龍と苺 2巻(柳本光晴)【新刊コミックレビュー】※ネタバレありFile0032

龍と苺(2)ヒューマンドラマ
Luck'o
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

今回紹介する新刊コミックは11/18発売の
「龍と苺」2巻(柳本光晴)です

この作品は響~小説家になる方法~で一世を風靡した柳本光晴先生が将棋を題材に取り組んでいる新作です

命を懸けて挑める何かを求めていた14歳の少女が将棋と出会い閉鎖的な構造の将棋界にに風穴を開けようとする闘う将棋漫画です


女性棋士は日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会、フリーの現役、引退、故人を合わせても86名しかいません

将棋人口は620万人、男性の現役プロが160人程度という事を考えると非常に少ないですよね

その男高女低の将棋の世界に苺はどう挑んでいくのか?

こんな人におススメ!

この漫画はこんな人にオススメです!

・将棋が好きな人

・若い天才が古い慣習に挑む姿が好きな人

・手の早い女子高生が好きな人

2巻の見所は
「苺、将棋界の分厚い壁に挑む」です

あらすじ紹介

伊鶴に負けて以来、その敗因と向かい合っていた苺が思い立って出向いた場所は棋聖戦本戦の会場であった


対局が終わるや否や会場に乗り込むと、唖然とする伊鶴とは逆に突然の闖入者に怒りを露わにしたのは対局していた海江田棋王であった

勝手に棋聖戦の会場に入ってきた苺を殴りつけ怒鳴り散らすと、すぐさま苺も海江田をロックオンして反撃しようとするが相手の方が一枚上手で返り討ちに遭ってしまう


そんな苺を嗜めるように伊鶴は言って聞かせる

「10年後、名人の座で待ってる。」


将棋を志す者にとってはこの上ない評価の言葉だったが、苺は10年もいらないと鼻で笑うのであった

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その後も苺が図書室で将棋の雑誌に目を通していると、苺の事を聞きつけた先生が将棋部の部室へと誘ってくれた

そこにいるのはたった唯一の部員・滝沢で彼はプロの棋士を目指して日夜コンピュータとの対極で研鑚を続けていた


滝沢に伊鶴や海江田と戦いたいというと当然の如く失笑されるが、棋士の白黒は対極でつけようと机の上に誘ってきた

痛い目を見たのは苺を舐めてかかっていた滝沢の方で、対策に時間を弄するあまり時間切れになり敗北を認めざるをえなくなってしまう


そこで改めて伊鶴達と戦える手段を聞くと滝沢は「奨励会」や「指導対極」を提案してきたがまどろっこしい方法を嫌う苺がそれを固辞すると怒りに任せまくし立てる彼の言葉の中に一つのヒントが含まれていた

「竜王戦ってのに出る!」

感想

若き天才が暴力的なのと、その世界の大人達が陰険なのは響と共通するものがありますね


この主人公はいちいち短絡的です

自分は才能で相手をねじ伏せるのに、相手に負けるのは納得いかないってかなりワガママなタイプです

それくらい破天荒でないとひっくり返らないくらい将棋界っていうのは閉鎖された場所って事なんでしょうね、多分


でも学習能力は低いけど自分で考える力はかなり強いのは見習わなければいけません


こういうわがままな主人公は周りの常識人に支えられている所が大きいですが、スクールカウンセラーの宮村氏の存在は当然の如く大きいと言えるでしょうね

しかもこのおじいさん、元校長だったんですね

人間力高めなわけだ


伊鶴への最短距離を竜王戦とみなしこれからはトーナメントでの戦いの日々が続いていきます


嫌な大人に暴力振るって捻じ伏せて進んでいく姿が目に見えますが、伊鶴にたどり着く頃には人間的にも成長している事を願ってやみません

luck’o
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試し読みはこちらから↓↓

主な作者関連作品


ところで

みなさんは得意な将棋のゲームはありますか?

Luck'o
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僕は回り将棋です!(ビシッ)

双六みたいで好き

ではまた次回の新刊で!

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