GIANT KILLING 58巻(ツジトモ/原作・綱本将也)【新刊コミックレビュー】※ネタバレあり File0128

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こんにちは Luck’oです

このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなく新刊レビューします

いい作品が見つかれば幸いです

※ご注意
多少のネタバレを含みます、それが嫌な方はブラウザバックをお願いします

今回紹介する新刊コミックは5/21発売の
「GIANT KILLING」58巻(ツジトモ/原作・綱本将也)です

概要

前半終了間際、大分に追いつかれたETUのロッカールームはイヤ~な雰囲気。目の前の敵に向き合うはずが、過去のトラウマにとり憑かれ・・・達海の”お祓い”で目は覚めるーー!? そして後半、ついに椿投入! ピッチでの失敗はピッチでしか取り返せないーー。目覚めろ椿、進化せよETU、タイトルへの階段を駆け上がれ!

Amazonより抜粋

作品情報

タイトル
 GIANT KILLING 
作者
 ツジトモ/原作・綱本将也 
発売日
2021年5月21日
掲載誌
 モーニング 
ジャンル
サッカー

サブタイトル

#568~#577

主な登場人物(新規・更新)

なし

ポイント紹介

「ベンチワークの妙」

ハーフタイムに達海監督が選手に問い質したのは目の前の事実の受け入れ方であった

目の前の事を受け入れられない大きな要因はこれまでのETUの戦績と深く紐づいていた

例年降格争いを繰り返していく内に選手の中にシーズン終盤への恐れのようなものが出始めていた

それを鼻で笑う達海監督だったが、一方で上手く行っているように見えた大分にもハーフタイムで綻びが生まれていた・・・





「達海の決断」

後半残り20分で両チームベンチが動き始める

大分は2枚替えを行い攻撃の活性化を図ると、達海監督はアップ中の椿を呼び寄せる

サポーターだけでなくマスコミや相手チームにまでその衝撃は波及していく

しかしただ1人椿だけはまだ挫折という暗闇の中で溺れ続けていた

ピッチに立っても村越に声を掛けられても世界の暗さは変わらないままであった・・・





「椿覚醒!」

試合の中で身体は反応するが心が一切反応しない

椿はこんな状況に覚えがあった。それは子供の頃、1人でボールを蹴っていた時に感じていたものと同じであった

そして思い出す。ただガムシャラにひたむきにサッカーに取り組んできた日々を

サッカーに救われ続けた毎日を

するとようやく椿を覆っていた闇が明けて景色や声が聞こえ始める・・

レビュー

こんにちは

ジャイキリの58巻です

いや~椿の復活まで長かったですね

現実の選手に対してもそんなミスさっさと切り替えて頑張れよ~とか思いがちですけど、選手も人間なのでやはりミスをすれば立ち直るまでにはそれなりの時間を要するのは当たり前なんですね

今でこそTVでも思い出話として語られるジョホールバルの奇跡に立ち合った選手達のストレスってどれほどのものだったんでしょうね

日本が初めてワールドカップに出れるかどうか、史上初自力で本戦出場せずにワールドカップに出て笑われてしまうのかなどなど尋常ではないプレッシャーの中にいたんでしょうね

さすが岡野・・・いや、岡田監督

何より立ち直るまでの軌跡を丁寧にストーリー化した綱本先生も凄いし、椿が出場する時のサポーターの雰囲気や闇が明ける瞬間の表現など体験して来たかのような臨場感で描けるツジトモ先生って本当に凄いですよね

達海監督って最初から最後まで椿の事を信頼し、期待し、見守ってますよね

他の選手にも同じ気持ちかもしれないけどやはり椿は特別な感じがします

もし復活出来なかったとしてもそれを受け入れてちゃんと支援するのが目に浮かぶ気がします

監督という職業の奥深さをまた感じさせられたと思います

さぁ、椿復活でETUは更に勢いを加速させていくのか?

59巻に続く


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ところで

みなさんの好きな公式球は何ですか?

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僕はテルスターです!(ビシッ)

・・・クロイゴカッケイ・・

ではまた次回の新刊で!

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