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このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく全巻のあらすじ紹介をします
これを見る事であなたは
・シリーズ全体のあらすじが把握出来ます
・大まかな登場キャラクターがわかります
・買った気になります
・懐かしい気持ちになります
※言うまでもなく多分なネタバレを含んでいます。ストーリーを知りたくない人はブラウザバックをお願いします
今回ご紹介するのは「冬物語」6巻です
この作品は1987年から少年ビッグコミック及びその後継誌のヤングサンデーで連載されました
第33回小学館漫画賞を受賞し、1989年には実写映画化もされています
受験に失敗し彼女にも捨てられドン底の予備校生活をスタートした主人公が、予備校で出会った2人の女の子との日常を通して恋や受験に悩んでいくストーリーのラブコメです
紹介
タイトル |
冬物語 |
作者 |
原秀則 |
巻数 |
全7巻 |
掲載誌 |
ヤングサンデー |
ジャンル |
ラブコメ |
第6巻
刊行日
1990年1月5日
サブタイトル
第55話 しおり+奈緒子=・・?
第56話 アブナイ迷教授
第57話 東大受けるよ!
第58話 突然のさよなら
第59話 ドジ女子高生登場
第60話 奈緒子はどこへ?
第61話 今はわからない・・
第62話 喫茶店の窓から
第63話 ずっと前から・・
第64話 淳と奈緒子と原宿で
第65話 たちつくす舗道
第66話 ドン底受験生
第67話 光くんがいたから
主な登場人物(新規・変更)
♡佐々木良子(ささき りょうこ)
高校生、かなりのドジ子
あらすじ
・平手打ちから一夜明け、奈緒子はしおりを誘って専門学校の体験入学回りをする
そこでしおりは初めて奈緒子が慶応医学部を蹴ったこと、自分の手に職をつける努力をしている事を知る
学校回りはそんあ奈緒子なりの謝罪だと理解したしおりは仲直りして翌日も一緒に学校回りをする
・光は酒の勢いで桂とオヤジにしおりの良さを力説し、もう一度東大を受けると宣言する
その言葉は後からやってきた奈緒子の耳にも入っていた
奈緒子はその日、飲み屋の梯子に付いていかず光達と別れる
「(さよなら・・・光くん・・)」
【光】町で偶然しおりに会う
参考書を見たしおりに勢いで東大を受ける事になったと話すが、彼女は今圭一と一緒に住んでいるとハッキリと伝えてきた
【奈緒子】部屋を引き払う
手紙を残して光の前からいなくなってしまう
「光くんへ
突然だけど引っ越すことになりました
だまっててごめんね
光くんのことだから心配してくれる・・と思うけどあたしはだいじょうぶだから・・
受験がんばって下さい
東大ちゃんと受けてください(約束だぞ)
好きなコといっしょの大学受けるってことステキだよ
んじゃ・・バイバイ
奈緒子」
・秋季公開模試を受けた光は会場で良子と一緒になり彼女のドジに振り回されてしまう
【光】奈緒子の居場所を尋ねてきた淳と一緒に由紀の元を訪れるが、奈緒子の気持ちを裏切った光にだけは所在を教えないと言われてしまう
【奈緒子】友人の元でスタイリストのアシスタントとして働き始める
・街で会ったしおりは心ここにあらずであった
その原因は北海道の母親が圭一と同棲している事を知って連れ戻しに来たのである
良子と一緒に喫茶店で話を聞く光は窓越しに奈緒子の姿を認めるが席を離れることは出来なかった
【光】しおりを連れ戻しにきた母に偶然会う
彼女には圭一が必要だと説得を試みるが、しおりも同じことを言ったと聞きそのピエロぶりが自分で情けなくなってしまう
「まいったな・・まるでピエロ・・いやピエロにもなってないか・・」
【淳】原宿で張り込み続けて奈緒子を発見し、駅前で公然と彼女にキスをする
【光】街で見つけた奈緒子の横には淳の姿があった
模試の結果も芳しくなくただひたすら落ち込んでいくだけだった
・光を心配したしおりが様子を見にくる
それでも光の心は塞がったままだった
レビュー
奈緒子そっちのけでしおりを追いかけていたら愛想も尽かされますよね
奈緒子には怒られたけどそもそもしおりだって断り続けてるわけだし・・やっぱり光が悪いですよね
光は想う気持ちはあるけどそれ以上の行動がイマイチ足りないですよね
恋愛も勉強も・・
しおりは追いかけたいけど奈緒子には甘える、八千代に行きたくないけどそこまで熱心に勉強をするわけでもない
その光と対照的なのは他の男2人です
圭一は一度は自分からしおりに別れを切り出しますが、試験後に自分で連絡を入れ東大に落ちたしおりをサポートします
再び付き合いだすと別れの原因になった肉体関係は自制ししおりを苦しめないよう配慮していました
淳は高校生だけど恋愛経験豊富(?)な所と人懐っこい性格で奈緒子に積極的なアプローチを続けていきます
彼氏持ちにアプローチする是非は置いといて(笑)奈緒子がいなくなった後も原宿に通い続けて見つけるまで探していました
6巻にして彼女なし、学校なしのスタート地点に戻ってしまいました
年齢だけは2つ重ねましたが・・・
さあ、このまま光は落ちていってしまうのか
次巻、最終巻です

第7巻に続く!
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