
こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです
ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww
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ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします
TheWorkData
【作品名】 |
メディアミックスメイデン |
【作者】 |
漫画・武者サブ 原作・丸戸史明 |
【連載期間】 |
2021〜 |
【巻数】 |
1〜3巻 |
【掲載誌】 |
裏サンデー |
最新刊・3巻(2022/8/10発売)

里崎が連れて来たレジェンドアニメーターの活躍により制作発表会を乗り越えた宏太(当日納品だったけど・・)
次なる山場は実写映画でしたがその前に過去の因縁が宏太の前に立ちはだかります
映画を担当する邦映の映像企画部部長「池上哲哉(いけがみ てつや)」に紹介されたのは、かつて友人だった「鳴鹿結乃(なるか ゆの)」でした
元々は大学時代に博太郎の息子という色眼鏡で寄って来た1人でしたが、何となくウマが合い友達以上恋人未満の関係で付き合って来た人物でした
しかも父親のスキャンダル寸前まで一緒にエンタメ業界を目指していた仲間は、最大の裏切り者である宏太に容赦ない敵意を込めた眼差しを送って来ます
そんな逆境に加えて映画監督の「邦山恭介(くにやま きょうすけ)」は博太郎の同級生という事もあり上辺のごまかしがきく人物ではありませんでした
邦山が言い出したのは脚本の総ボツと博太郎との面談
これを結乃が窓口となり渡米してでも実現させようとするので宏太は困り果ててしまいます
凪紗達は結乃がアメリカを駆けずり回っている間で時間稼ぎが出来ると歓迎しますが、結乃を陥れる事が出来ない宏太は空港で先回りして全ての事情を洗いざらい話してしまいます
これにより4人で秘密にしていた状況が暴露され全てが終わる覚悟を決めますが・・

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Story&Review&Character
この作品は大物プロデューサーの父親が手掛けていたメディアミックスプロジェクトを不本意ながら引き継ぐ事になった主人公の葛藤と、3人の美人担当者達との挑戦を描く漫画です
主人公は「長瀬宏太(ながせ こうた)」
大物プロデューサー「長瀬博太郎(ながせ ひろたろう)」の息子で大学卒業後はエンタメ関係の仕事を志していました
だが父親が女優との不倫で失脚すると家族は離散し、宏太自身もエンタメに愛想が尽きて一年留年ののち島根県の地方公務員への就職が決定します
しか~し!
そんな平凡を望む宏太の前に3人の美女が現れ自体は急変します
不死川書店の編集者「安藤凪紗(あんどう なぎさ)」、P-1Animation制作プロデューサー「笠原あすみ(かさはら あすみ)」、講集社コミックマンデー編集部「仁尾響(にお ひびき)」は博太郎と進めていたプロジェクトの話を宏太に持ってきます
それは実写映画、TVアニメ、コミック、小説の同時メディアミックスによる大プロジェクトで博太郎の復帰作になるはずのものでした
失脚後も3人とは連絡を取り合っていた博太郎がここに来て音信不通になってしまいます
困った3人は宏太を頼ってきますが、彼はもっと長い期間博太郎とは連絡を取っていませんでした
気の毒ではあるが自分には関係ない話・・・と思っていましたが、何と企画をした「長瀬エージェンシー」の代表取締役欄にはなぜか宏太の名前が登録されていました
こうしてプロジェクトの企画会議に無理矢理出席させられた宏太は、博太郎がハリウッド進出を目論み出かけたアメリカで大ケガにあい自分が代行を務めるという大嘘を突きとおそうとします
・・・行けると思う?
そう!大ブーイングです!
こうして宏太は望まぬエンタメの世界に足を踏み入れる事になります・・

まず最初の難関は原作となる小説の進行でした
小説は有名作家「下井戸圭吾(しもいど けいご)」が担当していましたが、凪紗の上司で長らく下井戸の担当をしていた編集長の「牧村のぞみ(まきむら のぞみ)」が間に入り話を通してくれません
ようやく上がった原稿は凪紗の希望とは似ても似つかぬ物でした
こうなると凪紗の取る手段は上司の頭を越えて超売れっ子大物作家に総ボツを下すといういち編集者が100回生まれ変わっても出来ないような所業に足を踏み入れる事になります・・・
次なる一手はコミカライズでしたが、こちらは講集社側のファインプレーで少年サクセスの看板作家「荒畑竜之介(あらはた りゅうのすけ)」と担当編集者のタッグでヒットが確約された状態になりました
しかしその煽りを受けて響側のコミカライズ予算が無くなり「web限定スピンオフ」作品という憂き目に逢います
それを宏太が了承したって言うから響の怒りはMAXに!
過去に問題を起こして編集部内でも鼻つまみだった響には最初から良い境遇は用意されていませんでした
それを逆手に取った宏太はスピンオフを引き受ける代わりに全て自由に運用できる交渉を進めていました
そこで響は騒動の原因となった作家に執筆を依頼しますが・・・
当然の如くアニメーションを担当するあすみの元でもトラブルが発生します
制作を依頼していたP-1Animationの制作2部のスタッフが総出でクーデター退職をしてしまいます
メインスタッフで残ったのはスペシャルキーアニメーターの「梅本正功(うめもと まさかつ)」のみでした
しかし梅本は現状で殆ど活動をしていない昭和の古参アニメータ-で総括的な仕事を任せれられる人材ではありませんでした
ここで普段はおっとりしているあすみが本来持っている危機管理能力を発揮します
普段から培っていた人脈を発揮して足りない人手を手配しようと奔走します
そこに部下に逃げられ怒り心頭の上司「里崎雅樹(さとざき まさき)」が意地を見せます・・

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