テンカイチ 日本最強武芸者決定戦(あずま京太郎/中丸洋介)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

テンカイチ05 バトル・アクション
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このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

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【作品名】
 テンカイチ 日本最強武芸者決定戦 
【作者】
漫画・あずま京太郎
原作・中丸洋介
【連載期間】
 2021〜 
【巻数】
1〜5巻
【掲載誌】
ヤングマガジンサード

最新刊・5巻(2022/9/20発売)

飄々とした宗矩の内に宿るのは剣術の研鑽を名目に人の命を弄ぶ「邪」でした

覚醒した宗矩はお返しとばかりに「柳生新陰流禁伝・無極円還(むきょくえんかん)」を繰り出します

新陰流の太刀筋「廻し打ち」「切り上げ」を延々と繰り出す剣技にアダムスはなす術なく翻弄されていきます

【◇一回戦 第四仕合◆

日野長光(豊臣家代表)vs上泉伊勢守信綱(柴田家代表)】

信長きっての腹心「豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)」が連れて来たのは無敵無敗の力士「日野長光(ひの ちょうこう)」

長年ぶによって信長を支えた老中「柴田勝家(しばた かついえ)」は剣聖として名高い「上泉伊勢守信綱(かみいずみ いせのかみ のぶつな)」でした



体躯で勝負が決するのなら戦うまでもない圧倒的な体格差がある2人の戦士

しかし蓋を開けてみれば長光の圧倒的攻撃力は空を切るばかりで全く信綱には当たりません

しかも剣を抜く事を「禁じ手」としていた信綱は「無刀取り」であっさり長光を地面に転がして見せます



闇雲に力を振りかざす長光に飽きた信綱は最後に彼が被る仮面を取って素顔を拝もうとしますが、これが間違いの始まりでした

かつて自分を愛さない母の為に振るい、信長の太平に尽くした真の剛腕は仮面のある「仕掛け」によって眠っていました

長年の封を解かれた本物の長光は信綱を上回る勢いで一気に攻め立てますが、リミッターを持っていたのは長光だけではありませんでした・・

●本多忠勝vs宮本武蔵○

●冨田勢源vs風魔小太郎○

○柳生宗矩vsウィリアム・アダムス●

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Story&Review&Character

【次の天下を決めるトーナメント】

「織田信長(おだ のぶなが)」が天下を統一してから10年が経ちました

老衰し余命わずかな信長は「テンカイチ」というトーナメントを開き、その優勝者に次の天下を譲ると明言します

それにより全国の武将達は自分の知る最高の武芸者を呼び寄せテンカイチに集います

かくして日本最強を決める壮大な大会が幕を開けます

【一回戦 第一仕合

本多忠勝(徳川家代表)vs宮本武蔵(長宗我部家代表)】

徳川家の忠臣でその実力が突出し過ぎているが故に敵がなく怠惰な生活を続ける「本多忠勝(ほんだ ただかつ)」でしたが「徳川家康(とくがわ いえやす)」を天下人にするべく愛槍・蜻蛉切を携え参加を決めます

対する「長宗我部元親(ちょうそがべ もとちか)」が担ぎ出したのは若き剣士「宮本武蔵(みやもと むさし)」

天下に轟く剣豪・吉岡拳法を破りし無双兵法者「新免無二斎(しんめんむにさい)」の嫡男として、三歳で剣を振るう喜びを知り十一歳にして父を越えた剣士

しかし強すぎるが故に父を超える好敵手に出会うことが無くその才能は眠りへと堕ちて行った無名の傑物

その戦いは緒戦を飾るに相応しいもので長槍を剛腕で振り回しながらも緻密な駆け引きで相手を追い詰める忠勝に対し、武蔵は無類の剣術センスを開花させ槍をいなしては忠勝の喉元を狙おうとします

忠勝が誇る進入禁止の絶対領域「金剛仁王〝金剛杵(ヴァジュラ)禁域〟」に、武蔵が神速の刃で踏み込んでいく

【◇一回戦 第二仕合◆

冨田勢源(近衛家代表)vs風魔小太郎(北条家代表)】

公卿「近衛前久(このえ さきひさ)」が送り出すのは盲目の老剣士「冨田勢源(とだ せいげん)」

盲目とは思えない鋭い動きと小太刀無双からなる変幻自在な技の切れで相手をなます斬りにしていく

相模国の戦国大名「北条氏政(ほうじょう うじまさ)」が擁するのは風魔忍者の頭領にして歴代最上の女帝・六代目「風魔小太郎(ふうま こたろう)」

強大な風魔手裏剣を振りかざし勢源に襲い掛かる小太郎

それを弱気な言葉とは裏腹に飄々と躱し反撃の機を窺う勢源

勢源の目の代わりとして駆使している「白夜眼」という能力は音だけではなく匂い、風の流れ、振動、熱などありとあらゆる情報を集めて発動しており並大抵の攻撃ではかすりもしない

そこで小太郎は風魔薬術の「雅大蛇ノ六番」を使用し超ドーピング状態で更なる攻勢に出る



風魔の一手先を読み続ける勢源と、無限の持久力で攻撃の手を休めない小太郎

いつまでも続くかと思われた応酬は勢源の肉体の限界と、小太郎の血の出し過ぎによる失速で一気に決着へと傾いていく

【◇一回戦 第三仕合◆

柳生宗矩(織田家代表)vsウィリアム・アダムス(毛利家代表)】

織田の正統後継者「織田信忠(おだ のぶただ)」が擁立したのは剣術無双・柳生新陰流「柳生宗矩(やぎゅう むねのり)」

対する安芸の戦国大名「毛利輝元(もうり てるもと)」が連れて来たのは未知数の異国人「ウィリアム・アダムス」でした

過去二仕合とは打って変わり戦場は何と舟の上

足場が安定しない中で機先を制したのはアダムスの方でした

「ダークダンス(死の舞踏)」と呼ばれる独特なステップで宗矩に距離を測らせず、相手の動きを御する「バインド」で宗矩に何もさせないまま傷を増やしていく

しかし宗矩は増えていく生傷をものともせずその本性を徐々に現わしていきます・・

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