アンサングヒーロー 全4巻(鯛噛/うらたにみずき)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

アンサングヒーロー04 音楽
luck’o
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こんにちはLuck’oです

このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

カテゴリは大きく分けて「連載中」「完結」「クラシック(主に2000年より前)」に分かれます
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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】
 アンサングヒーロー 
【作者】
漫画・鯛噛
原作・うらたにみずき
【連載期間】
 2021〜2022 
【巻数】
全4巻
【掲載誌】
コミックDAYS

最新刊・4巻(2022/7/20発売)完結

宮野阿久梨のライブ配信に乱入し歌を披露したジャム

そのドラマティックな行動のツケは、当然プロデューサーである御免に跳ね返って来ました



上司の説教から始まり担当の梶本への謝罪、そして宮野の関係各所への謝罪行脚・・・

後免は痛いほど社会的責任を痛感します



でも火傷を負っただけの甲斐もあってかジャムのデビュー当日、最初こそ低調なティザーPVが夜には70万再生を越える反響を生んでいました



火付け役となったジャムのストリートで歌う動画(ホントはダメだけど・・)にヒントを受けて路上ライブに活路を見出すと、ジャムも即興の楽曲で最高のパフォーマンスを見せ駆けつけた観客を沸かせます



そして次なるステージを「サーキットライブ」に定めた後免は、予算を獲得するべく社内でのプレゼンに挑みます

初プレゼンの場に立つとそれまで準備していた言葉は消えてしまいいつもの弱気が顔を見せますが、裏方として最大限のバックアップをする使命感が御免を奮い立たせます



しかもジャムの裏ステージはデビュー曲がオリコン3位の人気バンド「ビビットユース」

ジャムと後免に大きな試練が訪れます・・・



やりたい事に妥協も躊躇いもない破天荒シンガーと情熱とやる気しか武器を持たない駆け出しプロデューサーの二人三脚の音楽ストーリー・完結!

【締めの感想】

1つの楽曲はどうやって作られていくのか?

その楽曲に対するプロデューサーや関係者の思いなどがとてもよく伝わって来る作品でした

後免の仕事に取り組む姿勢は描いていた夢とは立場が違っても色々な関わり方があるという事や、任せられた仕事への取り組み方など社会人に大事な物を教えてくれます

夢と現実は決して別物ではなく、いくつになってもどんな形でも関われるんだなと勇気をくれる作品でした

もっとみたかったなぁ~(泣)

luck’o
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Story&Review&Character

《1~3巻》

この作品は音楽で成功する事を夢見ていた青年が、音楽プロデューサーという違う形で音楽での成功を目指す音楽の裏方に着目した漫画です



主人公は「後免一郎(ごめん いちろう)」

高校時代はステージで人を魅了する側の人間だと信じていましたが、あるコンテストで見かけた1人の中学生の歌を聞いて「本物」の存在を知ります



そして彼は大手レコード会社ガイアミュージックの制作部に就職し、アーティストを発掘する立場に身を置きました

これからはアーティストと一緒に成功する立場・・・のつもりでしたが、熱すぎる想いは担当アーティストにわかってもらえず名前の通り謝る日々を過ごしていました



彼が裏方に回る原因となった中学生シンガー「柊惹夢(ひいらぎ じゃむ)」を偶然見かけたのは夜の公園でした

彼女はホームレス相手に弾き語りをし、補導のお巡りさんと格闘をするその日暮らしのような生活をしていました

そんな境遇に驚いた後免でしたが、彼女の歌声が錆びていない事がわかると強引に上司の前でプレゼンを敢行します



破天荒シンガーと未熟な新入社員、彼女を世界一のアーティストにする為の日々が始まろうとしていました



ジャムの両親のデビューの承諾を得て、ようやく一歩目を踏み出せる状態に持って行った後免がジャムに課したのは「ボイストレーニング」でした

癖はあるが有能なトレーナー「粟木原雅人(あわきはら まさと)」の指導を続けながら、曲の制作にも力を注ぎ始めます



宣伝担当の「小鳥遊紗耶香(たかなし さやか)」とジャムが作ったバラードで制作を詰めていきますが、突然彼女はバラードを破棄すると言い出して来ます

曲の選定でのすったもんだ、競争相手として据えられた先輩社員「梶本(かじもと)」担当の「宮野阿久梨(みやの あぐり)」との宣伝費の差、そして後免の圧倒的実力不足・・・



全てを飲み込んで這ってでも毎日前進しなければ「明日」は来ないのです

2人でCDをひっくり返してイメージに合うアレンジャー「Layla」を迎え、ようやくレコーディングがスタートするが・・



ガイアきっての敏腕社員・梶本とその彼が認めるプロデューサー・草鹿にバックアップされた実力派新人・宮野阿久梨



そんな強敵と競わなければならない状況で一番のネックはやはり駆け出し社員の後免でした

しかし背中を預けられたからには全力以上でフォローしなければならないのですが、肝心のジャムは相変わらず自由奔放に考え行動しつかみどころが見つかりません



それでも彼女が作った「曲」は何よりも雄弁にその存在感と必要性をその道のプロ達に訴えかけます

宣伝の小鳥遊、MVの「戌亥正彦(いぬい まさひこ)」監督、デザイナーの「結城絢夏(ゆうき あやか)」達との橋渡しに奔走しようやく作品としての形が見えてきます

そしていよいよ情報解禁の1週間前、先に仕掛けた宮野陣営にジャムがとんでもない行動に出ます

luck’o
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