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このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく全巻のあらすじ紹介をします
これを見る事であなたは
・シリーズ全体のあらすじが把握出来ます
・大まかな登場キャラクターがわかります
・買った気になります
・懐かしい気持ちになります
※言うまでもなく多分なネタバレを含んでいます。ストーリーを知りたくない人はブラウザバックをお願いします
今回ご紹介するのは「電影少女」5巻です
簡単な内容紹介
電影少女は桂正和先生の代表作のひとつで1989年から1992年まで週刊少年ジャンプで連載されました
内容はあい編と恋編に分かれますが一般的に有名なのはあい編かなと思います
コミック作品にとどまらず映画(1991)、ドラマ(2018)、OVA(1992)、ゲーム(1999)など幅広いメディアで取り扱われ今でもファンは多い作品です
紹介
タイトル |
電影少女 |
作者 |
桂正和 |
巻数 |
全15巻 |
掲載誌 |
週刊少年ジャンプ |
ジャンル |
SF、恋愛 |
第5巻

刊行日
1991年3月15日
サブタイトル
CHAPTER37 VIDEO・GIRL・MAI
CHAPTER38 愛
CHAPTER39 あわないね
CHAPTER40 うらはら
CHAPTER41 昔のように
CHAPTER42 すべり台
CHAPTER43 すれちがい・・
CHAPTER44 まよい
CHAPTER45 わすれられる?
主な登場人物(新規・変更)
なし
あらすじ
・キスをせがむ事でもえみは洋太を試したが、女性に誠実ないつもの洋太を確認すると洋太と伸子の間に入って関係を取り持ってくれた
【あい】まいが出現する所を目撃し、自分がビデオガールだというローレックの言葉を信じる
家に帰り老人に自分の出自を質問する
「オレ テレビから生まれたんだろ ビデオガールなんだろ」
【松井】まいの虜になってしまい、彼女に固執して目を離すことすら出来ず1週間飲まず食わずで視聴覚室に閉じこもる
本来GOKURAKUに入る資格のない松井にとってビデオガールは扱いきれないものであった
・ローレックに薬を飲まされ瀕死の状態で見つかった松井は自殺未遂をしたと取られそのまま病院に搬送される
伸子は自分がフった事に責任を感じ看病を申し出るが、そのせいで洋太との夏休みの計画が破綻してしまいまたしても関係は悪化していく
【あい】自宅アパートでまいの襲撃にあう
老人が戻るとあいの磁力を帯びた十字架でまいを撃退する
・アパートに居られなくなった老人はあいを洋太に預ける
その時に老人が消されるあいを助けようとして2人ともGOKURAKUから追い出された事や、その時のショックであいが記憶を無くした事を聞く
そして以前とはまた違った形で2人の共同生活が始まる
・未だ伸子とすれ違いの洋太はあいと一緒にプールに出かける
偶然間が悪く伸子も友達とプールにきており3人で鉢合わせてしまう
あいが2人で話す機会を作ってくれるが大人対応を心がける洋太ともっと束縛して欲しい伸子との間で溝は更に大きくなる
【洋太・あい・もえみ・貴志】泊まりで海に出かける
【洋太】自宅の留守電を確認すると、伸子から16件のメッセージが入っていた
色々な気持ちが入り混ざるメッセージの最後には5時に井ノ頭公園で待つと入っていたが、既に6時を過ぎ旅館からではとても間に合わないがそれでも向かうのであった
レビュー
5巻です
新しいビデオガール・まいの登場です
今回のビデオガールはなぜか高い戦闘能力まで有しています
きっとローレックが基本設定しているんでしょう
なかなかにイヤな奴
そのせいで松井がちょっとかわいそうな事になりますが、それがまた波乱の始まりでした
折角一度は塞がりかけた洋太と伸子のヒビが見る見る内にまた大きくなってしまいます
すれ違いを続けた上に他の女とプールに行ってたらそりゃあ見限られますわ(笑)
この2人の場合は同学年ながら1コ歳の差がある事もマイナスに作用してしまいました
ちょっと彼女がワガママ言っても落ち着いた態度を取ろうとする洋太に対し、伸子はその大人対応が冷たく感じられてしまいます
結果論で言えば洋太はもっと彼氏ヅラするべきでしたね
恋愛偏差値の低さがここに来て仇となります
それとは別に洋太とあいの距離が縮まらない事も彼が他の恋に集中できない要因になってしまっています
どちらかが諦めるとどちらかが求めるバランスの悪い天秤になっちゃってます
更に貴志ともえみまで関係悪化して正常な恋愛関係が無くなってしまっており、それぞれが他の誰かの優しさに頼ってしまう(特に洋太に)のもいけない所です
もっとそれぞれしっかり相手に向き合えば良さそうなものですがその辺がアオハルの恋でしょうか
さぁ、このまま全てバラバラになってしまうのか?

試し読みはこちらで↓↓↓

気になる所で第6巻に続く!
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