第7回 手名町紗帆「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」を読む!

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん02 恋愛
luck’o
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こんにちは
湖面をたゆたう漫画好きLuckoです

このブログではいい年した漫画好き(汗)のボクが、これまでの漫画遍歴で好きだった漫画や作家さんの作品を中心にあらすじやキャラクターを簡単に紹介しつつレビューしていきます

完全に個人の独断と偏見ですのでその辺はご容赦ください

あとネタバレも含みますので注意してくださいね

今回ご紹介するのは手名町紗帆時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさんです

小説の神様いつか、眠りにつく日など若者に人気のノベルを美麗な画力でコミカライズする手名町紗帆先生の最新作はまたまたまたコミカライズです!!

いや、別にディスってないですからね

ほらほら有名どころだと「ストーリー考えるの天才的だけど絵は壊滅的な漫画家とストーリーさっぱりだけど絵は1級品の漫画家が組んだら人を殺せるノートが出来ました」とかありますし・・・フォローになってないな、うん!

でも今回はロシア人美少女という今一番アブない領域に足を踏み入れた攻めの作品ですから!(注・ウクライナ侵攻の方が後です)

作品概要

【作品名】
 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 
【作者】
漫画・手名町紗帆
原作・燦々SUN
キャラクター原案・ももこ
【連載期間】
 2022〜 
【巻数】
既刊2巻
(2023.9現在)
【掲載誌】
週刊少年マガジン
【ジャンル】
恋愛・学園

作品紹介

1巻を読む!

舞台は私立征嶺学園
日本最高峰の偏差値を誇る中高大一貫校で卒業生は政財界で活躍する押しも押されぬ名門校



主人公は「アリサ・ミハイロヴナ・九条(くじょう)」

ロシア人の父と日本人の母を持つ奇跡の美少女
中3で転校して以降成績は学年1位、スポーツ万能、生徒会会計と凄すぎて近寄りがたい「孤高のお姫様」
・・・・上げたね~、出足からステータスMAXっすよ
でも大丈夫!!そんなにパーフェクトなのにちゃんと恋愛経験はないから!!(ビシッ)



で、主人公が「久世政近(くぜ まさちか)」

学園一怠惰な男でゴリゴリのオタクです
でもなぜかアリサを愛称(アーリャ)で呼ぶ唯一の男として異彩を放っています
絵に描いてテンプレにはめ込んだようなだらしないけど実は出来る男前主人公です(笑)



アーリャは一見久世のだらしない態度に腹を立てているようですが、実は内心久世にデレていてそれを「ロシア語」で呟きます

ここでストーリーの要となる部分「祖父がロシア映画好きだったからロシア語がわかる」という設定が生きてきます
そう!久世はアーリャの「デレ」がわかるんです
最初こそ「いやいや俺みたいなの好きな訳ないし(笑)」って感じで受け流していましたが、段々デレとかまちょがエスカレートすると照れるの通り越して羞恥プレイみたいになってきます



久世は周りに気を使えるいいヤツだしアーリャの気持ちがわかったからといってそこに付け込むような男でもありません
そこで彼が取った行動は「知らないフリ」をするという拷問です(笑)



中等部では生徒会副会長をしていたようですが、今はだらしない生活を身上としクラスメイトの「丸山毅(まるやま たけし)」「清宮光瑠(きよみや ひかる)」と非モテコミュニティで日常を過ごしています

でも嵐は向こうからやってきます
生徒会広報で久世の幼馴染「周防有希(すおう ゆき)」がベタベタしてくると、日本語で久世をディスりながらロシア語でヤキモチを焼く離れ業をやってのけます!
・・・さっさと告れよ・・・

アーリャの姉で生徒会書記の「マリヤ・ミハイロヴナ・九条」も登場しますがこちらはアーリャを見守る立場みたいですね



アーリャもムキになって久世にウザ絡みするからいちいち事態が悪化していくし、その度に久世のメンタルライフがガンガン減って行きます
これはこれで面白いけど



最近珍しいゴリゴリのお嬢様設定と付き合うまで20巻くらいかかりそうなウブなキャラで今後どう展開していくのか楽しみです
アニメ化・・・色々なハードルがありそうだけど期待してます!!


2巻を読む!

1巻末からいきなり過去エピソードに飛びましたが、これはなぜアーリャと久世の距離感が近いのか?なぜ久世は「アーリャ」呼びするのか?という設定消化には必要なものでしたね
棚上げしても意味ない、というか早く出さないと「?」が増えるだけなので納得です



とりあえずここまでのポイントは、

・アーリャは久世が好きだが基本ツンデレ(デレはロシア語)
・有希も久世が好き
・アーリャvs有希のバトルがアーリャのデレをどんどん引き出す
・久世は徹底して知らないフリ
・生徒会関係のイベントが多々ありそう?

ですかね



アーリャが自分の生まれた環境や見た目がいい事は自覚しながらも、「その環境に胡坐をかいたことはない」と言い切る矜持は好きですね
「そんなことないですぅぅぅ~」とか言ったら即ブックオフですよ(物理的⁉)
ぶっちゃけロシア人っぽくはないけど手名町先生の透明感溢れるキャラは作品によく合っています



そんなアーリャだから久世の周りを立てて自分は表に出ない行動を見て彼の本質的な素晴らしさに惚れちゃったんじゃないですかね
だから早く告れって!(まだ2巻)

でもひたすらロシア語で「かまえコール」するのはかなり久世も堪えたはずだけど、彼はかなり紳士設定だからやりすぎくらいがちょうどいいのかも知れません



で、満を持して生徒会長「剣崎統也(けんざき とうや)」が登場しますが、結構思慮深い良い人そうですね
そうでなければ・・・・

[副会長]更科茅咲(さらしな ちさ)※未登場
[書 記]マリヤ・ミハイロヴナ・九条
[広 報]周防有希
[会 計]アリサ・ミハイロヴナ・九条


なんてハーレム生徒会で理性保てないでしょう!!(笑)
頭脳明晰容姿端麗な女子ばっかりですね~
ここで初めて久世の中学生徒会時代に触れられますが・・・なんかありそうですね??



3巻に続く!

luck’o
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