
こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
今回紹介する新刊コミックは11/26発売の
「 准教授・高槻彰良の推察」1巻(相尾灯自/原作・澤村御影)です

この作品は澤村御影先生の同名小説のコミカライズです
ちょっと変わった民俗学者と不思議な能力をもった学生のコンビが有象無象の怪奇現象を解決していく民俗学ミステリー作品となっています
民族伝承なんて謎の宝庫がテーマになっているからいくらでもネタがありそうですよね
その中からいい感じのものをチョイスするのが原作者の腕といった所でしょうか
原作小説も11月に5巻が発売され好調のようなのでコミックもこれに続いてくれるか楽しみですね
こんな人におススメ!
この漫画はこんな人にオススメです!
・ミステリーが好きな人
・民俗学や伝承が好きな人
・イケメン准教授の授業を受けてみたい人
1巻の見所は
「常識のない准教授と常識的な学生の凸凹コンビ誕生」です
あらすじ紹介
大学一年生になった深町尚哉にはある秘密があった
彼は人の嘘が見抜けるのです
正確には嘘を言っている部分だけ言葉が歪んで聞こえるのでそれが嘘だとわかってしまうのでした
一見は人に騙されないいい能力のように聞こえるが、実際の世の中はそこらじゅうが嘘に塗れていてあらゆるノイズが彼の耳に入ってきてしまうのであった
そんな彼がある人物の授業を受けてその講師に興味を持った
その人の名は高槻彰良
学生の間では先日テレビ出演をきっかけにイケメン教授として有名になった人物である
彼の専門は民俗学で会談や都市伝説に深い興味を持っていた
高槻准教授はそういった情報を募るサイトを運営しており、それを聞いた尚哉は自身の子供の頃の体験を投稿してみることにした
それは子供の頃に田舎の祖母の家で体験した不思議な出来事であった
今でもそれは夢か本当の出来事なのか定かではないのだが、その投稿をきっかけに尚哉は高槻准教授と話をする機会を得る事になった
更に尚哉は会話だけではなくアルバイトとして高槻准教授の助手を務める事になったのだが、この教授、、、イケメンで人懐っこいのと異常なまでの記憶力を持っている所までは尊敬対象だったのだが、いかんせん常識にかける部分が多々あった
自分の興味がある話だと相手の気持ちや周りの状況などお構いなしに喜び声のボリュームを上げて行ったり、記憶の良さが邪魔をして方向音痴だったり、鳥が苦手だったりと色々と変わった人間だと知ったのはアルバイトを引き受けて後悔した後であった
そんな凸凹コンビが最初に引き受けたのは幽霊物件の話であった
果たして2人はこの難題を解決することができるのであろうか?
感想
さあ!みんな大好きミステリーものですよ!
怪奇現象に挑むイケメン天然准教授と人の嘘がわかるネクラメガネ学生のコンビに期待が集まりますね(笑)
ちょっと特殊能力を有してはいますが、基本的には一般社会の中で物語は進んでいきます
今の所、謎が多いのは尚哉の方で子供の頃の不思議な体験についてまだまだ秘密がありそうな感じです
でも、謎を解くのに嘘がわかるっているのは地味にチートですよね
将来、警察が弁護士になるんでしょうか
高槻准教授も明るい天然イケメンで怪奇現象へのハンパない探究心と、何かミステリアスな謎が隠れてそうな感じがいいですね
その純真さのおかげで尚哉は高槻との会話では嘘に悩まされずに済んでます
これもこのコンビを形成する上では重要な要素となってきそうです
第1巻はまだ慣らし程度のストーリーですが、これから色々と大きな難事件が出てくる思うととても楽しみです
先に原作を読むとネタバレになってしまうので、どのタイミングで小説を読むか悩ましいところではありますよね

試し読みはこちらから↓↓
ところで
みなさんはミステリーは得意ですか?

僕は答えを先に知りたいせっかちさんです!(ビシッ)
ではまた次回の新刊で!
コメント