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このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく全巻のあらすじ紹介をします
これを見る事であなたは
・シリーズ全体のあらすじが把握出来ます
・大まかな登場キャラクターがわかります
・買った気になります
・懐かしい気持ちになります
※言うまでもなく多分なネタバレを含んでいます。ストーリーを知りたくない人はブラウザバックをお願いします
今回ご紹介するのは「電影少女」1巻です
簡単な内容紹介
電影少女は桂正和先生の代表作のひとつで1989年から1992年まで週刊少年ジャンプで連載されました
内容はあい編と恋編に分かれますが一般的に有名なのはあい編かなと思います
コミック作品にとどまらず映画(1991)、ドラマ(2018)、OVA(1992)、ゲーム(1999)など幅広いメディアで取り扱われ今でもファンは多い作品です
紹介
タイトル |
電影少女 |
作者 |
桂正和 |
巻数 |
全15巻 |
掲載誌 |
週刊少年ジャンプ |
ジャンル |
SF、恋愛 |
第1巻

刊行日
1990年7月15日
サブタイトル
CHAPTER1 心の距離
CHAPTER2 なにしようか?
CHAPTER3 おっぱい
CHAPTER4 お世話になってるあの人に
CHAPTER5 ヨータがくれた服を着て初めてデートした記念日
CHAPTER6 告白Part①
CHAPTER7 告白Part②
CHAPTER8 よみがえる夢
主な登場人物(新規・変更)
♤弄内洋太(もてうち ようた)
16歳、あだ名は「もてないようだ」、父子家庭、父はデザイナーで家を留守にしがち、マニュアルに固執するタイプ
♤新舞貴志(にいまい たかし)
洋太の親友、モテモテ男
♡もえみ
洋太のクラスメイト、貴志の事が好き
♡天野あい(あまの あい)
なぐさめてあげる事が目的のビデオガール
♤老人
ビデオショップGOKURAKUの店主
あらすじ
・冬休みの最終日、洋太は大好きなもえみに告白しようとするが彼女が好きなのは親友の貴志だと知り失恋してしまう
【洋太】帰り道に何気なく入ったレンタルショップ「GOKURAKU」で天野あいという女の子のビデオを借りる
店主の老人にはその店は純粋な心がないと入れない店だと言われる
・帰ってビデオを再生すると画面からあいが飛び出してくる
【あい】デッキが故障していた為、性格が男っぽく胸も小さくなってしまう
料理も下手
「おまえのいいとこひとつめーっけ」
・あいの再生期間は3ヶ月でその間行動を共にしてくれることになる
知り合いには妹設定で通す
・告白こそ出来なかったが、その日以来洋太ともえみの仲は秘密を共有する友達まで近づいていく
洋太の家まで料理を作りに来てくれたり少しは可能性があるように感じた
「あたし・・弄内くんの事好きになってればよかったのになァ」
・洋太に貴志への誕生日プレゼントの相談をするもえみとそれを応援する洋太
そんな2人を見た貴志は洋太の恋愛が上手くいっていると勘違いしてしまう
【もえみ】洋太が好きだと貴志に思われていると知り、貴志に思い切って告白する
【貴志】洋太の気持ちを汲んで、もえみの告白を断らず一旦保留にする
【洋太】もえみの告白を見守り、自分の恋が終わったと自覚する
4日学校を休むが、かねてから興味があった絵本作りに没頭する
・再生しっぱなしのビデオデッキが熱を持ち始め、ビデオテープとリンクしているあいも発熱に襲われる
レビュー
有名な作品なのでご存知の方も多いと思います
昔を思い出しながら見てもらえれば幸いです
立ち上がりは(洋太→もえみ→貴志→洋太を応援)の三角関係から始まります
とはいってもまだ洋太ももえみも完全な片想い状態です
洋太はベタベタなマニュアル人間でファッションや恋愛の攻略法も全て流行りの雑誌からの引用です
ある意味テンプレ人間の洋太にアドバイスを送りつつ応援している貴志はイケメンでバンドも組んでいて洋太とは比べ物にならないモテモテ男なのです
でも女性にあまり興味がなく積極的に恋愛もしません
物語の導入部で洋太は寝ぼけてビデオデッキの乗った棚を落としてしまいます
そのせいで調子の悪いビデオから出てきたあいは本来の優しく慰めるキャラとは程遠いガサツな女の子になっていました
しかも自慢のおっぱいまで小さくなって本人は散々なのですが、持ち前の明るさは失恋した洋太を元気付けてくれます
怪我の功名でもえみとの距離は近づきますが、彼女が好きな相手が親友なので上手くいって欲しい気持ちと自分の恋心との間で葛藤が生まれてしまいます
そこにあいがどう絡んでいくのか?
今見直すとジャンプの割に結構大人な恋愛ものだと気付かされました
当時はちょっと(だいぶ)エッチな漫画という印象でしたが(笑)

試し読みはこちらで↓↓↓

第2巻に続く!
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