仄見える少年 3巻（松浦健人／原作・後藤冬吾）【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0121

Luck’o

こんにちは　Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは4/30発売の
「仄見える少年」3巻（松浦健人／原作・後藤冬吾）です

概要

千手童子から力を授かった神崎は、伊織に容赦無い連撃を放つ!! 黒瀬と共に撃破の糸口を見つけるが、小町つむじの様子が急変──。そして神霊会の幹部・赤間によって明かされる未知なる脅威、「宿し手」の存在…。千手童子の謀略は、新たな局面を呈す──!!
Amazonより抜粋

作品情報

タイトル

　仄見える少年　

作者

　松浦健人／原作・後藤冬吾　

発売日

2021年4月30日

掲載誌

　週刊少年ジャンプ　

ジャンル

アクション・霊・バトル

サブタイトル

第17話　特別になれたら

第18話　覚悟

第19話　本当の会話

第20話　普通の人間が

第21話　禍機

第22話　人形館

第23話　人形館の怪

第24話　人形館・地下

第25話　人形遣い

主な登場人物（新規・更新）

♤赤間盛継（あかま　もりつぐ）
神霊会の幹部、背が高く顔は怖いが心配性

♡近藤亜希（こんどう　あき）
神霊会所属の霊媒師、狗賓使い

♡エミリア
人形館の主人、千手の宿し手「人形遣い」

ポイント紹介

「意見の相違、行動の同意」

小町が伊織に向ける特別な感情を嘲笑う神崎に理久の怒りが爆発する

駆けつけた黒瀬と共闘し操り手である神崎を倒して小町を救おうとする

3人で仕掛けた奇策によってそれまで余裕を見せていた神崎の顔色が豹変する

理久も小町を救おうと分霊結界を展開するが、獣の姿の小町を覆うには時間が足りなかった

そこで伊織は黒瀬に声をかけてある行動を起こす。果たして間に合うのか？

「5人の宿し手」

神崎の一件のほとぼりが冷めやらぬうちに、伊織、理久、研真は夜生の指示で赤間達と行動を共にしていた

千手の宿し手案件は想像していたより事態が深刻化しており、特に「雨男」「人形遣い」「鬼指姫」「虫の知らせ」「群像劇」と呼ばれる5人は強さが群を抜いていて精鋭を集めなければ倒せないレベルだと赤間は言う

かくして辿り着いたのは神崎に関わるある人形を販売している怪しげな洋館・人形館だった

「人形館のカラクリ」

相手の出方を警戒していたにも関わらず伊織と理久は敵に捕らえられてしまう

しかも小さくされ人形の檻に閉じ込められた上に、力も封じられて絶体絶命の大ピンチに陥ってしまう

残された研真と近藤は天狗と狗賓を呼び出し人形に対抗するが、身体の一部を人形に変えられて追い込まれて行く

そんな時、天狗達が研真の人形になった腕に噛み付いてなにかを伝えようとしていた