
こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは12/11発売の
「新九郎、奔る!」6巻(ゆうきまさみ)です

荏原編もまだ収束するどころか諍いの種がそこかしこに転がっていて地雷だらけの中、進まなければならない新九郎
昔の人はこうやって若い内から沢山の問題にぶち当たって成長してきたんですね
そりゃあ、15歳で大人って言われるわけですよ
下手をすれば命に関わる問題が待ったなしでやってくる展開は、史実とは思えないぐらい物語になっています
新九郎の成長を促すと共に見守りたい気持ちになってしまいます
いよいよ12/24から東京でゆうきまさみ先生の画業40周年展が開かれますね
あ~るから新九郎までの歩みが一度に見れるまたとない機会です
お近くの方はぜひ足を運んでくださいね(誰目線?)
ゆうきまさみ先生の公式Twitterはこちら!→ゆうきまさみスピリッツ公式
ゆうきまさみ展の公式Twitterはこちら!→ゆうきまさみ展公式Twitter
この漫画のジャンルは「歴史」
この巻の見所は「恋に目覚めた新九郎」です
ポイントあらすじ紹介
「盛頼と那須が一触即発!」
荏原に戻った新九郎を待っていたのは盛頼と那須とで境目争いが起こっているという話であった。慌てて盛頼に話を聞きに行き鉾を収めるよう説き伏せるが、争いの根は深く納得してはもらえなかった。翌日は那須が作ったという砦に足を運ぶといきなりつるが矢を射掛けてきた。
「つるの裸に悶々とする新九郎」
砦の取り壊しに同席した新九郎は、現場に近づきすぎて砂埃を被ってしまい近くの川まで顔を洗いに降りていった。すると岩影に人の気配を感じ覗いてみると、そこではつるが水浴びをしている所だった。つるに気づかれ慌てて弁解するがその後も事あるごとに女体が頭をよぎっていくのであった。
「金策に奔る」
盛頼に掃部助が戻ったら家督を継いだ報告を兼ねて酒宴でも開いたらどうかと言われ新九郎は家臣に相談してみる。すると、新九郎の父が酒宴や贈答に金を使いまくっており、伊勢家には驚くほどお金がない事実が明るみになった。これでは酒宴どころでは無いと金策に奔走するのだが結果は芳しくなく・・・。
「新九郎、つるに告白のチャンス⁉︎」
なんとか掃部助や修理亮を招いて酒宴開催に漕ぎつけた新九郎は、腹の底はどうであれ今回の争いに一定の落とし所を見つけようやく胸を撫で下ろす事ができた。宴もたけなわになった頃、つるの姿が見えず屋敷を散策していると馬と語らうつるをようやく見つけることが出来た。折角の二人きりを利用して新九郎は自分の想いをつるに話そうとするが・・・。
感想
戦や政治的駆け引きも面白いですが、新九郎の色恋はもっと面白いです(笑)
ここまで家の政に引っ張り回されてきた新九郎が、荏原に来て家督を継いでちょっと落ち着きが出たかと思ったらこれですもんねぇ
上手くいって欲しいと思うのですが、そう思った通りに行かないのが戦国の世って奴なんでしょうね
今回は総じて領地争い、金策、酒宴とあったにも関わらず上手いこと切り抜けられるようになって来た感じがしますよね
家督を継いだからでは無いのでしょうが、責任が新九郎を落ち着かせているのでしょうか
最初に比べると盛頼とも上手く駆け引きが出来るようになってきているし頼もしくなってきましたね
でも色恋は別ですが(笑)
領主になるには何かと経験値が必要みたいですね

試し読みはこちらから↓↓
ところで
みなさんは仲裁は得意ですか?

僕はどっちもにいい顔して失敗します!(ビシッ)
・・・八方美人・・
ではまた次回の新刊で!
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