ピアノとカメラが紡ぎだす2人の夢と恋のストーリー
作品紹介
こんにちは ラックブックス メインMCのLuck’oです
こんにちは アシスタント兼データ係兼リアクション担当の蔵シカでーす
では漫画紹介やっていきましょう
今回紹介するのは原秀則先生の『部屋においでよ』です
久しぶりの原先生
確かドラマ化してたよね
・・・そうだね、台湾で
え?日本でもしたよね
・・・・スッ(キャストの紙を差し出す)
・・・・・・!?(セ・・センシティブ案件・・)
日本でも1995年にドラマ化していますよ
「冬物語」に続くメディア化も果たした原先生のヒット作となっています
今回は年の差カップルがメインキャストですね
夢と恋、どちらも叶えたいのはみんな同じですがそうそう上手く行かないのが現実です
そんな中でもがく2人の若者のストーリーです
原先生の作品は若者に刺さるよね
あと野球好き(笑)
今回は野球要素ないけどね
では作品紹介行ってみましょう
おなしゃす
主人公は塩村ミキオと水沢文
ミキオは19歳の大学生で写真部に所属していました
大学もW大(早〇田?)とかなりかしこい部類でしたが、子供の頃からカメラが好きで部の実力者にも一目置かれているのに今一つカメラ一本に身が入らないのが残念な所でした
まだまだ遊びたいお年頃
文はピアニストでピアノ教室やホテルラウンジの弾き語りで生計を立てている24歳
5歳差か~
そんな2人が出会ったのは馴染のパブ「ちゃらんぽらん」
ミキオは入り浸りすぎてちょくちょくバイトとしてこき使われていました
そんな時に客としてやってきた文と意気投合しそのまま彼女の部屋にタッチダウン
言い方
まー平たくいえばナンパですな
一夜限りの過ちになるかと思いきやその後の縁が切れなかったのをきっかけに文がミキオを部屋に呼び込みます
そうして通い同棲のような形で2人の恋が始まりました
呼び込まれてみたい
ここでタイトル回収の「部屋においでよ」ですね
カメラマンを目指す大学生とピアニストの社会人女性の恋を描くストーリーです
恋愛要素だけでなく好きな物への情熱や仕事としての向き合い方、恋人だけじゃなく過去の恋のしがらみなど色々な要素が絡み合った展開を見せてくれます
恋と仕事のバランスって難しいよね~
そんな2人の中で最初にチャンスのきっかけを掴んだのは文でした
弾き語りの実力を見込まれレコード会社の人にスカウトされます
いきなりデビューって訳ではないんだけど、オリジナルの曲を作ったりレコーディングをしたりと職業ピアニストからセミプロのような環境になって行ったんだ
それは喜ばしい
本人は喜んでたんだけどその時ミキオはスランプで何を撮っていいかわからない状態だった
そのせいで2人の仲はちょっとギクシャクしてしまう
自分もプロ志望だと人の成功は素直に喜べないよな~
そうそう
でも写真部の後輩・リカに刺激を受けてミキオも精力的に活動し始めるんだ
すると丁度いいタイミングでライバルK大との合同写真展のメンバーに選ばれる
そこで良い刺激を受けるライバル・中原に出会うんだ
若き才能が切磋琢磨するんだな
しかも中原の知り合いである美由紀の父親は有名なプロカメラマン・遠藤信でこの出会いもミキオの大きなターニングポイントになるんだけどそれは先の話
そして文はCDデビューの際一度はミキオとの破局の危機が訪れたけど何とか乗り越えてまた一緒に暮らし始める
よかったよかった
そんな文もミキオと会わない間にある人物と出会っていたんだ
お!こっちもライバルか?
ううん。元カレ
えええええーーーーーーーっ!?
元恋人の今泉もピアニストで学生時代に文と付き合っていたんだけど就職の時にピアノは捨てて親の会社に入ったんだよね
夢より現実を取ったんだね
でもピアニストの夢を諦めきれずに会社を辞めてプロを目指そうとしていた
そして彼にはもう一つ諦めきれないものがあったんだ
(聞きたくないなー)・・・・文?
その通り!
夢と恋人を一度にゲット作戦・・って訳じゃないけどやっぱ本人を目の前にして諦める気にはなれないよね
まぁそれはわからんでもないが・・文にはミキオがいるし・・
ところが文も今泉がピアノを諦め自然消滅のような形になっただけで別に嫌いだった訳ではなかったんだよね
ふ・・・二股疑惑発生?
更に今泉がピアノを弾いているバーに中原も客として来ていてそこから文も中原と知り合いになってその後ミキオが知ることになって・・みたいな
ミキオだけ蚊帳の外
そのミキオは合同写真展で高い評価を受けると、グラビアを中心に仕事をこなしていきあるトラブルをきっかけに遠藤信の代役を見事やり遂げて評価はうなぎ昇りになっていくんだ
そして遠藤の肝入りで大きな写真コンテストに中原と参加すると視界は写真一色になっていくんだ
じゃあ文は今泉と?
いや、むしろ今泉との関係を清算してミキオと一緒にいようとするんだけど・・・
・・・だけど?
ミキオの写真の凄い所はカメラマンの我を一切出さずに被写体の内面を写真に収めてしまう所なんだ
そしてミキオはコンテストのモデルとして文を撮りたいと思い何度もチャレンジするんだけど上手く撮ることが出来なかった
まだカメラマンとしての経験不足とか?
まぁそれもなくはないけどミキオが文の内面に迫ることを怖がっていいたんだ
でもようやく文の心と向き合う事で会心の写真が撮れたんだけど同時に文の心の内もわかってしまった
なんか切ないな~
その辺の細かい所はぜひ自身で見て感じてくださいね
大まかな感想としては本当に色々もどかしい
恋と仕事のバランスや過去との向き合い方
そして自分の心との葛藤とか是非読んでモヤモヤしてくださいね
どんな勧め方だよ
でも現実ってそう簡単に折り合いが付くものじゃないからね~
それが良いとこでもあるんだけど
ではまた次の作品でお会いしましょう
バイバーイ
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主な登場キャラ
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