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このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく全巻のあらすじ紹介をします
これを見る事であなたは
・シリーズ全体のあらすじが把握出来ます
・大まかな登場キャラクターがわかります
・買った気になります
・懐かしい気持ちになります
※言うまでもなく多分なネタバレを含んでいます。ストーリーを知りたくない人はブラウザバックをお願いします
今回ご紹介するのは「冬物語」2巻です
この作品は1987年から少年ビッグコミック及びその後継誌のヤングサンデーで連載されました
第33回小学館漫画賞を受賞し、1989年には実写映画化もされています
受験に失敗し彼女にも捨てられドン底の予備校生活をスタートした主人公が、予備校で出会った2人の女の子との日常を通して恋や受験に悩んでいくストーリーのラブコメです
紹介
タイトル |
冬物語 |
作者 |
原秀則 |
巻数 |
全7巻 |
掲載誌 |
ヤングサンデー |
ジャンル |
ラブコメ |
第2巻
刊行日
1988年2月5日
サブタイトル
第10話 なんなんだ、奈緒子
第11話 とまどいの季節
第12話 いきなりKISS
第13話 わかってるけど女のコ
第14話 楽じゃないです、予備校教師
第15話 ひょっとして恋敵(ライバル)
第16話 もしかしてヤキモチ
第17話 今は光だけ
第18話 すれ違う気持ち
第19話 よーするにどっち?
第20話 そろそろ決めなきゃ志望校
主な登場人物(新規・変更)
♡倉橋奈緒子(くらはし なおこ)
私立文系コース、真面目に勉強している雰囲気のない女性
♤オヤジ
私立文系コース、映画好きで予備校をサボって映画ばかり見ている
♤桂(かつら)
光の高校の同級生、ラーメン屋で働きながら劇団員をしている
あらすじ
【光】私立文系コースの緩い空気に驚く
その中で隣り合わせた奈緒子は輪をかけて自由で彼女の奔放な行動に付き合わされてしまう
・奈緒子、オヤジと映画に行った光は勉強をしないオヤジに疑問を投げかけるが、好きなものに没頭するオヤジに対し光は自分が何も目指していない事に気付く
それでも自分を馬鹿にしてくる奈緒子に言い返したくてついしおりへの想いを口に出してしまう
「好きなコがいたからっての・・けっこうカッコ良かったよ!」
・ひかるを心配してしおりが私立文系コースに様子を見にくるが、なぜかその日は奈緒子の機嫌が悪く夜遅くまで買い物に付き合わされ奈緒子に部屋で晩酌に付き合わされる
光をからかう奈緒子の態度に腹を立てると、彼女は素直に謝りキスをしてきた
【しおり】勉強中心の生活で、遊びたがる圭一との雰囲気が悪くなる
・奈緒子は自習中のしおりをお茶に誘い出す
それを見かけた光は慌てて後を追うと奈緒子はしおりに堂々とライバル宣言をしてきた
「あたしは・・・本気(マジ)だからね」
【光】奈緒子と飲んでいると偶然、奈緒子の同級生と鉢合わせ一緒の飲むことになる
その席で奈緒子の元彼の話を聞く
奈緒子の部屋で飲みなおした帰り際、絡みが過ぎたと奈緒子が謝ってくると思わず抱きしめてしまう
そしてそのまま自分からキスをする
【しおり】関係を進めたい圭一と合格までは我慢したしおりとの溝が大きくなり圭一が家を出て行ってしまう
【光】偶然入ったラーメン屋で高校の同級生・桂と再開する
レビュー
もう1人のヒロイン・奈緒子の登場です
清楚で物静かな美人のしおりに対し、奈緒子は奔放で言いたいことは言う自由人です
しかも慶応を狙う頭を持ち、もちろん美人です
光・・・何が気に入らないのか不思議です
そんな高嶺の花のしおりにも危機が訪れつつありました
合格を確定した上で圭一との生活を満喫したいしおりに対し、スキンシップを求めがちな圭一との溝は徐々に大きくなっていきます
彼女が上京して頑張ってるんだから我慢しろよと言いたい所ですが、圭一も21歳ですからねぇ
遊びたくて仕方ないんですよね
奈緒子もそんなしおりを諦めきれないピュアな光に惹かれたのかも知れませんね
光に恋人宣言をした奈緒子、弱々しくもしおりが好きと意思表示する光、圭一しか見えていないしおりとそれぞれのベクトルが違う三角関係?の始まりです
桂も今後光の相談相手としていい味を出してきます

第3巻に続く!
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