Mr.CB(谷嶋イサオ/綱本将也)【漫画あらすじ紹介とネタバレビュー】

Mr.CB08スポーツ

不振に喘ぐ東京ワンダーズの未来を託されたのは18歳の無名の青年DFだった!GIANT KILLINGの綱本将也が描くベテラン×ルーキーのセンターバック新境地ストーリー!

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このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなくレビューします

ぜひ気になった作品はチェックしてみて下さい

皆さんの漫画ライフを広げる一助になれば幸いです

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作品情報

【タイトル】
 Mr.CB 
【作者】
漫画・谷嶋イサオ
原作・綱本将也
原作者のTwitter
【掲載誌】
 ヤングチャンピオン 
【ジャンル】
サッカー
【巻数】
1~8巻

オススメポイント

  • DF目線で語られる事によって他のサッカー漫画とは違った視点で楽しめる
  • ベテラン×ルーキーがお互いのない所を刺激し合い上を目指すストーリー
  • アナゴが好きな人

ストーリー紹介

4年前に設立された東京・お台場をホームに持つサッカーチーム・東京ワンダーズ

大勢の記者を集めて華々しく行われた設立記者会見の主役となったのは元日本代表のDFカイザー・ヨシこと吉永衛だった

吉永は最短の3年で日本フットボールの最高峰であるNF1に昇格し4年目には世界と戦えるチームにすると宣言し喝采を浴びる

あれから4年・・

未だ3部に当たるNF3で燻り続けるワンダーズ、そして立てかけた看板すら朽ち果てて平地のまま放置されたお台場のホームスタジアム建設予定地

悔し気に錆びた看板を見つめる吉永から離れた場所で泣きじゃくる一人の青年

落ちぶれたカリスマと輝くことを諦めた青年との出会いは東京ワンダーズにとってとてつもない化学反応の前兆であった

現代サッカーをDF視点で描く新サッカーストーリー、開幕!

1巻(2019/2/20)

Mr.CB01

4年前、輝かしい実績を引っさげて日本のアマチュアクラブ・東京ワンダーズの立ち上げに携わった元日本代表DF吉永衛。しかし現実は彼が思う以上に厳しくクラブは未だ3部で喘ぎ続けていた。そんな吉永が出会った青年・千明明に同じDFとしてのポテンシャルを感じクラブに獲得を要請するが・・・

収録

#1 PRICELESS
#2 UNKNOWN
#3 CONFIRM
#4 FORECAST
#5 RAPID FIRE
#6 SUPREME
#7 INTRUDER
#8 INNOCENCE

内容紹介

◆吉永 ワンダーズホームスタジアム建設予定地で明と出会う

 新GM桂木から0円提示を受け、受諾する代わりに明の獲得を要請

  ↓

◆明 吉永に説得されてワンダーズ入団を決意するが、吉永の指示で野球独立リーグの「東京ワンダーズ」で練習に励む

  ↓

◆ワンダーズが元プロ選手の楳埜と監督契約を結ぶ

  ↓

◆桂木 今年ワンダーズが昇格出来なければクラブの売却、解体を会長に約束

解説という名のネタバレ

主人公は日本プロサッカーの3部チーム・東京ワンダーズに所属するDF吉永衛と高校3年生の千明明です

吉永は元日本代表のDFで海外プロ経験もありカイザー・ヨシの名で親しまれていました

それだけに彼が日本に帰って来てアマチュアクラブ「東京ワンダーズ」の立ち上げに関わった事は大々的なニュースになり、彼も記者会見の場に於いて3年で日本プロサッカーの最高峰NF1に昇格するとサポーターに約束しました

しかし現実は甘くなくあれから4年経った現在チームは3部で喘いでおり、お台場に確保したホームスタジアム建設予定地は荒れ野と化していました

そんな吉永と運命の出会いを果たした青年・千明明は都内の高校サッカー部に所属するDFだった

彼は身長の伸び悩みを理由にサッカーを続ける事を半ば諦めていましたが、世界と戦ってきた吉永に当たり負けしないボディバランスとポテンシャルを買われて東京ワンダーズへの入団を決意します

その間にチームの新GM桂木は吉永の天敵と言える元プロ選手の楳埜と監督契約を結び新体制を始動させますが、裏ではクラブに見切りを付けたい会長と今シーズン昇格出来なければクラブを売却・解体するとの密約を結んでいました

ルーキーとしてチームに加入した明が吉永直々の命で赴いたのはなんと独立リーグに参加する「野球」の東京ワンダーズ

そこで明はDFに必要な技術を手に入れようと必死に努力を重ねプロ生活をスタートさせていた

一言感想

偶然見かけて電車で当たり負けしただけの高校生にポテンシャルを見出す吉永はスカウト向きか(笑)楳埜は吉永を困らせる気満々の嫌な部分とアナゴン大好きの可愛さのアンバランスが良いキャラしてる

2巻(2019/3/19)

Mr.CB02

今年昇格を逃せばチーム解散の危機にある事を報じられた東京ワンダーズ。報道によって新加入選手の契約がご破算になる中、唯一のルーキー明は野球のワンダーズでトレーニングを続けていた。CBとして新しいきっかけを掴んだ明は満を持してキャンプに参加するが・・・

収録

#9 TRANSFER
#10 BOW
#11 BOSOM FRIEND
#12 SCENERY
#13 FORMER SOCCER BOYS
#14 THE THIRD
#15 KAISER’S CASE
#16 THE FIRST STEP
#17 A LIE
#18 BYPRODUCT

内容紹介

◆日日スポーツにワンダーズが昇格出来なければ消滅という記事が出る

  ↓

◆吉永が明の「野球」ワンダーズへのキャンプ参加を直訴し許可を得る

 明 野球でボールを追う眼を養う

  ↓

◆明が遅れてサッカーのキャンプに合流する

 紅白戦で野球での成果を確認し、吉永にゲームでに駆け引きを教わる

解説という名のネタバレ

東京ワンダーズに激震が走る!!

今年昇格出来なければクラブが消滅するとスポーツ紙で報道され、加入契約していた新戦力も軒並みご破算となってしまう

その中で明は予定通りワンダーズへの加入を果たしたが、「サッカー」ではなく「野球」の方のワンダーズであった

吉永の高校時代の同級生・備後に薫陶を受け自分がアスリートとして大事な「眼」を持っていると教えられる

一方チームは楳埜監督の元でキャンプを始動するが、ひたすら走りこみのフィジカルメニューと小学生のような練習を繰り返していた

これは楳埜が選手たちの肩書やプライドが邪魔をして本来のポテンシャルを出し切れていないので頭を「洗濯」する事で本来の力を十二分に発揮させようとの狙いであった

備後からのお墨付きをもらいようやくサッカーのキャンプに合流した明は、早速紅白戦でプロの洗礼を受ける

吉永と双璧を張る元海外組FW・主水に素直すぎるプレーを利用されいいように翻弄されると、吉永が相手FWとの駆け引きを直々に伝授してくれる

更に明には正確なロングフィードという武器が備わっていると知ると選手たちはより一層活気が湧き紅白戦も熱を帯びてくる

一言感想

薫子の言うような野球とサッカーの二刀流ならスポーツ界の話題独占だったのに。3部なのに海外経験者2名在籍って結構豪華なメンバーだよね。

3巻(2019/8/20)

Mr.CB03

自分のプレーにプロへの光明を見出したかに見えた明だったが、それには大きな落とし穴があり監督の楳埜にも見抜かれてしまっていた。そんな中始まったNF3リーグでワンダーズはこれまでになかった新しい戦術でシーズンへと乗り込んでいく。明も楳埜に与えられたポジションに立つがそれはプレイヤーには屈辱のポジションであった・・・

収録

#19 OPENING MATCH
#20 OPENING MATCH 2
#21 OPENING MATCH 3
#22 OPENING MATCH 4
#23 OPENING MATCH 5
#24 OPENING MATCH 6
#25 OPENING MATCH 7
#26 INSIDER
#27 I WILL DO IT!

内容紹介

NF3リーグ開幕

 第1節 vsASリョーマ

 超ハイラインプレスの特攻戦術でオフサイドトラップにかけるが前半でCBの二本柳が足をつり失点・交代する

  ↓

◆明 サポーター席にいるアナゴンの中から試合を観戦

  ↓

◆楳埜監督が指揮を放棄、途中から古賀コーチが指揮を執る

 0-1で開幕戦を落とす

 その後も第2節出雲エイトミリオン(●0-3)、第3節ジェオネット和歌山(●0-2)、第4節函館36er(●0-4)と開幕4連敗

 サポーターが居座り抗議すると、桂木GMと楳埜監督がW対応する

  ↓

◆アナゴンの中にいた明が思わず出てしまい自分がチームを勝たせると昇格請負宣言する

  ↓

◆第5節四日市コンビナーツ戦で明がFWとして初のベンチ入り

 代わりに薫子がアナゴンの中に入る

解説という名のネタバレ

チームのカンフル剤になるかと思われた明だったが、競り合いに勝てたのはチームメイトがキャンプで疲労のピークにあったからで明はまだプロのレベルに達していなかった

得意のパスもプレスが掛かると精度が乱れ、ポジショニングの悪さも露呈した

結果、開幕戦で明が楳埜監督に与えられたポジションはゴール裏サポーター席にいるアナゴンの中であった

最後尾からチームを見渡す事は勉強になったが、肝心のチームは監督のハイラインプレスをこなすスタミナは備わっておらず開幕からズルズルと4連敗を喫していく

楳埜監督もチームへの関心を失ったかのように指揮を古賀コーチに預けたりとピッチの内外でちぐはぐな状態が続いていく

しびれを切らしたサポーターが居座り講義を行うが楳埜と桂木の対応に不満を露わにするだけで話が平行線になると、アナゴンの中にいた明が思わず顔を出し自分がワンダーズをNF2に連れて行くと昇格請負宣言までしてしまう

一言感想

明がポジション・アナゴンで13番目の選手として覚醒する⁉3部とはいえプロを目指していなかった高校生がすぐ通用するほど甘くはないよね。納得。

4巻(2020/2/20)

Mr.CB04

第5節で明は念願のベンチ入りを果たすが、なぜか登録ポジションはFWだった。楳埜監督が考える明の唯一の使い道とは⁉劣勢の後半に入り遂に明はプロのピッチに足を踏み入れデビューを果たす。しかしそれはスタートラインであり彼の仕事はここからだった。

収録

#28 FW?
#29 PLAN 1
#30 PLAN 2
#31 TO THE NEW WORLD
#32 PROJECTILE
#33 VANISH
#34 UNDER
#35 FINALLY
#36 VANISH 2

内容紹介

◆後半に入りイージーなミスから失点すると楳埜監督は明をFWとしてピッチに送り出す

  ↓

◆明 プロデビュー

 明をポストプレイヤーとして置き落としたボールをゴールに繋げる戦術でワンダーズはリズムを取り戻す

  ↓

明 主水からの低い弾道に頭で合わせてプロ初ゴールを決める
vs四日市コンビナーツ(△1-1)

第6節姫路エグレット(△1-1)

第7節堺エゴーズ(△スコア不明)

  ↓

◆明 3試合連続の途中出場で1ゴール1アシストの活躍

練習中に吉永が膝を負傷する

解説という名のネタバレ

ついに明がベンチ入りからのプロデビューを果たす

唯一プロで通用するヘディングの競り合いを買われてポストプレイヤーとして攻撃の一端を担う

何度か競り合いに勝ちコーナーキックからも惜しいヘディングシュートを放つと、相手コーナー近くから主水が出した低空パスをなんとヘディングで合わせに行く

この動きが逆にGKの虚を突いてプロ初ゴールまで決めてしまう

その後、第6節・第7節も途中出場を果たし主水へのアシストも記録した明の活躍もありワンダーズは4連敗からの3連続引き分けで調子を上向きにしていた

試合への出場で自身を付けつつある明を負傷者が続出しているDFでの起用も視野に入れ出した時、突如吉永が練習中に膝を抱え込んで倒れてしまう

一言感想

あの伸びのあるヘディングはアナゴンで鍛えたものに違いない!(ウソ)ボールの落下予測に優れた明をポストスレイヤーにするのはアリだと思います。

5巻(2020/8/20)

Mr.CB05

ワンダーズに緊急事態発生⁉吉永が練習中に膝を痛めて緊急入院!チームリーダーを失ったチームのキャプテンマークを託されたのはなんとルーキーの明だった。しかしそれが原因でチームの雰囲気が微妙になってしまう。中でも古参の蛯沢が明をにらむ目には強い感情が籠っていた・・

収録

#37 CAPTAIN
#38 DAMAGE
#39 CAR
#40 DAILY DRIVER
#41 VICEーCAPTAIN
#42 DISSATISFACTION
#43 WILL DIE
#44 REVIVE
#45 EXECUTIVE COMMITTEE

内容紹介

◆吉永が練習中に膝を負傷

 緊急入院する

吉永の恋人が優希と判明し騒然

  ↓

◆主水が一時調子を落とすが明の送迎をする内に復調する

 主水・猿橋・二本柳の明送迎紛争勃発

  ↓

◆明 キャプテンに任命される

 副キャプテン蛯沢の明を見る目が一変する

  ↓

◆第8節ハーフタイムで蛯沢が明や古賀の胸ぐらを掴み激怒

 蛯沢のゴールで初勝利

 第8節フェニックス長岡(○1-0)

  ↓

◆親会社TIGRISと桂木の間で不穏な動きが・・

解説という名のネタバレ

吉永が練習中に膝を怪我して緊急入院してしまいます

普段は冷静な楳埜監督、反目しあっている主水、そして弟子である明と皆顔面蒼白で吉永に駆け寄ります

折角チームとしてまとまりが出来た矢先の大打撃でしたが、その影響はDF陣だけにとどまりませんでした

とりわけ仲がいいわけでもなかった(むしろ悪かった)主水が目に見えて調子を落としてしまいます

表面的には攻撃派、守備派と衝突していましたが、彼も吉永衛というプレイヤーには信頼を寄せていたのでしょう

しかし吉永の入院で足がなくなった明の送り迎えをする事でメンタルは落ち着いてきましたが、今度は吉永の子分である猿橋と、DFパートナーである二本柳まで参加して送迎紛争が勃発してしまいます

明は愛されているようです

楳埜監督はそれを利用して明をキャプテンに任命しますが、今度は副キャプテンの蛯沢が露骨に怒りの感情を明に見せるようになります

そして迎えた第8節フェニックス長岡戦で前半を無難にやり過ごした明に蛯沢が胸ぐらを掴んで怒鳴りつけてきます

ピッチ上で起こったトラブルに相手チームやサポーターもどよめきますが、蛯沢はルーキーの明がミスを恐れて無難にプレーしサッカーのスケールが小さくなってしまう事を危惧していました

それはかつての自分の姿でその時胸ぐらを掴んでくれたのは何を隠そう吉永だったのです

後半に明の積極的プレーから蛯沢のゴールが生まれてチームは初勝利を手にしますが、吉永の離脱は長期になりそうな状況の中でクラブハウスでは親会社TIGRISの役員と桂木の間で何やら不穏な話が進められていました

一言感想

エビちゃん超カッコいい。プロなのに成長視点で見守ってくれる先輩がいるチームに入った明は幸せ者。巻を追うごとに桂木の悪者感が膨らんでくる。でも多分いい奴。

6巻(2020/12/18)

Mr.CB06

吉永の離脱を乗り越え一体感が増したワンダーズにまた激震が!桂木GMが全権社長に就任してチーム売却は加速の一途か⁉明がライバル視する西浦がNF3にレンタル移籍し闘志を燃やすとその火は意外な人物にまで燃え広がる・・

収録

#46 CORNER ARTICLE
#47 NO GOOD
#48 DETERMINATION
#49 TIMING
#50 DIFFICULT
#51 SORRY
#52 MATCH-UP
#53 PERFECT
#54 EXPOSE

内容紹介

◆桂木が全権社長に就任する

  ↓

◆吉永 膝の手術を決意

  ↓

◆明 高校時代のライバル・西浦がJF3のマルシャミーオ滋賀にレンタル移籍すると知る

 伸び悩んでいる岡部とトレーニングを始める

  ↓

◆第9節 ビンゴ備後福山(○2-1)

 岡部が特訓の成果を見せてゴールを奪う

  ↓

◆第10節 マルシャミーオ滋賀(●1-4)

明 西浦と先発対決で燃えるが相手は覚えておらず・・

西浦を抑える事には成功するがそこで出来るスペースを利用され失点を重ねる

解説という名のネタバレ

吉永離脱のショックを乗り越えたワンダーズにまたしても衝撃が起こる

桂木GMが全権社長に就任し親会社TIGRISのスタッフがチームから引き揚げてしまう

これは遂に身売りにGOサインか?と選手たちには不安が圧し掛かってくる

吉永は病室で楳埜から桂木について意外な人となりを聞かされる

彼は元々TIGRISの食品部門に所属していたが、悪いことがあればクレームをつけすぐ離れていくのが常の消費者において、サポーターという消費者は腐ろうが悪かろうがそれでも離れずに応援してくれるのが不思議でそれを知るために来たと言っていた

そんな彼の真意と目的はどこにあるのか?

明はそのニュースと同日に発表された浦和・西浦のJF3マルシャミーオ滋賀への移籍報道にやる気を燃やしていた

西浦は高校時代から別格のFWで東京予選でもいいようにやられた相手であった

そんな燃える明に触発されたのが伸び悩んでいたFWの岡部だった

彼も高校時代は選手権の得点王になった逸材だったがこの所はゴールからも見放されていた

そんなやる気に満ちた状態の2人がスタメンの第9節で2勝目を挙ると遂に明念願のマルシャミーオ滋賀戦がやってくる

・・・・だが、西浦は明の事を覚えてはいなかった

失意と恥ずかしさの中1対1では互角の戦いを見せた明だったが、西浦に固執するあまりDFのコンビネーションには綻びが出来始めていた

そこを滋賀の中心選手八島につかれチームはズルズルと失点を重ねていく

そのいきさつをベンチで見守っていた楳埜監督はついに明の戦力としてのストックが底をついたと実感する

一言感想

ひとつ成長するとひとつ落とされる。凡人ルーキー明は毎日自分との闘い。自分もそうだったと気づけるチームメイトからどんどん成長を再開していく。

7巻(2021/5/20)

MrCB07

滋賀戦でプロとしての底を露呈した明はレギュラーを外されてしまう。だが明は自分で原因がわからず悩む事すら出来ずにいると、重い足を運んで吉永の病室を訪れる。そこで吉永が提案したのはイメージトレーニングで脳を鍛える事だった。

収録

#55 UNIFORM
#56 UNNECESSARY
#57 IMAGINE
#58 ATMOSPHERE
#59 FORK
#60 GREAT CONDITION
#61 FORCES
#62 LOOK
#63 AFTER MATCH

内容紹介

◆明 自分の欠点を吉永に相談する

吉永にイメージトレーニングを勧められ猿橋と取り組む事にする

  ↓

◆チームはDFラインをノーマルに戻して好調を維持するが、明はベンチ外が続く

 猿橋はイメトレの成果で好調

 吉永がリハビリを開始する

  ↓

◆残り10試合で首位と勝ち点10差

明 CB序列では4番手で試合から遠ざかる

  ↓

◆明 第25節滋賀戦で久々のベンチも出番なし

 第25節マルシャミーオ滋賀(○2-1)

試合後、西浦と話しライバル認定される

解説という名のネタバレ

滋賀戦で自分のストロングポイントとウィークポイントを露呈したした明はそれについて悩みたかったが何について悩めばいいのかわからずにいた

諦めて吉永に教えを請いに行くと、彼がプロデビューを果たしたチーム「横浜フィールダース」について知ることになる

チームの消滅、変動背番号制など生まれる前の話に興味は尽きなかったが、明は本題の滋賀戦について切り出すと吉永は「ギンケシ」人形を使ったイメージトレーニングを提案してきた

滋賀戦以降戦術を通常のDFラインに戻し、キャプテンに主水を任命すると好調を維持し始めたチームの中で明はスタメン外どころかベンチメンバーからも外されてしまっていた

それと入れ替わりで一緒にイメトレをしている猿橋は好調をキープしていたが、楳埜監督は古賀コーチから主水のある「あだ名」について耳にする

主水はシーズン終盤になってくると必ずと言っていいほど調子を落とすことから野球のフォークボールを語源とする「ミスター・フォーク」と呼ばれていた

今の所その兆候はなかったがそれを不安視する楳埜監督は第25節の滋賀戦でSBの怪我人で序列のあがった明をベンチメンバーに登録する

だが結局試合には出場できなかったが、試合後に西浦が明に会いに来て同世代のライバルとして鎬を削ろうと言葉をかけてくれる

それはNF3のカテゴリーだけではなく「代表」をいう可能性も示唆していた

一言感想

ルーキーとして勢いでプレーするにはやはり限界があったね。イメトレしてベンチ外で考える機会は大きなステップアップのチャンス!考えずにプレーしてた猿橋の方がどうかしてる(笑)
2部に上がったら年代別代表編かな?

8巻(2021/11/18)

Mr.CB08

吉永がリハビリを始めたクラブハウスにやってきたのは、かつて吉永と一緒にプレイしていたアトランタ世代の選手・河野敦彦だった。イメトレの明、リハビリ明けの吉永に続きベンチに腰掛けるのは「ミスター・フォーク」主水。かつてはスタメンを張った3人はベンチからどんな視点で試合を見るのか?

収録

#64 NOSTALGIC SENIOR
#65 SECRET TALK
#66 FIRE PATTERN
#67 FULL POWER
#68 GOLDEN COMBI
#69 BENCH
#70 WARM-UP AREA
#71 LOOK DOWN
#72 ORDINARY PEOPLE
#73 KICK-OFF

内容紹介

◆クラブハウスに河野が訪れる

 明に何やら耳打ちするが内容は秘密となる

  ↓

◆吉永 練習で復帰アピールする

 第30節 境エゴーズ(○2-0)

吉永がベンチ入り

主水が調子を落とし始める

  ↓

◆第36節 函館36ers

吉永、明、主水がベンチ入り

「ミスター・フォーク」問題で論争になる

  ↓

◆明、主水がそれぞれの方法で復調の兆しを見せる

 最終節で勝てば2部昇格出来る状況になる

第34節 ASリョーマ

吉永、明、主水がスタメンに入る

解説という名のネタバレ

西浦から年代別代表の話を聞かされた明は自分には不相応な話だったが顔の筋肉はちょっと反応してしまっていた

リハビリに熱が入る吉永にとある人物が面会に訪れる

彼の名は河野敦彦。元日本代表で吉永の同期に当たるアトランタ組の人物だった

河野は吉永が引退を考えているのではないかと危惧していたが、それと同時に明にも期待の言葉を残して去っていった

・・・一緒にいた猿橋は無視して・・・

チームは戦術とメンバーを固定してから調子を上げ昇格圏を窺う所まで上がって来ていたが、「ミスター・フォーク」主水だけは予定通りのコンディションを迎えていた

第3CBの明、ケガから復帰の吉永、そして調子を落としている主水が一緒にベンチに並ぶ姿をシーズン開幕後に誰が予測したであろうか?

吉永は思い切って「ミスター・フォーク」所以の状況を主水に聞いてみるが、とりわけ調子が悪いわけではなくもしかしたらメンタルの問題かと思いちょっと褒め殺してみる事にした

すると見事に調子を上げて「自分が悪いのではなく良すぎて周りと合わなくなっていた」とまで言い出す始末であった

そしてリーグは遂に最終節を迎える

現在ワンダーズは勝ち点60の3位、2位のASリョーマも勝ち点60ながら得失点差は8

その2チームが相まみえる最終戦

勝てば文句なしの昇格で1位の結果次第では優勝の可能性も残していた

そんな大事な試合で試合復帰を果たした吉永、主水・・・そして明

この選択が結果にどんな影響を与えるのか・・・

一言感想

ベンチをただ嫌がるのか、受け入れて前を見るのか・・それが選手の分水嶺であると吉永は言うがプライドと現実の折り合いを付けられる選手は少ない。プロの厳しい現実が垣間見えたエピソードだった

主な登場キャラクター

♤吉永衛
(よしなが まもる)
東京ワンダーズ所属のDF、元日本代表で海外経験もある大ベテラン、あだ名はカイザー・ヨシ

♤千明明
(ちぎら あきら)
湾岸総合高校3年のDF、吉永の目にとまりプロの世界に入る、体幹が強く運動能力も平均以上だが身長が伸び悩んでいる

【東京ワンダーズ】

♤桂木(かつらぎ)
東京ワンダーズの新GM、親会社との繋がりが強く裏で何やら画策している

♤楳埜(うめの)
東京ワンダーズの新監督、元プロ選手で吉永や猿橋とプレー経験がある、監督経験なし

♤古賀コーチ
東京ワンダーズのコーチ、気が弱く監督に従順だが人柄はいい

♧アナゴン
東京ワンダーズのマスコットキャラクター、アナゴがモチーフ

♤猿橋(さるはし)
東京ワンダーズ所属のFW、吉永の子分

♤目白主水
(めじろ もんど)
東京ワンダーズ所属のFW、元海外組でテクニックとプライドが高い

♤蛯沢(えびさわ)
守備的MF、温和な性格で誰にでも気さくに話せる、愛称エビちゃん

♧その他ワンダーズの選手
鈴鹿(すずか・MF)、二本柳(にほんやなぎ・DF)、岡部(おかべ・FW)、太秦(うずまさ・GK)、境(さかい・DF)

【マルシャミーオ滋賀】

♤西浦(にしうら)
所属はNF1の浦和レッドスター、レンタル移籍中、FW

♤八島(やしま)
MF、戦況の把握と利用に長けたゲームメーカー

【その他の登場人物】

♡星川薫子
(ほしかわ かおるこ)
スポーツ日日の記者

♡本田優希
(ほんだ ゆき)
吉永の恋人、管理栄養士で元スーパーアイドル

♤備後寛太
(びんご かんた)
野球の東京ワンダーズの監督、吉永の同級生

♤崎山(さきやま)
東京ワンダーズのサポーター、コールリーダー

♤河野敦彦
(こうの あつひこ)
元日本代表、アトランタ組

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