それでも歩は寄せてくる 2巻(山本崇一朗)【既刊あらすじ&レビュー】File0012-02 ※一部ネタバレあり

それでも歩は寄せてくる(2)恋愛
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こんにちはLuck’oです!

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします

既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです

※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください

今回ご紹介するのは「それでも歩は寄せてくる」2巻です

からかい上手の高木さん」の作者が次に放つのは将棋上手の先輩に想いを寄せる高校生の淡くも頑なな青春ラブコメであります

次にくるマンガ大賞2020コミックス部門第3位、そして2022年にはアニメ化も決定している期待作です

紹介

タイトル
 それでも歩は寄せてくる 
作者
 山本崇一朗 
発売日
2019年10月4日
掲載誌
週刊少年マガジン
ジャンル
ラブコメ、将棋

サブタイトル

第15局~第28局

あらすじ

「体力勝負なら負けない」

部室でテスト勉強に精を出す歩を上から目線でからかう成績優秀なうるし

しかし、歩は元剣道部で有名な選手だったようでスポーツには自身があり短距離走勝負を提案してきた

テスト終了後、部室までの廊下で再びかけっこ勝負を挑んできた歩にうるしはハンデをもらって受けて立つ事にする

走り始めるとそのハンデは見る見るうちに無かったことになり、慌てたうるしは足をもつれさせてしまう

すると、歩はうるしを抱きしめる形で一緒に転んでしまい・・・

「だからなんで対抗心燃やすんだ」

「先輩の面目もなく・・・」

体育祭で八面六臂の活躍を見せる歩とは逆で、うるしは運動が苦手な為完全にお荷物扱いであった

そんな2人をうるしの友達のマキがからかいに来る

2人の雰囲気を察したマキがわざと体調不良を訴え、代役として歩がうるしと二人三脚に参加する事になってしまう

ゼロ距離に戸惑ううるしと相変わらず無表情の歩のレースがはじまるが・・・

「初めての・・共同作業ってやつだな」

「歩の落とし所」

うるしが喜ぶなら部員を増やす手伝いをしたいが2人の邪魔はされたくない

そんな歩が選んだのは幼なじみの角竜タケルを幽霊部員にする事だった

しかし、男気に溢れるタケルは幽霊部員とはいえ挨拶するのが筋と部室にやってくるとうるしと話がてら対局することになる

2人の盛り上がりを他所に隣で1人ポータブル将棋指す歩の心には黒い雲がかかっていた

「センパイ・・少し褒めすぎてませんでしたか」

レビュー

2巻です

今回は運動会をベースにストーリーが進んでいきます

部室では将棋の技量によって動かしようのない上下関係でしたが、一歩部室を出ると歩は運動神経抜群の男の子でした

剣道では有名人みたいですが、要するに歩は将棋×勉強×運動◎ですね

で、うるしは逆パターンです

いくらでもチャンスがあるのに将棋に勝たないと告白しないという縛りはかなり強力に効いてますね

それに合わせて歩のストイックな性格では正直将棋に勝ってもちゃんと告白できるのか心配になって来ますね

今回は主要キャラクターが2人追加になります

1人は角竜タケル

歩の親友で幼なじみです

質実剛健の歩に対し、同じ体育会系で猪突猛進タイプです

思考も単純で歩と同じようにそんなに考えているタイプではありませんね(笑)

もう1人は桜子で、こちらは2人の共通の友人で催眠術の使い手です

5円玉を糸でぶら下げるオーソドックスなものですが、単純なタケルはいつもあっさりかかってしまいます

タケルの制御用にも活用されているので何かと役に立っています

こちらはタケルが桜子を想い続けていますが、一見脈薄そうにしている桜子ですが要所要所でツボは押さえているので彼女もタケルの事が好きそうです

こっちの進展も気になる所ですが、歩は告白してから付き合う気満々なのでそれ以外の距離が縮まるポイントがスルーされていくのが残念です

これって長く続けばうるしの生殺しになるんじゃないんですかね?


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