運命の赤い糸が見える青年が意中の女性の赤い糸を手繰り寄せようと奮闘するちょっと不思議なラブストーリー
タイトル |
運命を信じない彼が言うには(1) |
作者 |
おむ・ザ・ライス |
出版社・掲載誌 |
KADOKAWA・ピクシブシルフ |
刊行日 |
2020年6月22日 |
ジャンル |
恋愛 |

インデックス
- 第1話
- 第2話
- 第3話
- 第4話
- 第5話
- 描き下ろし
- 登場人物紹介
- あとがき
主な登場人物
♤藤航介(ふじ こうすけ)
26歳、営業職でゆかに片思いしている
♡長谷川ゆか(はせがわ ゆか)
26歳、藤と同じゼミ出身、運命の相手を探し求めている
♤石田勇輝(いしだ ゆうき)
藤の会社の先輩、超イケメン
♡安倉幸帆(やすくら ゆきほ)
ゆかの同僚
あらすじ
「運命の赤い糸」が見える藤は同じゼミ出身のゆかに思いをよせて早3年になるが、自分の糸の先がゆかに繋がっているのかはわからないまま社会人になり飲み友達としての日々を重ねていた。ゆかの小指からつながる糸をどうすれば手繰り寄せられるのか?結婚適齢期を迎える男女のちょっともどかしいラブストーリー!
ポイント紹介
運命の赤い糸が見える男
主人公の藤はある日から自分の小指に結ばれている赤い糸が見えるようになった。しかし、その先が誰に繋がっているかはわからないままであったが、願わくば片思いして3年になるゆかの小指に繋がっていればいいと思うが、違ったとしても運命を信じなければいいだけであった。
白馬の王子様を待つアラサー予備軍女子
藤の友人のゆかは昔から白馬の王子様の存在を信じていてそのせいで年齢=彼氏いない歴を更新し続けていた。飲み友達として程よい距離感が出来ている藤もみだりにその関係を壊す勇気がなく今日もダラダラ飲み友達としての夜が始まるのであった。
占いが転機?
ゆかによく当たると評判の占いに誘われた藤はお互い独り者として占ってもらう事になるが、元々占いなど信じていなかった藤にドンピシャなアドバイスを与えてくれた上、ゆかの運命の人の特徴がよく考えると藤に被る項目が多く後押しになるかと思ったが・・・。
見えた赤い糸の繋がる先は・・
ゆかに避けられていた藤は先輩の石田に相談して複数での飲みに誘うと、ゆかも幸帆を連れて2対2の飲み会を開く事で合意する。ようやく会えたゆかは今までと何ら変わらない雰囲気で安心した藤はやっと運が向いてきたとゆかの赤い糸を確認すると・・・。
名セリフ3選
①『運命の赤い糸で結ばれた二人は必ず巡り合うようになっているのだろうか?いつになったら出会える?それとももう出会ってる?必ず出会えると信じて待つべきなのか。もしも死ぬまでに出会わなかったら?それって運命って言える?』
ゆかが飲み屋でなかなか来ない自分の運命の人についてぼやいた言葉。直後、藤の冷たい視線と言葉がゆかに刺さる事となる。
②『運命なんて・・「運命だから仕方ない」って諦める時しかつかわねぇよ』
出会いは運命だと豪語するゆかに藤が言った言葉。小指の赤い糸に頼らず努力でゆかと付き合いたい藤の心底からの言葉。
③『好きになった人が運命の相手ってことでいいじゃないですか』
藤に対して気まずいとこぼすゆかに幸帆が言った言葉。本来の恋愛感情こうあってしかるべき。賛成。
「運命を信じない彼が言うには」1巻まで
主な作者関連作品
- 「ワケあり物件にワケあり。」リブレ・全3巻
- 「愛を語るなら密やかに」リブレ・既刊2巻
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