今回のお題 「MOGAKU」
こんにちは湖面をたゆたう漫画好き「楽庫(ラッコ)」です
今回はグミマル先生の「MOGAKU」を読んでみました

美味しそうな名前の先生ですね(笑)
正直絵柄はストライクゾーン外なんですが読んでみました
今回はチャンピオンの連載作品です
絵柄的には粗削りですが勢いに期待したい!
概要
まず作品の概要は以下の通りです

作品名:MOGAKU
作者:グミマル
連載期間:連載中(2024~)
掲載誌:週刊少年チャンピオン
内容
今回は2巻までの内容でお話していきます
ジャンルは「競輪」です
ロードレースじゃなく競輪!
作中でもありますがプロ競技としての間口は広く他ジャンルのスポーツから成功する人も少なくないというのは聞いた事があります
お断りしておくと
「心の弱い方はご注意下さい」(意味深)
主人公は「桐生一成(きりゅうかずなり)」
高校3年生
2年前に父親が癌で他界
3人の弟と妹を食わせ家計を助ける為新聞配達のアルバイトを始める
高校卒業を目前にして母親が交通事故で車椅子生活になる
・・・・・・・
・・・・・・・
令和だよ⁉
ここまでで心が折れそうになりました
あまりにも不幸過ぎる・・・
でも2年間で培った責任感と忍耐力を見込んで新聞屋の社長が勧めてくれた職業が・・
「競輪選手」
成功すれば・・
「30億円稼げる」
それはサッカー少年にエムバペの年収伝えるのと同じ・・・
さすがに一成も・・・・
「ふたつ返事で承諾!」
マジ⁉
実は社長さんは元競輪選手
一成の覚悟と忍耐力を見込んで敢えて厳しくも稼げる道を紹介してくれました
かなり思い切った誘導ですが・・
一発勝負の試験を乗り越え養成所に入学
新所長の「金龍(きんりゅう)」の方針は「超実力至上主義」
結果以外一切認めないが新しく成績優秀者には「早期卒業制度」を導入
上手くすれば半年でプロになれる!
素晴らしい提案を実行してくれるのに・・なぜかパーリーピーポーみたいにアホっぽい(笑)
とにかくここからは競争!!
ライバルも多数
父親も競輪選手の二世「太田煌(おおたこう)」、
元自転車競技経験者で妻子持ちの40歳「歌丸太志(うたまるふとし)」、
韓国競輪界最強の男「ソンウィジョ」、
BMX日本一「山田ノリキヨ」、
養成所経験者「辻夜叉坊(つじやしゃぼう)」
などクセツヨばかり
でも大事なのは自分との戦い
なんせダントツの素人なので(汗)
とにかく一成が真っすぐ過ぎて泣けます
精神も体力も出し尽くすまで努力を止めない
心が折れそうになっても絶対に諦めない
背負ってるものへの責任から素人なのに平気で「30億稼ぐ」って言い切るのがカッコイイ
大人しいけど芯がものすごく強い所が良い
まとめ
競輪とも常に真摯に向き合い慢心とは程遠い
ライバル達もそれぞれ背負うものがある中で結果を手に入れるのは気持ちの強さなのかなと思ってしまう
一成の執念は周りを触発して引き上げてしまいそうなのは気がかりですが・・
タイトルにもなっている通りいかに一成がもがいて這い上がっていくのかが楽しみな作品です
画力的にはまだ伸びしろ多めだと思いますが、ここ一番の魅せシーンの迫力に引き込まれてしまいます
チャンピオンだと僕が大好きな「シャカリキ」とか長期連載の「弱虫ペダル」など自転車漫画があるので続いてくれればいいなと思います
最後にこの作品のラッコマッチ率は・・・

70% でした!
序盤の悲壮感が凄すぎて・・・そこからの熱気も凄かった

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