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既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「カノジョも彼女」1巻です
紹介
タイトル |
カノジョも彼女 |
作者 |
ヒロユキ |
発売日 |
2020年6月17日 |
掲載誌 |
週刊少年マガジン |
ジャンル |
ラブコメ |
サブタイトル
第1話 それが正しい道じゃなくても
第2話 二股交渉
第3話 アレの問題
第4話 疑惑の夜
第5話 渚の気持ち
第6話 幻滅されたくない
第7話 バレたくないから
第8話 3人の場所
第9話 捨てられたくない
あらすじ
「彼女が出来た矢先に・・・」
向井直也(むかい なおや)は佐木咲(さき さき)に小一から月一で告白し続けようやく高一でOKをもらい付き合う事になった
そんな幸せ絶頂の直也は水瀬渚(みなせ なぎさ)という女の子に突然告白されてしまう
彼女は万全の状態で直也に告白する為に3ヶ月の間、筋トレとジョギングを毎日4時間、料理の練習を毎日8時間続ける努力家でしかも可愛くて咲より巨乳だった
しかし、直也には彼女がいる
だが健気な渚の気持ちを無視することも出来ない
なまじ真面目な直也が2人の女の子と向き合う方法として選んだのは「彼女公認の二股」であった
「二股していいか・・一緒に彼女に聞きに行かないか⁉︎」
「ひとつ屋根の下」
正面突破で咲に二股の許可をもらった(当然怒られたが)直也は、お互いを知り合う為に両親が住んでいない自分の家で3人一緒に暮らそうと提案する
器量がよく謙虚で努力家の渚と足掛け9年思い続けて来た咲を天秤の掛けることが出来ない直也は2人を等しく愛そうとする
しかし直也に好かれていると言う事実以外家事も料理もそしてスタイルまでも渚に負けている咲は段々と不安が増してくる
そして3人の問題はカラダの関係にまで発展する・・・
「(私・・完全に負けてるし・・直也も渚ちゃんに誘惑されたら・・私のことなんてどうでも良くなっちゃうんじゃ・・・)」
「遅れてきた同級生」
驚いた事に直也への告白に3ヶ月の全てを費やした渚はそのせいで学校に行く時間がなく一度も学校に行っていなかった
直也に受け入れられ(二股だけど)ようやく登校した渚は当たり前だがクラスで浮いてしまっていた
それを見過ごせない直也はクラスメイトに二股の事を正直に話そうとして咲の強烈な妨害を受ける(当然だな)
何とか他人のフリを続けようとするが、3人分のお弁当まで作ってくる渚の健気さに咲はせめて一緒にお弁当を隠れて食べられる場所を探そうとするが・・・
直也「オレたち何も悪いことしてないのに⁉︎」
咲「世間体が悪いのよ‼︎」
レビュー
彼女公認の二股ラブコメ
一体誰がこんな事を考えたんでしょう?
あ、ヒロユキ先生ですね
とりあえず登場人物中一番の常識人である咲がかすんで見えるほど直也が変です
そして渚もかなり変です
二股の要因は直也の真面目気質です
彼女はいるが一生懸命に自分を好きになってくれる渚の事も断れない
優柔不断かプライオリティがぶっ壊れているかのどちらか、もしくは両方です
では二人とも愛そう・・ってどっかの皇帝かお前は・・と思ってしまいます
それを受け入れる渚も相当なものですが
彼女も行き過ぎた真面目です
入学式から学校に行かず3ヶ月も直也への告白へのコンディション調整に使っている辺りでわかりますよね
確かに二股はいけない事です
一般的になら二股は不貞の結果でしかありません
しかしこの漫画の二股は相手の行為を受け入れ何も捨てなかった結果のものなのです
我々は二股について考えを改めなければならない時が来たのかも知れません
選ぶのは貧乳か?それとも巨乳か?・・・違う?
問題なのは直也が真面目すぎてまだ選ぶ気配がないということでしょうね
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