精霊使い-些の塵滓-(岡崎武士)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

精霊使い-些の塵滓-01 SF・ファンタジー
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こんにちはLuck’oです

このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

カテゴリは大きく分けて「連載中」「完結」「クラシック(主に2000年より前)」に分かれます
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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】
 精霊使い-些の塵滓- 
【作者】
岡崎武士
【連載期間】
 2022〜 
【巻数】
1巻
(2022.11現在)
【掲載誌】
月刊ヤングマガジン

Story&Review&Character

この作品は1990年代に連載された「精霊使い」の正統続編です

なので作中で改めて世界設定は説明されますが、前作を知らないと「?」は多いかもしれませんね



この世界の物質の全てには「精霊」が宿っています

精霊は数を集め勢力を拡大しようとしますが、現実世界に影響する力はなく集まり過ぎた力は暴走し火山の噴火や津波などの災害と呼ばれる自然現象になってしまいます

そこで精霊たちは「精霊使い」と呼ばれる人間と契約し、彼らが自分達に代わって力の行使をします

精霊使い同士を戦わせ自分達の勢力を調整し理想的な自然の在りようを実現します

これが「精剣戦争」です

精剣戦争に勝利する事で精霊たちが求める穏やかでかつ躍動的な調和のとれた美しい世界を作り出します

これが「理想郷」です

要するに精霊使いはお互いに戦い勝利する事でそれぞれの理想郷を目指すのです



精霊には「地」「水」「火」「風」の属性があります

基本的に精霊使いは各々の属に付いて戦いそれぞれの能力によって役目を持っています

その中で上記の四大精霊は精剣戦争で大きな役目を担っています



その上には全ての精霊の頂点である「エーテル」の精霊使いがおり、前大戦では「覚羅(かぐら)」という少年がその重責を担いました

戦争終結時、覚羅の力で精霊使い達は生き返り現世に現れたのですが、その詳しい経緯を知る物はいません



物語は精霊使いが訳も分からず令和の世に放り出される所から始まります

本来であればそれでも近くにいる精霊使いを察知して属に分かれた戦いが始まるのですが今回は勝手が違っていました

何と精霊使いを次々に殺しまくる集団がいるのです

これには精霊使い達も精剣戦争どころではなくなってしまいます



敵の正体は「吸血鬼」

お馴染みの血を吸うアレです

しかしその目的は皆目見当が付きません

でもそうしているうちにわかる範囲でも十数人の精霊使いが殺されました

こうなれば一旦敵対する精霊使い同士も手を組んで生存を第一に対応します



前大戦を経験した水が属・水滴の精霊使い「飛沫(しぶき)」は火が属・熱の精霊使い「D・蓮花(れんげ)」と吸血鬼退治に乗り出します

しかし「パトリアーチ」と呼ばれる吸血鬼に返り討ちに逢い蓮花は殺されてしまいます

彼らに対抗するには強力な精霊使いが必要でした



そこで登場するのが今シリーズの主要人物と思われる少年「息吹(いぶき)」です

彼は6年前に災害で両親を失いましたが、両親が医師で救助に訪れていた少女「こち」と出会います

そのこちも2年後に事故で両親を失うとお互い足りない物を補うように身を寄せ合います

そんな息吹は「風の声」を聞く事ができましたが、これは「風の精霊使い」素養でした

何気なく使った力を吸血鬼に察知され襲撃されると、こちは息吹を守って死んでしまいます



同じく息吹の力を感じ取った飛沫と地が属・黒曜石の精霊使い「無市(むいち)」に助けられます

精霊という概念を知った息吹は水が属・氷の精霊使い「雫(しずく)」から生命を操る事が出来る精霊使い・覚羅の存在を聞かされます

しかし彼の居場所は依然としてわかりませんでした



こちの命を取り戻す為、息吹は精剣戦争へと身を投じて行きます・・・



さあ息吹は覚羅を見つけ出してこちを生き返らせる事が出来るのでしょうか?

前作では覚羅の恋人(予定)だった麻美が囚われの身となっていましたが、今回は肉体を保存する為にこちが氷の棺に閉じ込められてしまいます

この辺が前作を感じさせる要素でもありますね

既に序章で「火」の瑣衣は復活が確認されています

今回は全ての精霊使いが力を合わせて戦いに臨む姿が見られるのでしょうか?



2巻は2023年秋発売で・・・・え?秋??1年後???

luck’o
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