テンカイチ 日本最強武芸者決定戦(あずま京太郎/中丸洋介)【漫画あらすじ紹介とネタバレビュー】

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦03バトル・アクション

正史とは違う日本で天下を統べる漢を決めるべく16人の腕自慢達が不退転の決意で天下無双のトーナメントに持てる全てを注ぎ込む!

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作品情報

【タイトル】
 テンカイチ 日本最強武芸者決定戦 
【作者】
漫画・あずま京太郎
原作・中丸洋介
作者のTwitter
【掲載誌】
 ヤングマガジンサード 
【ジャンル】
バトル・歴史
【巻数】
1~3巻

オススメポイント

  • 美麗な画力で迫力のバトルを満喫!
  • 史実をカッコよく捻じ曲げた戦国バトルが満載!
  • 頭カラッポで見れるガチンコバトルばかり!

ストーリー紹介

時は西暦1600年

織田信長が天下統一を果たして10年が経とうとしていた

そう、これは「我々の知らない」歴史の物語である

年老いた魔王・信長は家臣を集め自身の後継者問題に言及し始める

その発言はおよそ従来の家督継承からは程遠いものであった

「最強の武芸者を連れてきた者に天下をくれてやる」

戦国時代を終え、平和な治世が根付き始めた時代は再び乱世へのうねりを孕み始める・・

信長の一声で執り行われる事となった「日ノ国最強武芸者トーナメント 代理国獲合戦『テンカイチ』」は有力者十六名が推薦する武芸者が戦いを繰り広げるトーナメント方式の一発勝負での仕合で優勝者には信長に代わる天下が与えられる

そんなとんでもない提案に重臣達は「はい」か「承知」か「かしこまりました」か「YES」以外の返事は許されなかった

かくして『テンカイチ』は有無を言わさず開催の運びとなった

1巻(2021/6/18)

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦01

収録

第1話 魔王の戯れ
第2話 強者激突
第3話 眠れる剣才

内容紹介

◆織田信長が天下を治めて10年が経つ

 後の天下人を決める代理国獲合戦「テンカイチ」の開催を宣言

  ↓

徳川家康 本多忠勝に参加を要請

 忠勝も二つ返事で了承する

  ↓

◆一回戦 第一仕合

 本多忠勝vs宮本武蔵

  ↓

◆忠勝の剛腕が武蔵を追い詰めていく

 武蔵が二天一流に開眼

解説という名のネタバレ

大前提としてこの物語は「架空」の日本の歴史をベースにしています

いやー生きてましたね、信長

実物の信長が1534年生まれで時代設定が1600年なので御年66歳ですね

ニアに獣の数字です(笑)

出てくるキャラは概ね史実のキャラとなっておりますが年代などで熟成されているキャラとまだ若いキャラがいますね

それで言うと一仕合目の本多忠勝は戦国時代に既にその勇名を馳せているのに対し、宮本武蔵はまだ青年で二刀流でもない状態で登場します

というわけ緒戦です

◇一回戦 第一仕合◆

本多忠勝(徳川家代表)vs宮本武蔵(長宗我部家代表)

一仕合目から説明の必要がない有名人同士の対決

本多忠勝は徳川家康の忠臣であったが、その実力が突出し過ぎていたが故に対等に戦える敵に出会えず飲んで食ってのだらしない生活を続けていた

しかし「テンカイチ」の開催に際し徳川を背負って立って欲しいという家康の申し出を快諾し出場に至った

残した伝説は数知れず、されど一切の負い傷無しの看板を引っさげ、愛槍・蜻蛉切を携え現れる

対するは実際の歴史でも剣豪として名を轟かせた男・宮本武蔵

天下に轟く剣豪・吉岡拳法を破りし「無双兵法者」新免無二斎の嫡男として、三歳で剣を振る喜びを知り十一歳にして父・無二斎を越えた剣士

しかし強すぎるが故に父を超える好敵手に出会うことが無くその才能は眠りへと堕ちて行った

本多忠勝が誇る進入禁止の絶対領域「金剛仁王〝金剛杵(ヴァジュラ)禁域〟」に武蔵の神速の刃が踏み込んでいく

ポテンシャルは勿論高いのでその辺の引き出しを仕合で行っていく感じですね

武蔵は仕合前は飄々としていましたが、戦い始めると忠勝の圧に押されて目玉ひんむいて冷や汗流すシーンばかりですからね

この辺がまだ若さなんでしょう

でも太刀筋を読む目と反応は常人のそれを遥かに超えており忠勝さえも一筋縄では行かない相手として互角以上の戦いを展開していきます

画力が非常に高くキャラクターの濃さがハンパないうえに、戦闘シーンの迫力が滅茶苦茶あってすごくカッコいいですね

そして大事なのは最後までどっちが勝つかわからないって事です

誰か一人が主人公ではなくそれぞれの事情を踏まえて戦いが展開されていく流れみたいです

最後に勝った男が主人公なのでしょう(いい事言った)

いきなりの強豪対決なんですが、既に作中で発表されているトーナメント表を見ると本当に誰が勝つのかさっぱりわからない顔ぶれが揃っています

最後まで飽きずに戦いを楽しむことが出来そうです

一言感想

戦国時代の新解釈は数多あれど森蘭丸が変態って設定は全ての漫画に共通です(笑)

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2巻(2021/9/17)

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦02

眠れる剣の才能がついに目を覚ました

かつて体験したことのない豪腕による突き、窮地に立たされても怯むことのない胆力、普通の人間なら振り回すどころか構える事もままならないような長槍、そして武器に頼らない機転の効いた闘いっぷり・・・その全てに於いてこれまでの武蔵の経験を凌駕する圧力は奇しくも芽吹く事を諦めてた剣の才能を息吹かせる結果となってしまう

その流派の名は「二天一刀流」

おおよそ宮本武蔵を知る人であれば知らぬ者はいないかの有名な二刀流である

二本構えればその剛の一撃を受け止めて見せ、一本構えれば忠勝の鍛え上げた肉体を容赦なく切り刻んでいった

収録

第4話 仁王は赫く染まる
第5話 最後の一撃
第6話 第一仕合決着
第7話 小太刀無双vs.風魔の女帝

内容紹介

◆武蔵が二天一流を開眼する

 忠勝の攻撃が武蔵のあばらをえぐる

  ↓

武蔵 最後の勝負に出る

 忠勝 優勝の為に左腕を庇い武蔵に敗れる

  ↓

◆宮本武蔵の勝利

 本多忠勝は敗者として信長に処断される

  ↓

◆◇一回戦 第二仕合

冨田勢源vs風魔小太郎

解説という名のネタバレ

本多忠勝の実力が圧倒的過ぎたが故に宮本武蔵という稀代の剣豪の血を目覚めさせてしまいます

極限同士をぶつけ合う戦いを決着に導いたのは忠勝と武蔵の見据えている場所でした

最後の立ち合いで二人が見た絵は同じものでした

武蔵の太刀は忠勝の左腕に阻まれ、忠勝の太刀は武蔵の心臓を貫いていました

しかしその結末は忠勝の取捨選択によって大きく結果を左右しました

忠勝は優勝を視野に入れるのであれば片腕を捨てるのは得策ではないと回避と攻撃を予定とは違うパターンに切り替えました

これが武蔵の力を開眼させることになり勝利のひと太刀を赦す結果となってしまいます

豪放磊落に見えて家康への忠義の余り戦略を練りすぎたのが忠勝の敗因だったのかも知れません

これにより徳川家康は脱落となって史実に基づく「江戸幕府」はなきものになってしまいます

テンカイチの展開は我々の更に上を行ってしまいます

そし第二仕合へと移っていきます

◇一回戦 第二仕合◆

冨田勢源(近衛家代表)vs風魔小太郎(北条家代表)

戦国で勇名を馳せた武将と後世に名を轟かす実力者の対戦とは打って変わって今度は盲目の剣士・冨田勢源風魔の女頭領・風魔小太郎という変わり種対決になります

2巻で1仕合、このペースで大丈夫なのか?

一言感想

第一仕合からかなりカロリー高めだったけどこんな店舗で本当に終わるんだろうか?あと1仕合での負傷が大きすぎて二回戦戦えるのか心配

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3巻(2022/1/20)

テンカイチ 日本最強武芸者決定戦03

盲目の剣士と風魔の女頭領という一風変わった組み合わせに加え、信長の気まぐれで仕合会場が木で囲まれた「血戦の森」に変更になる。目が見えないが故に障害物の多いステージは厳しいとする大半の見方をあざ笑うかのように、勢源は小太郎が繰り出す攻撃を悉くさばき躱していく。底知れない実力を秘める剣士を前に小太郎の笑みもまだ消える事はなかった。

収録

第8話 血戦の森
第9話 消えた光
第10話 禁忌の秘術
第11話 獣と鎖

内容紹介

◆信長の趣向で第二仕合は血戦の森での対戦になる

  ↓

小太郎 勢源の命綱である耳を狙い鼓膜を破る

 止めの手裏剣を放つも全て避けられる

  ↓

小太郎 「雅大蛇ノ六番」を使用する

 勢源すら捉えられない速度で攻撃を繰り出す

  ↓

勢源 風魔手裏剣の鎖をお互いの手首に絡める

解説という名のネタバレ

ようやく第二仕合に入りますが、その前に信長がまたいらんことをし始めます(笑)

巨大なサイコロを投げて出た目のステージで戦うオプションが追加されますが、今回は木々に囲まれた「血戦の森」が会場になりました

舞台のサイコロは見えている範囲ではあと「川」「城」とありますがあとの3つはまだ不明ですね

どんな目が用意されているのか楽しみです

仕合前は飄々とした老人と不敵な態度の女頭領がどんな戦いを見せるのかと思いましたが、忍軍の頭領とは思えないぐらい攻める小太郎、守る勢源の図式で仕合は進んでいきます

飛び道具ならそう簡単には避けられないと高をくくっていた小太郎でしたが、見えている人間よりも鋭い勢源の動きに認識を改めなくてはならなくなります

勢源の目の代わりとして駆使している「白夜眼」という能力は音だけではなく匂い、風の流れ、振動、熱などありとあらゆる情報を集めて発動していると推察されます

しかし当の勢源は戦で死んだ孫の善左衛門の声が聞こえると認識しているようです

打開策が無くなった小太郎は風魔薬術の「雅大蛇ノ六番」を使用します

端的に言うとドーピングですが、これは彼女が風魔で味わってきた辛い経験の末に獲得したものでした

なので後半は霊の声を聞くおじいちゃんとジャンキーな姉ちゃんの戦いになります(笑)

正気の沙汰を超えた2人の決着はどうなるのでしょうか?

一言感想

第二仕合にして既にヤバいキャラが登場しましたね。ギリギリの戦い過ぎてどっちが勝ってもダメージ大きいおよね。そして小太郎は全く女子要素皆無だったな(笑)

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主な登場キャラクター

♤織田信長
(おだ のぶなが)
この時代の支配者、高齢で死期が近づいている

♤徳川家康
(とくがわ いえやす)
老中、本多忠勝の後援者

♤柴田勝家
(しばた かついえ)
老中

♤羽柴秀吉
(はしば ひでよし)
老中

♤前田利家
(まえだ としいえ)
老中

♤柳生宗矩
(やぎゅう むねのり)
剣術無双

♤森蘭丸
(もり らんまる)
信長の小姓

♤本多忠勝
(ほんだ ただかつ)
長槍・蜻蛉切をかざす戦国きっての猛将
(技)金剛仁王〝金剛杵(ヴァジュラ)禁域〟、爆突(はぜづき)、岩断(いわだち)

♤宮本武蔵
(みやもと むさし)
剣士、当理辨助流、3歳で剣術の才能に目覚める
(技)二天龍堕(にてんたつおとし)、一天龍背駆(いってんりゅうはいがけ)

♤長宗我部元親
(ちょうそがべ もとちか)
武蔵の後援者

♤新免無二斎
(しんめんむにさい)
武蔵の父親、無双兵法者

♤真柄直隆
(まがら なおたか)
朝倉軍の武将、六尺の太郎太刀を使う

♤冨田勢源
(とだ せいげん)
中条流、小太刀無双の老剣士、近衛家代表
(技)白夜眼、金鳥王剣、白夜眼天網荊棘(てんもうけいけい)

♤冨田重政
(とだ しげまさ)
勢源の義理の甥

♤関善左衛門
(せき ぜんざえもん)
勢源の孫、一乗谷城の戦いで死亡

♤関保重
(せき やすしげ)
勢源の娘婿

♤近衛前久
(このえ さきひさ)
公卿、太政大臣・近衛稙家の子、冨田勢源の後援者

♤北条氏政
(ほうじょう うじまさ)
相模国の戦国大名・武将、風魔小太郎の後援者

♤五代目・風魔小太郎
(ふうま こたろう)
歴代小太郎最強と呼ばれている

♡六代目・風魔小太郎
五代目を従える女帝、北条家代表
(技)風魔手裏剣(鷹ノ弾・虎ノ弾)、風魔薬術「雅大蛇ノ六番」

♡蒼(あお)
小太郎の修行時代の友達

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