
こんにちはLuck’oです!
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします
既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「さよなら私のクラマー」5巻です
概要
”インターハイ埼玉県予選決勝トーナメント1回戦。試合に入り込んだ恩田希は、その潜在能力を発揮し始め、浦和ゴールに迫る。だが、ゴールに迫った直後‥浦和の安達太良アリスのカウンターを喰らい失点してしまう。1-0で残り時間僅か・・誰一人闘志衰えず進むワラビーズに、ゴールは生まれるのか!?”
Amazonより抜粋
作品情報
タイトル |
さよなら私のクラマー |
作者 |
新川直司 |
発売日 |
2018年2月16日 |
掲載誌 |
月刊少年マガジン |
ジャンル |
サッカー |

サブタイトル
- 16.夢見る女の子
- 17.選択と野心
- 18.異心同心
- 19.根幹をなすもの
主な登場人物(新規・変更)
なし
あらすじ
「二つのフェイク」
試合終盤になって浦和邦成に先制を許してしまったワラビーズは同点に向けて顔を上げるが、キックオフ早々の天馬のチャージが浦和イレブンの気の緩みを引き締めた
更に浦和邦成の前線にいる長身の安達太良と天馬はそれぞれの本当のポジションを隠し持っていた。ボールが収まらないターゲットマンだった安達太良はサイドを自由に駆け回るフリーマンとしての仕事が主戦場であり、サイドで大人しくしていた天馬は前線でパス供給も出来るゴールゲッター「フェルソ・ヌエべ(偽9番)」であった
「安達太良こそ突然変異で生まれた日本サッカーの可能性 日本サッカーの未来だ」
「楽しむのは是か?非か?」
試合を楽しむ事に重きを置いている恩田は、浦和邦成の桐島の日本女子サッカー界を背負おうという責任感に理解が及ばなかった
それを聞いた深津は女子サッカーの歴史がそれを言わせる不憫さを感じながらも、彼なりの女子サッカーへの提言で恩田の気持ちに応えてくれた
満を持して臨んだ県大会一回戦で敗れてしまったワラビーズ
田勢は自分たちは頑張っても強くなれないのでは無いかと肩を落とすが、試合翌日からグラウンドの集まり練習に取り組む恩田や周防達を見て再び戦う気持ちを燃やすのであった
「私達は強くなる」
「女帝墜つ」
ワラビーズの脱落をよそに高校総体は関東予選へと舞台を移していた
優勝候補筆頭は1年生10番・井藤を擁する久乃木学園だった
しかし、その予想を覆す事態が起きる
千葉の栄泉船橋が後半に試合をひっくり返して高校二強の勢力図を書き換えようとしていた
県大会敗退で出来た時間を利用してワラビーズはJKFBインターリーグに参加を決める
関東近郊の高校を対象としたリーグ戦であったが、近年は強豪校のBチームが参加する大会となっていた。その中には高校二強の一角・興蓮館高校も名を連ねていた
「半年で1位2位とやるの?嘘でしょおーーー」
レビュー
5巻です
いやー現実は厳しい
まるでJ1優勝候補とJ2から上がってきたチームの開幕戦を見ているような試合でした
一見それ程の実力差はないし、試合展開も拮抗してるんです
でもそのベースには計り知れない自力の差があるんですよね
いうなればワラビーズの全力に対し浦和はリミット上限の全力なんですよね
別に浦和が手を抜いているとかナメてるとかじゃなくて長い戦いの入りとしては当然なんですよ
それくらい立場も実力も開きがあるという事です
それは一番試合をした本人達がよく分かっているでしょう
それでも戦う意欲を落とさないジョシコーセーに拍手を送りたいですね
更に新しい敵までチラ見させられるとこれからの展開に期待しないわけにはいかなですよね~
能見も言ってますが個人としての力は地方予選負けレベルじゃないのでこれからどんな戦術を落とし込んでいくかにかかってますね
そろそろクマの出番なのか⁉︎
なんか彼も過去に色々あった感じはしますが・・・
6巻からは新しくJKFBリーグへと戦いの場を移していきます

試し読みはこちらから↓↓
主な作者関連作品
- 「冷たい校舎の時は止まる(原作・辻村深月)」講談社・全4巻
- 「さよならフットボール」講談社・全2巻
- 「四月は君の嘘」講談社・全11巻

6巻へ続く!
コメント