
こんにちは Luck’oです
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします
いい作品が見つかれば幸いです
※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします
今回紹介する新刊コミックは3/9発売の
「僕たちは繁殖をやめた」1巻(さおとめやぎ)です

概要
”生き別れの“兄妹”は運命的に再会する。
ただの男女として──。
決して結ばれてはならない二人が織りなす
禁断純愛ラブストーリー!!
映画制作に熱中する大学3年生の百足心が出会ったのは、女優かと見間違うほどの美人・大迫瞳。彼女はなんと心が通う大学の新入生だった。心の脚本に惚れ込んだ彼女は、心と同じ映画研究会に所属し次第に惹かれ合っていく。だが、二人は知る由もなかった。恋に落ちた相手が、血の繋がった“兄妹”であるということを──。許されざる恋が始まる。”
作品情報
タイトル |
僕たちは繁殖をやめた |
作者 |
さおとめやぎ |
発売日 |
2021年3月9日 |
掲載誌 |
マガジンポケット |
ジャンル |
ラブコメ |
サブタイトル
第1話 僕たちは出会ってしまった
第2話 禁断の愛
第3話 生き別れの妹
第4話 僕たちの家庭事情
第5話 合宿
第6話 告白
第7話 運命の二人
主な登場人物(新規・更新)
♤百足心(ももたり しん)
大学3年生、映画研究会所属、脚本家志望
♤百足孝太郎(ももたり こうたろう)
心の父、売れっ子の小説家
♡大迫瞳(おおさこ ひとみ)
大学1年生、モデルと見紛う美人
♤黒沢明訓(くろさわ あきのり)
映画研究会代表、通称・巨匠
♡銭丸エリ(ぜにまる えり)
映画研究会新入生、金の亡者
♡大迫梢(おおさこ こずえ)
瞳の母、性に直球なタイプ
ポイント紹介
「何かが起こる大学3年の春」
百足心は大学3年生で映画研究会に所属する脚本家志望だが残念ながら納得のいく脚本を書けた事はなかった
そんな心が街の歩道橋でイメージカットを撮っていると後ろにいた女性が視界に入る
女優と言っても過言ではないビジュアルを見て思わず動画のフレームに入れてしまうと直後に彼女と目が合ってしまう
これはヤバいと踵を返す心だったが時既に遅く階段で女性の飛び蹴りが心に炸裂してしまう・・・
「まだ見ぬ妹」
歩道橋で会った女性・大迫瞳は心が通う音羽大学の新入生だった
蹴りを食らった縁(?)からから仲良くなり彼女は映画研究会に入会してくれた
これまでの人生にない幸運に有頂天の心に父・孝太郎から信じられない事実を聞かされる
心には孝太郎と前妻との間にできた2才年下の妹がおり、心も今の母親ではなく前妻の子供だと言うのだった
「両親からの電話」
にわかには信じがたい話を聞かされ動揺する心だったが、気持ちは瞳との初デートへと切り替わっていく
しかしデートの最中に脚本の設定で近親での恋愛の話をした時に心はつい父に隠し子がいる話を瞳にこぼしてしまう
そんな二人の時間を邪魔するようにそれぞれの親から電話が入る
孝太郎は心に本当の母親に会わせると言い、母子家庭の瞳の母・梢は父親に会わせると言い出してきた
そっくりな電話の内容に思わず顔を見合わせる2人だったが・・
レビュー
僕たち繁殖をやめたの1巻です
なかなかタイトルからして物々しい感じですが、内容はタブー系のラブコメでございます
何のタブーかって?・・兄弟です‼︎(概要で既出)
離れ離れでお互いを兄弟と知ることなく過ごした2人が出会い好きになったら実は兄弟でしたってやつです
設定自体はよくあるタブーテンプレなんですが、さおとめやぎ先生がこれをどう料理していくかが見ものですね
前作もちょっと背徳系な作品なので期待大ですかね
最近のマガジンは赤ちゃん取り違え、二股、5つ子、レンタルなど何でもありだから設定で飛び抜けるのは難しくなっています
それに突飛な設定を用意しても内容が無ければ意味ないですからね
と言うわけで今後の展開に期待しております!
でもタイトルといいテーマといい明るい未来に向かうイメージ一切無いですけどね(笑)
繁殖をやめたって事は子供を作るより2人の愛を優先したって事なんでしょうか?
もしくはどっちかが性転換・・(オイッ)
この作品ってストーリーが一段展開するごとに「悲劇」ってついたモノローグが入るんですよね
心くんの・・
バッドエンドですがその過程をお楽しみ下さいって作品なんでしょうか
絵は可愛いし雰囲気は明るいんですけどね
まだ1巻とはいえ後半では心と瞳の距離は一気に縮まっていきます
その裏で知らず知らずの内に自分達が出会った事を梢が知ってしまいます
そう、2巻から修羅場かも知れませんよ
ちょっとドキドキしながら2巻を待つ
作者の主な作品
- 「あいだにはたち」講談社・全6巻

試し読みはこちらから↓↓
ところで
みなさんには知らない兄弟はいますか?

・・・・・・・
いや、いないですよね・・
いても知らないんだし・・・
・・・ナンノシツモン?・・
ではまた次回の新刊で!
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