東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー(黒丸)【漫画あらすじ紹介とネタバレビュー】

東京サラダボウル02サスペンス・ミステリー

「クロサギ」シリーズの黒丸が描く国際捜査係と警察通訳人の新たなバディの物語。すぐ傍にある外国人犯罪やトラブルはもう他人事ではない!

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作品情報

【タイトル】
 東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー 
【作者】
黒丸
作者のTwitter
【掲載アプリ】
 Palcy(パルシィ) 
【ジャンル】
警察、社会、通訳、ドラマ
【巻数】
1~2巻

オススメポイント

  • 日本に居住する外国人が関わる犯罪や事件を詳細に描く
  • 警察通訳人という特殊な職業の視点で描く警察ドラマが好きな人にオススメ
  • ゲテモノが好きな人にもオススメ・・・かも?

ストーリー紹介

主人公は警察通訳人の有木野了と国際捜査係の鴻田麻里

警察通訳人は警視庁に設置されている「通訳センター」60名ほど所属する日本語は通じない外国人への取り調べの通訳を担う人材である

有木野は日英中の3か国語の通訳が出来て私情を挟まずスムーズに言葉のやり取りを仲介出来るやり手の通訳であった

一方の鴻田は女性警察官らしかしからぬ緑の髪と自由奔放な言動や行動が目立つ異端児で「国際捜査(コクサイ)のこぼれカス担当」と揶揄されている人物だった

そんな毛色の違う二人が東新宿署の管轄を舞台に「人種のサラダボウル」の東京で日夜起こり続ける外国人犯罪の解決へと乗り出していく(有木野は巻き込まれる側)

1巻(2021/11/22)

東京都の外国人居住者の割合はわずか3.98%。しかしそれを人数に換算すると55万人になる。外国人の坩堝、さしずめ「サラダボウル」(鴻田談)と化した東京で起こる外国人犯罪を取り締まる国際捜査係の中で小さな相談事を専ら引き受けている女性警察官・鴻田麻里と警視庁に所属する通訳人・有木野了がその闇と現実を詳らかにしていく新感覚の警察ドラマ開幕!

収録

第1話 郎才女貌 前編
第1話 郎才女貌 後編
第2話 有縁千里来相会(1)

内容紹介

有木野 偶然出会った鴻田が訳ありな外国人女性に声を掛けた事からトラブルに巻き込まれる

 ※中国人女性失踪案件勃発

 GM(ゲテモノ)弁当 サソリの唐揚げギッシリ弁当

  ↓

◆有木野は鴻田に食事に誘われるとキャンディ失踪事件への考察を始める事になる

 有木野が元警察官だと明らかになる

 紅焼猪脳 豚の脳みそ炒め

 酥炸田鶏 カエルの唐揚げ

  ↓

◆王柏傑から犯人の目星を付け逮捕する

 キャンディは薬物の入った荷物を取り違え警察の取り調べを受け拘留されていた

 キャンディを無事保護し事件は解決

  ↓

有木野 鴻田から警察官への復帰と彼女の仕事のバディに誘われるがはぐらかして断る

  ↓

◆中国帰化者の息子(1歳)が何者かにさらわれる

解説という名のネタバレ

有木野了は元警察官の経歴を持つ警察通訳人です

日英中の3か国語を操りその通訳は私情を挟まずまるでダイレクトに会話しているかのように感じる程の通訳技術が特徴です

もう一人の主人公・鴻田麻里は国際捜査係という部署に所属する現役の警察官ですが、緑の髪と突飛な行動で所属する部署からも鼻つまみな扱いを受けていました

その理由が国際犯罪といえば密輸、窃盗団、犯罪インフラなど大規模な犯罪がメインとなるのに彼女は外国人の小さな相談事を解決するのに腐心しているからでした

そんな鴻田のお節介に巻き込まれる形で中国人旅行者の失踪を調査することになった有木野は、警察官時代の顔を利用して闇社会の人間にコンタクトします

そこで中国人が行っている違法薬物の売買に辿り着き警察に拘留されているキャンディとコンタクトを取って失踪事件を解決へと導いていきます

それは「ガイジン」達が起こす一過性の犯罪ではなく、日本人のすぐ傍にいつもあるリアルとして私達の心に語り掛けてきます

警察の枠組みの中にありながらその範疇を越えた場所に立つ2人の「バディ」にまたしても事件が舞い込んできます

「人種のサラダボウル」東京で起こる事件に彼らがどう関わり解決していくのか目が離せません

一言感想

鴻田のゲテモノ食いは今後も是非継続して欲しいと思います。是非豚ではなく猿の脳みそ(御頭付き)もお願いします。

luck’o
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2巻(2022/1/21)

東京サラダボウル02

管轄内で起こった誘拐事件に通訳として駆り出された有木野は、中国のみならず日本でも行われる人攫い事案に忸怩たる思いを抱く。一方で変わり者刑事・鴻田はベトナム人万引きグループの操作に当たりドラッグストアで従業員に扮してレジ業務に精を出していた。そんな別案件に臨んでいる2人の事件がある事をきっかけに線として繋がっていく・・

収録

第2話 有縁千里来相会 前編
第2話 有縁千里来相会 後編
第3話 弦外之音(1)

内容紹介

有木野 原嶋ユキの通訳として事件に参加する

 鴻田 ベトナム人万引きグループの操作でドラッグストアに常駐(暇なのでレジで働く)

  ↓

◆誘拐から6日 捜査は難航

 原嶋幸次が戸籍を売買していたと判明

 鴻田がオムツを買いに来ていた王建斌偶然接触する

  ↓

有木野 原嶋家族の手配を提案する

 空港で王建斌、アリサを確保

  ↓

有木野 夫婦喧嘩の聴取で上麻布警察署に呼ばれる

解説という名のネタバレ

今回は国際誘拐がテーマとなっています

誘拐そのものも悪い事なんですけど、攫った子供を海外に売り飛ばすなんて言語道断ですね

被害者家族の妻が中国人だったため有木野も通訳として事件に参加します

しかし刑事を辞めた人間とあって彼はどこに行っても針のむしろです

本人は淡々としていて存外気にしてないように見えますが、現職たちの彼を見る目と言ったらまぁひどい

階級社会って人を見下す温床になってますよね

でもそんな有木野が誘拐から関連性を紐解いていき事件解決の糸口を導き出します

そこには日本人男性の戸籍の売買や日本に住む外国人の知られざる事情、運び屋の末路など同じ人間の境遇とは思えない闇がそこかしこに転がっていました

その頃、鴻田女史はというとベトナム人万引きグループの捜査でドラッグストアに常駐していました

しかし監視カメラを眺めるだけでは暇だったので、レジ打ちなど店内業務をこなしその優秀さから最後には働いて欲しいと懇願されてしまいます(笑)

でもここに意外な接点がありました

子供を誘拐した犯人グループの王建斌がオムツの替えを店に買いに来たことから鴻田との繋がりが出来てしまうのです

好んで犯罪を起こす人間もいる傍らで、やむにやまれぬ事情がある人もいるという悲しい結末を迎えてしまいます

だからって犯罪はダメですけどね

3話ではまたしても有木野に対しての風当たりが強くなりそうな展開です

今度はまた鴻田とのバディが見たいですね~

一言感想

鴻田が自由人過ぎて笑える。でもオムツ万引きは切実な問題ですからね!投げ技とか使うあたりは鴻田もさすが警察官なんですね(笑)

luck’o
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主な登場キャラクター

♤有木野了
(ありきの りょう)
警察通訳人、日英中の3か国語を操る、元警察官だが捜査への介入は嫌う、通訳技術は一級品

♡鴻田麻里
(こうだ まり)

東新宿署捜査係所属、緑の髪とゲテモノ食いがトレードマーク、外国人が関わる小さな相談事に首を突っ込みがち

♤飯山修
(いいやま おさむ)
東新宿署組織犯罪対策課国際捜査係係長、警部、鴻田の上司

♤杓野玲央
(しゃくの れお)
東新宿署組織犯罪対策課国際捜査係、巡査部長、鴻田を嫌っている

♤八柳(やなぎ)
有木野の元同僚

♡今井もみじ
(いまい もみじ)
警視庁通訳センターベトナム語通訳人

エピソードキャラ

【第1話】
♡沈一諾
(シェン イーラオ)
21歳の中国人留学生

♡キャンディ
中国人、日本のアニメが好きな旅行者

♤王柏傑
(ワン パイジェ)
クラブ「East Gats東京」のバーテンダー、有木野とは何やら訳ありな感じ

♤ヘンリー趙(ヂェオ)
違法薬物の売人

【第2話】
♤原嶋俊(はらしま しゅん)、♤原嶋幸次(はらしま こうじ)、 原嶋ユキ(はらしま ゆき)
誘拐被害家族

♤王建斌(わん しぇんびん)♡アリサ
原嶋俊誘拐に関与

【第3話】
♡林逸飞(りん いーふぇい)、林宋睿(りん そんるい)
夫婦喧嘩で連行される

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