クレイジー・キッチン 1巻(ヤミザワ/原作・荻原数馬)【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0060

クレイジー・キッチン(1)ギャグ・コメディ
Luck'o
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは12/25発売の
「クレイジー・キッチン」1巻(ヤミザワ/原作・荻原数馬)です

やる夫スレをご存知ですか?

インターネット掲示板でアスキーアートと文章を組み合わせ物語を展開していくスレ群の事です

この作品は小説家になろうやカクヨムなどよりも古い歴史あるスレから一挙に4作品を小説家する企画「スレ発ラノベ4」の中の一つ、「キッチンやらない0」を原作にしたコミカライズとなっています

原作の荻原数馬先生はカクヨムで「鉄錆びの女王機兵」、やる夫では「迷宮伯爵」などを発表されています

漫画担当のヤミザワ先生はpixivで塵芥yamizawa名義でイラストや漫画を発表されています

興味のある方は是非見てみてください

荻原数馬先生のつぶやきはこちらから!→荻原数馬Twitterリンク

ヤミザワ先生のつぶやきはこっちです!→ヤミザワTwitterリンク

ちなみに他のラノベ4は「朝比奈若葉と○○な彼氏」「君は死ねない灰かぶりの魔女」「アキトはカードを引くようです」です→スレ発ラノベ4公式リンク

この漫画のジャンルは「料理・コメディ」

この巻の見所は「ズバリ!クレイジーな店長」です

ポイントあらすじ紹介

「厨房の神降臨」

お客には色々なタイプがいる

その中でも一番めんどくさいのが同じタイミングで注文したのに自分の料理が遅いとゴネるヤツだ

ウェイトレスの香苗がゴネる客に半ギレ(ダメだけど)で対応していると厨房から現れた神(店主・日野洋二)は客を頭を鷲掴みにして持ち上げる・・

腕力で黙らせた後はもちろん料理の腕で黙らせて神は引っ込んでいった

「思い立ったら・・・」

「焼き鳥って気分だな」閉店間際に厨房でそう呟いた洋二はおもむろに店を閉め(常連1名逃げ遅れ)料理人本能の赴くままに焼き鳥を作り始める

至高の完成品に舌鼓を打っているとアレがない事に気づく

そう、おビール様だ

アルコールの力を得た2人が創り出すものは最早悲劇だけであった

「衝動の行き着くところは・・」

値段は高いが味は大した事ない創作イタリアンでランチを済ませた洋二

後に残るのは虚しさだけ

それも立て続けに4軒

このやりどころの無い不満をぶつけるものを探していた洋二は厨房でハンドミキサーを見つけ・・ケーキを作り出す

自らつくった「でっかいショートケーキ」は溜飲を下げるに相応しい作品だったが、行きすぎた行動は香苗の怒りを買うことになった

感想

表紙の洋二を見ればちゃんとした料理漫画では無いことがわかります(笑)

腕は確かなのにその技術を余す事なく自分が食べるために使いたい料理人が主人公ですが、やはり根っからの料理好きはたくさんの食べる人を巻き込んでいきます

腹が減ったら料理作りながらイライラする、雨の日は客が来なくて大歓迎など料理人らしからぬメンタリティと客の口をピタリを黙らせる料理の技術を備えた洋二のアンバランスさが最高です

でも、やはり作ったものは振る舞いたくなるのが必然です

そうやってファンを増やしていき自分がまた面倒くさくなるサイクルに突入する(笑)

料理が食べたくなるし作りたくなる漫画です

とりあえず焼き鳥とハンバーグで・・

luck’o
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試し読みはこちらから↓↓


ところで

みなさんは料理は得意ですか?

Luck'o
Luck’o

僕はめだ・・卵料理です!(ビシッ)

・・・生でもOK・・

ではまた次回の新刊で!

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