comico開始時からの人気連載であり、アニメ化(2016年)、舞台化(2016年)、映画化(2017年)、海外翻訳版も複数媒体で出版された人気コミック
タイトル |
Re LIFE(2) |
作者 |
夜宵草 |
出版社・掲載誌 |
泰文堂・comico |
刊行日 |
2014年11月12日 |
ジャンル |
学園モノ、恋愛、人生やり直し |
インデックス
- report20.真面目に変人
- report21.天国と地獄
- report22.自然なノリで
- report23.鈍感オーガ
- report24.距離感ジレンマ
- report25.仕事と私情
- report26.NOTシルバー
- report27.平均の仕組み
- report28.2番手
- report29.一方通行
- report30.青葉高校3年3組
- report31.深めたい仲、深まる誤解
- report32.お昼休み 学食にて
- report33.泥沼 or ぼっち
- report34.大人目線
- report35.黒
- report36.墜ちる
- report37.落ちる
- Bonus report 一粒の甘いご褒美
主な登場人物
♤海崎新太(かいざき あらた)
大学院卒のニート、人当たりはいいが最初の就職で失敗して以来負け犬人生が続いている、人当たりはよく集団にうまく溶け込む事ができる
♤夜明了(よあけ りょう)
リライフ研究所の社員、リライフ被験者の監視員で新太の担当、いつもニコニコしていて考えが読みにくい人物、生徒として学校に同行している
♡日代千鶴(ひしろ ちづる)
新太のクラスメイト、頭はいいが絶望的コミュ障、取捨選択のないまま思った事を口に出して引かれるタイプ、クラス委員
♤大神和臣(おおが かずおみ)
新太のクラスメイト、前の席、見た目はチャラ男、新太命名「チャラオーガ」、成績優秀でクラス委員も務める
♡狩生玲奈(かりう れな)
新太のクラスメイト、隣の席、成績優秀だが性格キツめ、上位の千鶴を敵視している
♡小野屋杏(おのや あん)
新太のクラスメイト、新太と同じ編入生、気さくな性格、頭は悪い
♡玉来ほのか(たまらい ほのか)
狩生の友達、バレー部キャプテンで運動神経抜群
♤朝地信長(あさじ のぶなが)
ほのかの幼なじみ、長身でおっとりした性格
♤犬飼暁(いぬかい あきら)
ほのかの幼なじみ、ぶっきらぼうだがほのかのことには敏感
あらすじ
高校生になった新太にとって最初の難関はコミュニケーションではなく学力、体力の問題であった。上がらない成績に悶絶しながらも上手に周りを巻き込みながら人の輪に入っていくことでリライフ被験者としては上場の滑り出しの新太であったが、予想しない場所からの不協和音に巻き込まれていくことになる・・。
ポイント紹介
新太サポート体制崩壊
壊滅的なテストの結果を受けて大神が勉強のサポートを申し出てくれた。それに便乗して杏も勉強会に参加するが二人のテストの結果に大神は吐き気を堪えて頭を抱えるしかなかった。
なぜ気づかない?
玲奈の雰囲気から脈ありと大神を茶化す新太と杏だったが、あまりの大神鈍さに目眩すら覚える状態であった。果たして大神が玲奈の気持ちに気づく日は来るのか?
絶望の体力テスト
新学期に避けられないイベントの一つが体力測定であるが、中身は27歳の新太にとっては試練の一時であった。散々な計測結果の上、転んだ拍子に膝をグロく擦りむいて朝地にお姫様抱っこで保健室へ運ばれる始末であった。
笑顔の行方
千鶴は最近やたらと目が合う玲奈と仲良くなろうと笑顔を送るが、そもそもコミュ障の千鶴が送る笑顔は不自然で挑発以外の意味には取ってもらえなかった。
忍び寄る闇
玲奈は勉強では千鶴に、運動ではほのかに勝てない事にコンプレックスを感じていたが、自分で自分をネガティブな状態に追い込んでしまい衝動で千鶴を困らせようと行動に出てしまう。それを偶然通りかかった新太に見咎められると逃げ出そうとした拍子に・・・。
名セリフ3選
①『じゃあ カズくん』
自分の事をフレンドリーに呼んで欲しいという大神要望を受けて発した千鶴の言葉。よりによって玲奈の目の前で行われた蛮行で玲奈の闇メーターが振り切れたのは言うまでもない。
②『石をどけたキレイな道を歩かせてあげることが果たして本当に本人のためになるのかどうか 転んでも許してもらえる若いうちにその痛みや起き上がり方を学んでおくのも大切かな・・って思いますがね』
新太がぼっちの千鶴をそれとなく助けてくれるよう夜明に頼んだ時の彼の返事。超正論であり新太も引き下がるが、周りに干渉していこうとする姿勢は喜んでいた。
③『あたり前のように友達に会える毎日なんて大人になったらなくなってしまうのに』
学生生活を楽しんでいる風がない周りに対し新太が思った一言。その事を知っているからこそ青春を謳歌してほしいと願うのであった。
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