さよなら私のクラマー 10巻(新川直司)【既刊あらすじ&レビュー】File0001-10 ※一部ネタバレあり

さよなら私のクラマー(10)既刊あらすじ&レビュー
Luck'o
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こんにちはLuck’oです!

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします

既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです

※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください

今回ご紹介するのは「さよなら私のクラマー」10巻です

概要

”興蓮館戦が開戦(キックオフ)!彼女たちの高水準なフットボールを前にあっけなく2点を先制されてしまうワラビーズ。そんな矢先、さらなる危機が迫る!だが、依然として闘志を燃やす者が――!?”

Amazonより抜粋

作品情報

タイトル
 さよなら私のクラマー 
作者
 新川直司 
発売日
2019年10月17
掲載誌
月刊少年マガジン
ジャンル
サッカー

サブタイトル

  • 36.2人のレジスタ
  • 37.ストロングポイント
  • 38.犠牲
  • 39.誇り高き女王

主な登場人物(新規・変更)

なし

あらすじ

「曽志崎退場」

ゲームは完全に藤江梅芽に掌握されてしまった

混乱を続けるワラビーズ守備陣の中で唯一冷静だっただった曽志崎はイエロー覚悟で梅芽を止め状況の整理を図る

しかし、これが墓穴だった

興蓮館はワラビーズに立ち直る時間を与えずリスタートで試合を続け、更に経験豊富な曽志崎をピッチの外に追いやってしまう

曽志崎退場とPK献上

前半3点のビハインドに気を吐いたのはワラビーズのファンタジスタだった。

「よくもウチのマロマユ泣かしてくれたな 覚悟しとけよオメーら」

「深津覚醒」

1-3で迎えたハーフタイムで深津はワラビーズに作戦を授ける

田勢を下げ4-3の守備ブロックを作って興蓮館の攻撃を誘い込みカウンターに徹する作戦だった

耐える力とカウンター、この2つの良さを持っているワラビーズに手段と方向性をハッキリと示してピッチに送り出していく

そして攻撃の処方箋は「右」の周防、「左」の白鳥だった

「耐えろ 耐えてそこに出来るスペースこそウチの生命線だ 耐えること それは日本女子サッカー選手の伝統だ 先人達はそうやって世界と渡り合い勝利をつかんできた その意志はお前らのDNAの中に組み込まれている 倒れても立ちあがりくらいつけ 歯をくいしばって走り出せ 耐えろ 耐えろ 耐えきって勝利をもぎとるんだ」

「カツオの夢」

守備ブロックを固めカウンターに活路を見出した相手チームに女王が取った選択は攻め続ける事だった

DF2枚を残してプレスの強度を上げてきた興蓮館の攻撃にワラビーズは文字通り自陣ゴール前に釘付けになる

その姿はカツオが夢に描く「ジャパンオリジナル」のようであった

献身・規律・調和・アジリティという日本人が備え持つ個性を前面に押し出したチーム

かつてイビチャ・オシムが提唱したフィロソフィに彼は取り憑かれていた

「凡人が女王になって何が悪い 誰でも女王になれると証明するんだ 君達は未来のサッカー少女達の指針であり日本サッカーの可能性だ」


レビュー

10巻です

もう興蓮館編とつけても良さそうなくらいボリューミーな戦いになって来ました

興蓮館のアラバロールに対応できないままだったチームを落ち着かせようとした曽志崎が狙われ退場になってしまいます

なかなか狡猾な女子高生です

それを引っ張っているのが15才の梅芽だってのが恐ろしいポイントです

やはり才能は年齢を超えてきます

それに火がついたのはピッチの選手・・ではなく深津でした

しかしこの男はいつも冷静ですね

慌てふためく能見に指揮官としての矜持を説くと、ハーフタイムではチームに勝つための方向性を授けます

劣る部分は数で補い、勝てる部分に個を活かす簡潔明瞭な戦術で死に体だったチームは息を吹き返します

中でもユーティリティ性の高い田勢を守備ブロックの一角に置き、左利きの周防を右サイドに置いた配置変更は秀逸でした

利き足と逆サイドでプレーしてカットインするのは現代サッカーではスタンダードなポジションですが、周防を梅芽と違うサイドにすることで攻撃の停滞も防げますし同じ潰れるなら白鳥でもいいですもんね(笑)

よっしゃー、これで逆転だー・・・ってなるのがこの後の少年漫画の展開なんですが、迫られる興蓮館はその上から自分達のスタイルで潰しにかかって来ます

ここがまたイイんですよ

この漫画の選手達は信念に揺るぎない選手がとても多い

自分達がやって来たこと、目指しているものにプライドを持って懸けている

かけた時間と流した汗の分報われなくても、それで固められた自分達のプライドだけは絶対に崩れない所がカッコいいんです

さあ試合は終盤へと差し掛かっていきます

両監督がいい所を見せたので最後は選手が決める番ですね

Luck'o
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11巻に続く!

 

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