東京BABYLON 4巻(CLAMP)【Luck’o書庫】漫画あらすじ全巻紹介 File0022-04

東京BABYLON(4)Luck'o 書庫

こんにちはLuck’oです

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Luck’o書庫へようこそ!

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく全巻のあらすじ紹介をします

これを見る事であなたは

・シリーズ全体のあらすじが把握出来ます
・大まかな登場キャラクターがわかります
・買った気になります

・懐かしい気持ちになります

※言うまでもなく多分なネタバレを含んでいます。ストーリーを知りたくない人はブラウザバックをお願いします

今回ご紹介するのは「東京BABYLON」4巻です

内容紹介

日本の陰陽師の頂点に立つ皇家の若き当主・皇昴流。稀代の才能を持ちながらも心優しい青年昴流とその双子の姉・北都、そして獣医師であり日本屈指の暗殺集団・桜塚護の関係者・桜塚星史郎が東京の光と闇を駆け抜ける。

概要

1990年から1993年までサウス、ウイングスで連載されたCLAMPの代表作の一つ。1992年と1994年にはOVA化、1993年には実写ビデオドラマ化された作品。2020年には「東京BABYLON2021」としてアニメ化も決定。

作品情報

タイトル
 東京BABYLON 
作者
 CLAMP 
巻数
全7巻
掲載誌
 ウイングス、サウス 
ジャンル
陰陽師、退魔

第4巻

刊行日

1992年7月10日

サブタイトル

VOL.4 『CRIME』

VOL.5 『SAVE.A』

VOL.5 『SAVE.B』

主な登場人物(新規・変更)

♡橋本邦子(はしもと くにこ)
高校生、学校でイジメを受けている

♡奈岐久美子(なぎ くみこ)
新興主教「MS研究所」の最高指導者

あらすじ

昴流
陰陽師の仕事の都合で学校にあまり通えない昴流は、美術の授業を受ける代わりに写生の課題を出せば進級させてもらえる事になる
靖国神社で写生していた昴流は気の澱みを感じ、その原因を探ると境内の片隅で何かを埋めた女性を見かける

女性
2年前に6歳の娘を通りすがりの男に誘拐され殺されるが、男は精神鑑定の結果無罪となる
ならば自分も法の及ばない所で男を殺そうと呪いの勉強をして娘が大事に飼っていた犬の首を落として埋める『犬神』を行使しようと靖国を訪れていた

『他人』には『被害者(わたしたち)』が受けた本当の『傷』は絶対にわからない

昴流
呪いは術者にもしっぺ返しが来ると止めようとするが、女性は既に自らの命に価値を見出してはいなかった
術を止める代わりに『御魂寄』を行い娘の霊を呼び寄せる
母の凶行を止めてくれると思っていた昴流の想いとは裏腹に娘の霊は男への仕返しを望んでいた
ショックを受ける昴流だったが霊の声が聞こえない母親には「幸せになって欲しい」と伝え自責の念に駆られる

星史郎
ずぶ濡れで帰ってきた昴流を寝かしつけると、不敵な笑みを浮かべる

「このままだと『賭け』は僕の勝ちのようですね・・昴流くん」

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邦子
郊外学習の班分けではどこにも入れてもらえず、担任からは積極性や努力が足りないと叱られる。その上、クラスメイトからは執拗ないじめを受ける

昴流
卒業して大学進学する為に創立記念日も補習で登校を予定していた。日本陰陽師界の頂点に立つ皇家十三代目当主の夢は「動物園の飼育係」だった

「大丈夫 お姉ちゃんがついてるぞ 何があっても『夢』はあきらめちゃ駄目だよ」

昴流
急遽入った仕事の待ち合わせ場所に行くとそこには祖母の姿があった
祖母は宮内庁への用事のついでで内閣調査室から文部省経由での仕事を昴流に持ってきた
最近若者を中心に支持を受ける宗教団体「MS研究所」の調査を依頼される

昴流の祖母
吉凶を占う「火会」で昴流の事を占ったら「昴流が『桜』に攫われる」と出た事を伝える

「『桜』に惑わされてはなりませんえ 『桜』には絶対に心を奪われてはなりませんえ」

邦子
エスカレートするいじめに耐えられず現実から逃げ出したいと思う
そんな時に久美子が声を掛けてきてMS研究所に誘われる
久美子に言われるままにお祈りをするが翌日は自分の机に花が置かれて死んだ事にされていた
その事をMS研究所の職員に言うとまだ祈りが足りないと諭される

昴流
MS研究所に潜入し調査を開始する
邦子と顔見知りになる

星史郎
桜塚護の仕事でMS研究所を調べる

昴流邦子
新しく入った2人は久美子と面会する
邦子は現状を抜け出したいと訴えるが久美子は耐えて許す事を説く

昴流】クラスメイトのいじめから逃げてきた邦子と出くわす
簡単な気休めの言葉ではなく痛みを共有してくれる昴流に邦子は少し心を許す

邦子
昴流と出会った事で日常に明るさを取り戻すが、クラスメイトに昴流から借りたハンカチで絵の具を拭われ激昂する
殴りかかってもみ合った時にペインティングナイフで切りつけられ顔に傷を負う

昴流
MS研究所で久美子に呼び出され邦子が顔にケガを負ったと聞かされる
その上で邦子には祈りが足りなかったという久美子に昴流の怒りが爆発する

「分からないはずの『他人の痛み』を分かったふりしている貴方には絶対に誰も救えません」

星史郎
昴流と久美子のやりとりに乱入する
昴流を気絶させた後、久美子を殺害する
実はMS研究所の件では皇家と桜塚護は仕事がバッティングしていた
気を失った昴流の手袋を外そうとするが防御結界が張られており彼の言う「賭け」の期日は延期となる

昴流
邦子と話す
これからは自分の力で強く生きていくために自分の傷と共に生きる決意を聞かされ落ち込みながらも救われた気持ちになる



レビュー

こんにちは

東京BABYLONの4巻です

今回は被害者家族の痛みといじめの問題です

どちらも今もなお根深い問題となっている事を考えると、社会問題というのは10年20年で昇華される問題ではないと言う事ですね

VOL.4のCRIMEでは精神鑑定で無罪となった男に最愛の娘を奪われた母のエピソードです

法の網をくぐり抜けて無罪という結論があるのであれば、自分も法を超えて仕返しをしてやりたいというのは誰でも当事者になれば思うのではないでしょうか

犯罪者に優しい国と揶揄される日本ですが、加害者が服役という形で罪を赦される一方で被害者の傷は一生癒える事はありません

相手がイカれているのなら自分もイカれてしまえばいい・・悲しい結論ではありますがそれを否定出来るほどの癒しを与えることは誰にも出来ないのかも知れません

VOL.5のSAVEではSNSが主流となった現代でも無くなる事はないいじめがテーマになっています

カーストやヒエラルキーと呼ばれる環境で必ず上に立つ者と下で這いつくばる者が出来てしまう人間社会の歪さはどこまで行っても無くなる事がない人間の業なのでしょうか?

そこに差し伸べられるべきものは久美子のような救いと称した懐柔ではなく、昴流が示したような他人の痛みを分かる気持ちなのでしょうか

その上で邦子がたどり着いた誰かに縋らず自分で生きていく自立した気持ちを育てていくことが大事なんでしょうね

昴流はいつも答えを提示する訳ではなく、一緒に笑い泣いてあげる気持ちを一番表に出しているだけなんでしょうね

いい子ですね

そして段々とダークさが増してきた星史郎の本性が現れるのは遠くない未来の気がします

凛々しくてカッコいいんですが、やはり最後は昴流の敵に回るのでしょうか

不穏な空気がどんどん濃くなる中、次巻はどんなテーマが待ち受けるのか?


Luck'o
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第5巻に続く!

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