があります


静一も川崎と三年間鎬を削るライバルとして登場します

ちょいまとめ

1年生編は五郎達活躍もさることながら2、3年生の活躍が面白いです

織田、茅野、暮林など堂々とした上級生達がいることで1年生の五郎達が伸び伸びと成長していきます

弱小チームの下克上というテンプレを存分に楽しめるシリーズとなっていますよ

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Luck'o
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全巻の簡単なあらすじを紹介していますよ

参考にして下さいね

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レビューの続きもありますよ~

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