キャプテン翼①1~12巻(高橋陽一)【漫画レビュー】

キャプテン翼(1)漫画レビュー
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで読んだ漫画のレビューをします

今回ご紹介するのは「キャプテン翼①小学生編」1~12巻です

キャプテン翼(1)

言わずと知れたジャンプ黄金期を代表するサッカー漫画であり、未だシリーズ連載が続く人気作品でもあります

そう!翼くんの夢はまだ終わっていません!

ワールドカップを手にするその日までは!

というわけで、その歩みのスタートとなった小学生編(1~12巻)をレビューしていきます

あらすじ

静岡県南葛市に引っ越してきたサッカー少年・大空翼

彼は物心ついた時からサッカーボールと友達だった

幼少期には車にはねられた事があったが、一緒に持っていたサッカーボールがクッションになり無傷で済んだエピソードもあるくらいであった

そのサッカー少年がサッカー王国・静岡にやって来てやる事といえば勿論サッカーである

街に出ると犬猿の仲である南葛小サッカー部の石崎修哲小サッカー部の若林が言い争う現場に遭遇する

そこでペナルティエリア外のシュートならどんなボールでも止めてしまう天才キーパー・若林との出会いが翼の運命の歯車を大きく回していく

若林との激闘を終えると、今度は仲間として全国少年サッカー大会の優勝を目指して手を取り合う事になる

少年誌ならではの程よいオーバーな表現

最近のサッカー漫画は色々な知識やルールなどの情報が手に入りやすい事からかなり現実に則った表現が多用されます

しかしキャプテン翼は違います

丘の上から人の家にボールを蹴り込みます(数百メートルありそうな距離を)!

ゴールポストを蹴って空中高く飛び上がります!

もちろん真上にだって3メートルぐらい飛び上がってオーバーヘッドシュートを決めちゃいます!

現実的じゃない

ルールを間違えている

そうかも知れません

しかし、これはサッカーの教本ではなくジャンプのサッカー漫画なのです

だから、それを見るとワクワクします

キャラも絵面にもものすごい勢いと迫力があります

漫画なんだから現実と違っていいんです

その分面白ければいいんです

キャプテン翼はそれを納得させられる作品です

チートは翼でも日向でもない。GKだ!

キーパーが取れないような凄いドライブ回転のシュートを打つ→あります

DFを吹き飛ばしてゴールを決めるあります

ゴールポストを蹴って反対側まで飛ぶありません(笑)

そうこの漫画のチートは若島津達GKなのです

本来GKには絶対に届かない、取れない場所というのがあります

ゴールの四隅がそれに当たるのですが、若島津は脅威の跳躍力で届いてしまいます

GKのみなさん!空手を習いましょう(笑)

難波の中西は腹でシュートを止めます

ボールは跳ね返る事なく中西の腹で止まっています

何の達人⁉︎ハート様か⁉︎

アクロバティックなプレーこそないですが若林のセーブ力も小学生のそれを遥かに超えています

そして彼はセンターサークルから正確なロングシュートが打てます

・・・ええ、GKです

どうしても必殺シュートに目が行きがちですが最高峰の守護神にも注目するとこの作品がなお一層面白くなります

恐るべし三杉淳

小学生×心臓病×サッカー=責任重大

こんな恐ろしい計算式を他の漫画では見た事がありません

(シュートの久保はちょっと近いですが)

しかも容姿端麗でサッカーの天才と来ています

背番号も14ですよ(オランダ代表のヨハン・クライフと同じ番号です)

あれだけサッカーにポジティブな翼くんの心が唯一折れたのがこの三杉との戦いでした

ゲームコントロールが出来て、空中戦も強くて、決定力もある

小学生編では最強のプレイヤーでした

まさに命懸けの死闘は予定調和なサッカー漫画にあって「南葛負ける?」って思うほどでしたね

残念な南葛SC

基本、サッカー漫画の敵チームは11人中7~10人はモブです

対して主人公のチームは半分以上がメインキャラとなっています

南葛SCも例に漏れる事なく翼、岬、来生、井沢、滝、浦辺、高杉、石崎、若林(森崎)と最大9人がメインキャラです

・・・なのにほとんど「戦術翼」になっています

もう少し攻撃にバリエーションがあってもよかったのではないかと思います

しかも、来生は修哲小の点取屋のはずなのに若島津を前にして「俺では無理だ」と言い切りました

もうちょっとがんばろう

DFもシュート打たせすぎです

そりゃあ一試合4~7失点しますよ

せっかく魅力的なキャラ達なのでもっと目立たせても良かったかなと思ってしまいます

キャプテン翼(12)

ちょいまとめ

小学生がメインなので戦術要素は少なめですが、実際の少年サッカー同様に局面がコロコロ変わり得点シーンが多めなのでサッカーを知らない人が見ても楽しめる作品だと思います

更に若林、若島津が揃い踏みした決勝戦なんかは攻撃の迫力はありながらも、中々点が入らない緊迫した展開となりかなり見応えがあります

翼もキャプテンマークを付ける事で最初のお気楽な雰囲気から選手のフォローまで考えるなど精神的な成長も窺えるようになりました

さすが「キャプテン」翼

ロベルトに置いて行かれた失意の中、翼くんは更なる高みを目指して中学生編へと入っていきます

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全巻の簡単なあらすじを紹介していますよ

参考にして下さいね

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