第40回 岡崎武士「精霊使い-些の塵滓-」を読む!

精霊使い-些の塵滓-02 SF・ファンタジー
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こんにちは
湖面をたゆたう漫画好きLuckoです

このブログではいい年した漫画好き(汗)の私が、これまでの漫画遍歴で好きだった漫画や作家さんの作品を中心にあらすじやキャラクターを簡単に紹介しつつレビューしていきます

完全に個人の独断と偏見ですのでその辺はご容赦ください

あとネタバレも含みますので注意してくださいね

今回ご紹介するのは岡崎武士「精霊使い-些の塵滓-です

この作品は1990年代に連載された精霊使いの正統続編で、現代に蘇った精霊使いと吸血鬼の戦いを描いています
前作を知っている人はもちろんですが、これが初見の人にも是非読んでいただいてこの作品を気にってもらいたいと思っています!(ファン目線)
前作も作者の病気で最後は不完全燃焼な終わり方でしたから、その時に活躍できなかったキャラも沢山登場させて欲しい所ですね!
楽しみにしています!!

作品概要

【作品名】
 精霊使い-些の塵滓- 
【作者】
岡崎武士
【連載期間】
 2022〜 
【巻数】
既刊2巻
(2024.5現在)
【掲載誌】
月刊ヤングマガジン

作品紹介

■ジャンル

現代を舞台に精霊の力を借りて戦う「精霊使い」のアクションファンタジーです

■精霊使いとは?

この世界の物質の全てには「精霊」が宿っています
精霊は数を集め勢力を拡大しようとしますが、現実世界に影響する力はなく集まり過ぎた力は暴走し火山の噴火や津波などの災害と呼ばれる自然現象になってしまいます

そこで精霊たちは「精霊使い」と呼ばれる人間と契約し、彼らが自分達に代わって力の行使をします
精霊使い同士を戦わせ自分達の勢力を調整し理想的な自然の在りようを実現します
これが「精剣戦争」です
精剣戦争に勝利する事で精霊たちが求める穏やかでかつ躍動的な調和のとれた美しい世界を作り出します
これが「理想郷」です
要するに精霊使いはお互いに戦い勝利する事でそれぞれの理想郷を目指すのです



精霊には「地」「水」「火」「風」の属性があります
基本的に精霊使いは各々の属に付いて戦いそれぞれの能力によって役目を持っています
その中で上記の四大精霊は精剣戦争で大きな役目を担っています



その上には全ての精霊の頂点である「エーテル」の精霊使いがおり、前大戦では「覚羅(かぐら)」という少年がその重責を担いました
戦争終結時、覚羅の力で精霊使い達は生き返り現世に現れたのですが、その詳しい経緯を知る物はいません

■今回の敵は「吸血鬼」?

前作は精霊使い同士のバトルが中心でしたが、今回は異種族である「吸血鬼」が敵みたいです
吸血鬼は臭いで精霊使いを探知し見つけ次第有無を言わさずぶっ殺しに来ます
いきなり目覚めた上に突然やって来た敵にぶっ殺されるってかなり悲惨ですね(汗)
しかも吸血鬼は常人より遥かに優れる精霊使いを遥かに凌ぐ戦闘能力を持っている模様・・・

■メインキャラクター

「息吹(いぶき)」
16歳、6年前に災害で両親を亡くす、こちの両親に引き取られる、「風の精霊使い」の素養がある

「こち」
17歳、両親は医者で災害孤児となり引き取った息吹と一緒に暮らす。2年前に両親を事故で亡くす



息吹とこちはそれぞれ両親を失った天涯孤独の身で、お互い足りない物を補うように身を寄せ合っています

■あらすじ

「風の声」を聞く事が出来る息吹は何気なく使った力を吸血鬼に察知され襲われてしまいます
こちは息吹を守ろうとして命を落としますが、息吹を助けた精霊使いから生命までも蘇らせるエーテルの精霊使い「覚羅(かぐら)」の存在を聞かされると一縷の望みを賭けて覚羅探しに乗り出します



まだ息吹には「素養」があるだけなのでちゃんと精霊と契約できません
でもそのポテンシャルはかなりのものらしく吸血鬼との戦いを見据える精霊使い陣営からも成長が期待されています
氷の棺で眠るこちを生き返らせる事は出来るのでしょうか?

■新旧入り混じった続編ならではの楽しみ

まず序盤から「水滴の精霊使い・飛沫(しぶき)」「氷の精霊使い・雫(しずく)」が登場し前作を知るファンならこれだけでテンション上がりますよね!
既に序章で「火」の瑣衣は復活が確認されていますし、「覚羅」の名前も出ています
あと精霊使いの拠点襲撃では土が属の「泥の精霊使い・出市(でいち)」「砂の精霊使い・擁(よう)」なども登場します・・っていうか出市精霊使いだったんだ・・・ただのやられ役かと(笑)



新キャラでは「熱の精霊使い・D・蓮花(れんげ)」は出オチで死んじゃいますが「ケイ石の精霊使い・珪(けい)」「黒曜石の精霊使い・無市(むいち)」「ビスマス鉱の精霊使い・蒼胡(あおこ)」など地が属から続々登場しています



対する吸血鬼は多分そんなに数の多い種族ではなさそうですが、1人1人がかなりの強さを持っていますね
ラスボスと見られる「パトリアーチ」は蓮花を瞬殺しますし、「緋色の血のアディナ」は何でも食べる眷属「飽喰(ほうしょく)」を使役して単身で精霊使いの砦に攻め込んできます
これをだけでも相当戦力差がありますね
吸血鬼の下っ端→精霊使いの捕虜→蒼胡と共闘と立場をコロコロ変える「ミハイ(旧名・ぞうきん)」の存在は吸血鬼との戦いで注目の要素になりそうです



前回もそうなんですがコミックの刊行ペースが遅いので完結までしっかり持って行ってくれるのかがちょっと心配です
2巻でやっと息吹が覚醒した所ですからね・・・
あとだいぶ精霊使いと吸血鬼のパワーバランス悪いのでもうちょっとちゃんとした戦力を出して欲しいかな~って思ったりします
このままだと戦闘の度に死んで覚羅が蘇らせる「ゾンビ軍団」復活になりそう・・


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