こんにちはLuck’oです
このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです
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このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします
TheWorkData
【作品名】 |
甘神さんちの縁結び |
【作者】 |
内藤マーシー |
【連載期間】 |
2021〜 |
【巻数】 |
1〜7巻 (2022.11現在) |
【掲載誌】 |
週刊少年マガジン |
最新刊・7巻(2022/9/16発売)
瓜生に語られた母「甘神千陽(あまがみ ちはる)」と3人の秘密・・
それは「3人とも血が繋がっていない」という事でした
そして突然瓜生のお株を奪わんばかりに家事に奔走する三姉妹に頬を緩ませていましたが、いきなり告げられたのは「別れ」の挨拶でした
甘神神社の将来を真剣に考えつつも施設の為に医者になろうとする瓜生に三姉妹がしてあげられるのは「彼を自由にしてあげて夢を応援する」事だったのです
元々は望まない跡継ぎ問題から解放された瓜生は、三姉妹に見送られ甘神神社の鳥居をくぐり外に出る・・・と、踵を返し戻って来ます
不審に思う三姉妹を前に瓜生は医者になりつつ甘神神社を継ぐ決意を宣言します
しかし医師免許と神職の資格を取る難しさが簡単に感じる程の問題を残していました
それは・・「誰と結婚するのか問題」です
まだ結論には程遠い瓜生でしたが、学校生活では文化祭の準備に入って行きます
クラスの出し物が演劇「とりかへばや物語」(平安時代のお話)に決まると唯一の男子である瓜生は若君役に任命されます
するとなぜか積極的に相手役に立候補する夕奈
おかしいのは2人の様子ではなく「中身」でした
いつのまにか瓜生と夕奈は中身が入れ替わっていたのです⁉
夜重たちにカミングアウトし損ねた2人は何とかお互いの生活を壊さぬよう努力しますが・・
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Review&Character
《1~6巻》
この作品は医者を目指す主人公が3人の巫女姉妹との共同生活を通しての恋愛を描くハーレム系ラブコメ漫画です
3人の巫女とハーレム・・・・許せん(怒)
主人公は京都大学の医学部を目指す青年「上終瓜生(かみはて うりゅう)」
ハーレム系漫画の主人公には似つかわしくないくらい浮ついていない青年です
それもそのはず、彼は幼い時に大好きな母親を病気で亡くしておりそれがきっかけで医者を目指し始めたのです
養護施設で育った彼に京都の神社から身元引受の話が来ると、ふたつ返事でOKします
なんせ京都大学に近いですからね
しかし、お世話になる甘神神社には3人の巫女修行中の姉妹がいて強烈な拒絶反応を示してきます
まぁそうでしょうね(笑)
しかも着替えに出くわすラッキースケベまでやらかせば当然です
甘神三姉妹はドジな長女「夜重(やえ)」、生真面目な次女「夕奈(ゆな)」、小悪魔系三女「朝姫(あさひ)」で構成されていて瓜生は夕奈と同級生の位置づけです
年上、同い年、年下の巫女見習いとひとつ屋根の下・・危ない!!
瓜生は三姉妹(特に夕奈)の反発もあり一旦は心折れそうになりますが、養護施設の寮母「姉小路舞昼(あねこうじ まひる)」にハッパ(圧?)をかけられた事もあり引き続き下宿を続けます
すると徐々に瓜生に人柄は伝わったようで三姉妹も彼を受け入れてくれるようになりますが、実は瓜生が甘神神社の跡取り候補だとわかるとまた微妙な空気に包まれます(瓜生もビックリ)
縁談以前に問題だったのが甘神神社の経営状態
年々売上は下がり続け京都伝統産業協同組合の協賛撤退発言も飛び出し神社終いの危機に!
そこで瓜生がぶち上げたのは神社恒例の例大祭での五千人動員計画でした
失敗すれば神社の未来も瓜生の生活も終わってしまう危機的な状況だが、瓜生は三姉妹と協力してSNSや悪天候までも利用して目標の達成にこぎ着けます
瓜生何気に優秀な逸材です
三姉妹はまだまだ予断を許さない状況を見て、師匠である月神神社禰宜「月神宵深子(つきがみ よみこ)」に相談を持ち掛けます
すると宵深子は逆に3人に神社を継ぐ覚悟があるのか問いただしてきます
同じ頃から瓜生は予知夢めいた夢を見るようになり、近い未来のものは必ず見た映像の通りになるので怪しい夢を見ると注意するようになります
無駄なんですけどね(笑)
しかも遠い未来の夢では「医者に合格して神職の資格を取ったら三姉妹と結婚する」なんてとんでもないものありましたがこれは正夢なのか⁉
新学期が始まり瓜生もようやく学生としての本文がスタートします
かと思いきや通うのは夕奈が通う女子高・・・が共学になったけどクラスに男子生徒はオレ1人だけ状態(⁉)
だが意外に馴染む瓜生よりも、一緒に学校生活を送る夕奈の方が情緒不安定に?
それぞれの新生活がスタートし夕奈にはお団子屋さんの娘「梅ノ木みつ子(うめのき みつこ)」、夜重には京都大学の医大生「竹田真(たけだ まこと)」、朝姫には財閥令嬢「松ヶ崎花蓮(まつがさき かれん)」という生活に近い人物が登場します
彼女たちは今後の瓜生の生活にどう絡むのか?
お馴染みになった瓜生の夢では、子供の頃に会った不思議な女の子「澪子(みおこ)」が登場するが彼女と夜重に同一人物疑惑が発覚!
夜重と「一乗寺澪子(いちじょうじ みおこ)」との関係が気になって眠れない瓜生でしたが、夜重の提案で夜の京都見物が決定すると隙を見て事実確認出来るチャンスだと躍起になります
夜重を庇って山の斜面を落ちたショックで小学校時代にトリップした瓜生は、そこで澪子と夜重の関係をはっきりと思い出します
瓜生はとにかく真面目だし困った人を放っておけない人情味もありしかも頭脳明晰と隙が少ないタイプなんですが、三姉妹と絡む事でいい意味で綻びが出てより人間味が濃くなります
三姉妹も瓜生の人となりを知る内に彼に惹かれるようになっていきますし、夜重なんかはもう完全にOKな状態です(笑)
今後三姉妹とどんなイベントが待っているのか楽しみです
6/29に予定していた朝姫のマラソン大会が雨で延期になり7/7の七夕祭りに被ってしまったのを皮切りに瓜生と朝姫はおかしな事に巻き込まれる
まず大会に参加する朝姫と応援の瓜生が長野に行き、夜重と夕奈に七夕祭りを取り仕切ってもらいお互い無事終了・・のはずだったのだがなぜか瓜生と朝姫が目を覚ますと日付は6/28・・・
今度は七夕祭りに参加したい朝姫の意向を汲んでマラソン大会を欠場
すると・・・また6/28
無限ループ脱出のキーワードは「七夕祭りの成功」と「マラソン大会優勝」
マラソン大会ではライバルである花蓮との関係が重要になり、お祭りの成功は瓜生の作戦が鍵を握っていた
その結果、無限ループを脱出できた朝姫だったが宵深子からその為の瓜生の隠れた努力を聞かされると彼への気持ちが高まってくるのを感じるのでした
って、毎回毎回トラブルが起こるたびの瓜生の行動が男前すぎる
そりゃあハーレム要素と関係なしに三姉妹が惚れるのもよくわかる
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