アオアシ① 1~11巻(小林有吾)【既刊レビュー】File0006-02

アオアシ(1)スポーツ
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで読んだ漫画のレビューをします

今回ご紹介するのは「アオアシ①愛媛編~エスペリオンBチーム編」です

今一番アツいサッカー漫画と言っても過言ではないくらいの人気サッカー漫画のアオアシです

その人気の秘密はプロの予備軍と言えるユースチームの現状をリアルに描きながらスピード感のある試合展開と最新の技術、戦術までを作品に落とし込んでいる所と、濃いキャラクター達が織りなす人間ドラマまで面白いとあっては人気が出ない訳がないですよね

そんなアオアシのスタート地点である愛媛編からエスペリオンBチームでの戦い(1~11巻)をレビューしていきます

あらすじ

愛媛の中学生・蒼井葦人は中学最後の公式戦に挑んでいた

チームは葦人が中心となって点を取るスタイルで、強くはないながらも順調に勝ち進んでいたが葦人が相手の挑発に乗ってしまい不用意な退場処分を受けて公式戦は終わりを告げた

そんな落ち込む葦人に試合を見ていた福田が興味本位で声を掛けたことから葦人の運命は一変する

福田の誘いに乗って葦人が降り立ったのは東京

プロチーム・東京シティエスペリオンFCのユースチームでセレクションを受けた葦人はあまりにも自分と違うサッカーエリート達に囲まれながら必死で食らいつき合格を手に入れる

しかし、ユース内部のハードルは更に高くその未熟さを故にAチームのDF・阿久津に目をつけられてしまう

執拗に才能の無さを指摘される葦人だったが、物事をプラスに捉えて色々な物を吸収して成長に繋げていった

技術は拙いながらも自分の能力を徐々に引き出しつつあった葦人だったが、突然のコンバート命令でまたしても奈落に突き落とされてしまうが花たちの助力を得て攻撃も守備もコンプリートする司令塔型サイドバックへの挑戦が始まっていく

まっすぐ純粋なストライカー・蒼井葦人

最初に登場する葦人はとにかくわがままです(笑)

自分がゴールを決めないと気が済まないし、無駄に自信過剰だしその所為でサッカー少年団などでは煙たがられていました

その葦人が最初に変化したのはやはりエスペリオンに入ってからです

自分とは次元の違うエリート達に囲まれて手も足も出ない局面も沢山あり、さぞかし鼻っ柱をへし折られた事でしょう

それでも持ち前のチャレンジ精神でピンチをチャンスに変えて乗り切ってきました

慣れてくると周りも同年代なのでまだビッグマウスを披露する機会もありましたが、流石にサイドバック転向で葦人を支える屋台骨は全てバキバキに折れてしまいました

逆にそれが良かったのか、全てが足りない自分を受け入れ始めると俯瞰視野のスキルも伸び始め新しい殻を破る事に成功しました

気が付けば最底辺だった葦人はAチームに呼ばれるまでの中心選手へと成長していました

プロへの振るい・エスペリオンユース

もし葦人が選んだ進路が高校の強豪校であればまた違ったサッカー観を持ったかも知れません

しかし、ユースチームというのはプロに一番近い代わりに毎日が激しい競争に晒される厳しい登竜門なのです

チームでありながら個を磨き続ける場所だからこそ葦人は自分を追い込む事が出来たし、目の前に一軍でも出場経験のある栗林がいる事で自分の将来も重い描きやすかったのではないかと思います

ただし、生半可な環境ではないですがそれを乗り越えられるメンタルもやはりプロへ駆け上がる為には必要な物だったのでしょう

天才枠・栗林晴久

ユースチームに所属しながら既にプロ出場経験もある天才・栗林

彼の存在は葦人に強烈なインパクトを与えてくれました

才能の上澄みだけを集めたクラブユースチームで更に別格のパフォーマンスを見せる技術は勿論のこと、グラウンドの中に自分の存在全てを置いて来ていると言っても過言ではないサッカーへの向き合い方など葦人に数々の衝撃を与えてくれました

しかも偏食の彼は優秀な栄養士の卵である花にも接触を図って来ます

そう、恋敵です(本当は違うけど)

全てにおいて別次元の男に花まで持って行かれた葦人の心中は尋常では無いくらいに揺れ動きますがまだそれが恋とわからない所が可愛いのです(笑)

阿久津という男の必然

ユースチームのレベルに足りない葦人を事あるごとに目の敵にしてくる男・阿久津

彼との出会いは葦人にとってある意味必然だったのでないかと思ってしまいます

阿久津はフィジカル、戦術理解どちらにも優れるCBですが、性格が壊滅的にねじ曲がっています

自分がプロになる為ならライバルはとことん蹴落とす多分友達がいないタイプの人間です

本当の所は言ってる事は合っている場合も多く不器用な側面が多々ある人なのですが、言われた側はたまったもんじゃありませんよね

あまりに大人気ない行動は福田監督にメッチャ怒られてヘコむ時もあります(笑)

自分の感性での攻撃しか出来ない葦人にとって、規律にしたがいレベルの高い守備が出来る阿久津はどうしても学ばなければいけない相手だったのです

性格以外

薄いロマンス

愛媛から東京に出てきたサッカー少年のサクセスストーリーに足りないものは、ズバリロマンスです

葦人はことロマンスに関してはチャンスがあっても感じる事すら出来ないポンコツです

相手その①は福田監督の義理の妹・花

栄養学の知識があり葦人の食事メニューまで作成してくれる自称・東京での葦人のファン第1号

そこを接点にいい雰囲気の素地はあるのですが全てのパスを葦人がトラップミスしてしまい殆ど関係は進んでいません

相手その②はスポンサー企業の令嬢・杏里

サッカー好きの勉強熱心で将来の目標はサッカー監督という珍しい子です

技術的な事を教えてもらっているうちに、杏里が葦人に興味を抱くようになりますがこれもオフサイドポジションに残りっぱなしでキラーパスを受け取る気すらありません

同年代の大友なんかはモテる男を敵視しているし、朝利は彼女持ちという状況からすると葦人はちょっと奥手を通り越した不感症なのかも知れません(笑)

チャンスモノに出来ない男はストライカー失格ではないでしょうか?

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