
こんにちはLuck’oです!
このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく既刊のあらすじ紹介をします
既刊紹介は最近連載中&完結した作品の簡単なあらすじとちょっとだけレビューをしていくコーナーです
※ある程度のネタバレを含みますのでご了承ください
今回ご紹介するのは「さよなら私のクラマー」11巻です
概要
”エースストライカー・来栖をはじめ興蓮館の勢いは止まらない!そんな彼女達を止めるべく、ワラビーズは
Amazonより抜粋
自ら考え、動き、立ち向かっていく!! 興蓮館を穿つワラビーズの新たな策とは――!?”
作品情報
タイトル |
さよなら私のクラマー |
作者 |
新川直司 |
発売日 |
2020年2月17日 |
掲載誌 |
月刊少年マガジン |
ジャンル |
サッカー |

サブタイトル
- 40.根を張る花
- 41.起死回生の一手
- 42.ダンシングスワン
- 43.作戦続行中
主な登場人物(新規・変更)
なし
あらすじ
「女王の矜恃」
点差を広げても追い縋っても変わらない一貫した女王の姿勢
それを体現するのは来栖未加の献身的はハイプレスであった
貪欲にボールを追いかけるキャプテンの背中に触発された興蓮館の統率は崩れる事なくワラビーズの守りを押し込んでいく
その信念と執念はコースの変わったセンタリングのボールすら捉え、スコーピオンキックのスーペルゴラッソとなってワラビーズを絶望の淵へ叩き落とす
「あーゆう報われないかもしれないプレイを続けるには信念がいる 愚直に自分の出来ることを全力でやる チームを引っ張る キャプテンマークの似合うフットボーラーだ」
「最後の作戦」
2-5となり流石に言葉を失う田勢に宮坂はある提案を持ちかけてくる
それは守備ブロックを上げる事だった
負けて元々の最後の思い切りがワラビーズを再度活性化させていく
恩田が前目でボールを運べるようになると、両サイドの周防、白鳥もスペースへの飛び出しが多くなる
中でも中央から左サイドに移った白鳥は、ゴールに向かって走る習性が知らず知らずのうちにダイアゴナルランとなって興蓮館DFを混乱させていた
深津「ゴールに向かって走る習性を利用したまでさ」
能見「虫みたいですね」
「ハーフタイムの指示」
守備ブロックの押し上げが奏功し徐々に流れを引き戻しつつあったワラビーズだったが、ゴール前の混戦から白鳥が負傷し一時退場してしまう
その白鳥が戻り際に恩田と周防へ深津からの伝言を伝える
「まだハーフタイムの指示は依然続行中だぜ」
それを聞いた2人は指示を思い出し局面打開の足掛かりとし始める
深津の指示は恩田と周防の2人で3人を相手して数的不利を覆す事だった
「いいかブアイソ ガサツ 確実に1人ちぎれ 秒殺しろ」
レビュー
11巻です
興蓮館戦もいよいよ佳境に入って来ました
興蓮館はカツオが凡人でも勝てることを証明するという通りとにかくハードワークをするチームで、その中身となる来栖未加の過去のクローズアップが何度も有りましたがその集大成というべき5点目になりました
スコーピオンキックはオシャレを通り越してエグいですね
11巻にして主人公チームが2-5で負けてるって状況が厳しいけど、それだけ勝つのは簡単ではないとうことですが・・・厳しすぎません?
でもそこから立ち上がるのがワラビーズです
前線の周防と白鳥は元気ですからね
まだまだやり返す気満々です
しかし深津の落ち着き具合と分析能力はズバ抜けてますよね
最後まで諦めないとかじゃなくて、90分間ずーっと分析して対応し続けるのが監督というスタンスで試合を見てますよね
いちファンなら後半残り20分で2-5とかテレビ消してしまう感じですよね(笑)
でも監督は最後までゲームを見届けて次に繋げていかないといけないからそうはいかない
これは仕事とはいえサッカー好きじゃないと務まらない立場ですね
現役日本一を相手にして覚醒し始めたワラビーズの試合ももうすぐ終わりです
果たして追いつけるのか
次巻、JFKBインターカップ編終了です

試し読みはこちらから↓↓
主な作者関連作品
- 「冷たい校舎の時は止まる(原作・辻村深月)」講談社・全4巻
- 「さよならフットボール」講談社・全2巻
- 「四月は君の嘘」講談社・全11巻

12巻に続く!
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