銀河英雄伝説 19巻(藤崎竜/原作・田中芳樹)【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0057

銀河英雄伝説(19) SF・ファンタジー
Luck'o
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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは12/18発売の
「銀河英雄伝説」19巻(藤崎竜/原作・田中芳樹)です

いよいよフェザーン回廊に進攻したラインハルトは圧倒的威厳を持ってフェザーンに降り立ちます

一方でイゼルローン回廊でロイエンタールと鍔迫り合いをしていたヤンはビュコックからの指令を受けてある決断を実行します

活躍の誌面をヤングジャンプからウルトラジャンプに移した今作ですが、相変わらず好調でアニメも続編の制作が決定しています

小説版(というか本編)では今〈4巻策謀編〉の終盤あたりでまだ物語は折り返し地点にも行ってないのです

このままいけば少なくとも50巻コースは堅いですね

藤崎先生も自身の連載では封神演義の全23巻が最高なので、来年にはそこに迫っていきそうです

キャラクターの個性に賛否両論あるようですが(正直わかる)、宇宙で繰り広げられる艦隊戦などはやはり非凡なセンスを持ち合わせた作家さんだなと感動するシーンが沢山あります

この調子でまずは前半、ラインハルトとヤンの戦いを描き切って欲しいですね

銀河英雄伝説の最新情報はウルトラジャンプの公式サイトでゲット!→ウルトラジャンプ公式リンク

この漫画のジャンルは「スペースオペラ・戦略シミュレーション」

この巻の見所は「イゼルローン要塞内外の攻防」です

ポイントあらすじ紹介

「フェザーン陥落」

長く銀河帝国と自由惑星同盟のパワーバランスを握っていた商業国家フェザーン

銀河帝国を手中に治めたラインハルトはフェザーン回廊を突き進んで同盟領に進攻するという前代未聞の作戦に打って出る

当然、道中でフェザーンを支配下に置く思惑であったが、これを機にフェザーン自治領主ルビンスキーの寝首を掻こうとケッセルリンクも動き始めるが・・・

「唯一の手ががりは子供の妄言」

ビュコックから艦隊を借りて同盟側のフェザーン回廊出口を探しに出たユリアンとマシュンゴ

頼りの情報源はヤンが子供の頃にボリス・コーネフから聞かされた話だったが、調べれば調べるほどそのポイントの怪しさは際立っていた

目的ポイントを探索しているとなんとそこからフェザーンを発った船団が現れ、民間船の代表はボリス・コーネフと名乗った

「ヤンの勝算」

フェザーン回廊を突破されるとわかったヤンは駐留の価値なしとしてイゼルローン要塞の放棄を決定する

とある仕掛けを要塞内に施したヤンは、焦れて攻撃を仕掛けてきたレンネンカンプ艦隊を利用してイゼルローンからの脱出を実行に移す

これによりラインハルト・フォン・ローエングラム、そしてヤン・ウェンリーが再び同じ戦場で相見える事となるのである

感想

一番の感想はレンネンカンプの髭ですかね(笑)

相変わらずブサメンの濃さが酷いのはさておき、19巻でラインハルト艦隊のフェザーン回廊突破とヤンのイゼルローン放棄が実行されます

そして戦いの場は同盟領ランテマリオへと移っていきます

この巻で登場した同盟軍のチェン・ウー・チェンはビュコック軍に有用な智力となりますが・・・・パン食べすぎじゃね?

どこの世界にずーっとパン食ってる少将がいるんだろうか

こういう所が賛否多いんだろうなと思います(笑)

ちなみに僕は賛否というより別の派です

というのも藤崎先生がどうのこうのではなくて僕は道原かつみ先生のファンだったので第一希望は道原銀英伝で最後まで行って欲しかったという希望によるものです

しかし、藤崎銀英伝は艦隊での戦闘シーンやラインハルトを筆頭に映えるキャラのキメシーンは非常にかっこいいなといつも感心しています

表紙もメッチャカッコいいですよね

このままカッコいいラインハルトvsヤンで僕たちを魅了してくれる事を期待しています

2021年もちゃんと追いかけていきますよ!

luck’o
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ところで

みなさんは髭に興味はありますか?

Luck'o
Luck’o

僕は口髭派です!(ビシッ)

・・・ええ、全身毛ですとも・・

ではまた次回の新刊で!

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