
こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは1/15発売の
「獣の六番」2巻(永椎晃平)です

人の心から生まれる怪物・耄霊とそれを退治するための組織TRIM1に所属する女性と何故か耄霊の力を持った青年との正統派・バトルアクション第2巻です
今回はTR1Mの対局にいる敵組織の一端が見えてきます
そしてTR1M側も実力トップクラスの整伐師が登場しストーリーは広がりを見せていきます
「シャングリラ・フロンティア」「魔女に捧げるトリック」など新しくマガジンを背負うバトルアクション連載陣として活躍が期待される本作です
ストーリーにベースは大きそうなので軌道に乗れば長期連載を期待できる作品です
まだトトノの秘密やニカが追う耄霊についても明らかになっていないのでこの先の展開でグイグイ引っ張っていって欲しいものです
永椎晃平先生のつぶやきはこちらから!→Twitterリンク
この漫画のジャンルは「バトル・妖怪」
この巻の見所は「ニカの能力の成長・トトノの心の成長」です
ポイントあらすじ紹介
「右腕を封じても止まらぬ心」
耄霊と化した結城先生に襲いかかるTR1M一級整伐師・巻
初撃こそ許したが彼の伐器・抜鋏は並の整伐師の実力を大きく超えるものであった
このままでは耄霊は倒せるが同化している結城先生のダメージも大きくなると聞いたトトノは後先考えず戦場へと飛び出してしまう
慌てて後を追うニカに作戦を託して、トトノは耄霊と巻を一度に相手し始める
「こんなことでなりたい自分を諦めていいのかよ⁉︎」
「見えてきた敵組織」
ある会議室の一室で行われた商店街の会議
それはどこにでもある風景のように見えたが、議題に上がったのはせっかく作った耄霊を退治する整伐師についてだった
弥櫛沢商工会
ここに集まったのは一見普通の商店主達だったが、TR1Mが血眼になって探す人間を耄霊化させる力を持った集団であった
そこに参加していた少女・生噛いくるがニカ達の前に現れ、両親を亡くした少年から耄霊を呼び覚まそうとする・・
「生きる目的」
言葉を喋る耄霊
それはかつてニカの両親を殺した仇であり、ニカが強くなりたい目的の先にある獲物でもあった
いくるの隣に立つ耄霊が言葉を話した途端、ニカはトトノが止める間も無く相手に斬りかかっていく
しかし、純然たる実力差で追い込まれてしまいピンチに陥るとトトノはらしくないニカをたしなめて言葉を喋る耄霊へと右腕を振りかざす!
「あいつを殺すためだけに・・・私は・・‼︎」
感想
2巻になってストーリー概要が少し見えてきましたね
TR1Mvs弥櫛沢商店街・・・ちょっとカッコ悪い(笑)
スケール感はさておき敵の本拠地を担当しているニカとそこに住むトトノは必然的に巻き込まれていくわけですね
巻き込まれといえば・・、巻はトトノに活躍の場を奪われてちょっと残念な展開でしたね
このまま中クラスで終わってしまうのか気になるところです
バトルシーンはカッコいいのですが、周りへの被害が甚大過ぎませんか?
戦うたびに校舎ぶっ壊れるし、墓地がボコボコになるし結界的な何かを取り入れた方が良かったのでは無いかと勝手に心配してしまいます
だって敵味方共に更に上級の戦士が控えているってことは、戦い終わった頃には弥櫛沢市は更地になっているような気がしてなりません(笑)
あとは戦闘力凡才のニカがどれだけレベルアップ出来るのかも見ものです
個人的には強大な力を手に入れるよりは弱いなりに工夫して戦う方がニカらしいと思うのですが。
3巻は更なるバトルモードが期待できる展開なので今から楽しみです

試し読みはこちらから↓↓
主な作者関連作品
- 「放課後ソードクラブ」講談社・全3巻
- 「星野、目をつぶって。」講談社・全13巻
ところで
みなさんは喋る動物はアリですか?

僕は大アリです!(ビシッ)
・・・自己肯定・・
ではまた次回の新刊で!
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