ミドリノバショ(岡Q)【漫画あらすじ紹介&レビュー】

ミドリノバショ05 スポーツ
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こんにちはLuck’oです

このコーナーは現蔵書3000冊弱、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが読んだ作品のあらすじ紹介とレビューをしていくブログです

ひねくれものですので超メジャー作を読んでなかったり、「?」な作品を紹介したりしますがそこはご容赦くださいませwww

カテゴリは大きく分けて「連載中」「完結」「クラシック(主に2000年より前)」に分かれます
長編は切りのいい所で逐次UPする場合があります
ぜひ気になった作品はチェックしてみて下さい
皆さんの漫画ライフを広げる一助になれば幸いです

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※ご注意
このコーナーは大なり小なりのネタバレを含みます
ご自身の判断で閲覧いただくようお願いします

TheWorkData

【作品名】
 ミドリノバショ 
【作者】
岡Q
【連載期間】
 2020〜 
【巻数】
1〜5巻
【掲載誌】
裏サンデー

新刊・5巻(2022/9/12発売)

元女王との熱戦は水都の試合放棄という形で終了します

水都は結果より大事な気持ちを取り戻し、翠は彼女との再戦を約束して結果を受け入れました



非公式ながらも元プロ3人を破る快進撃を見せる翠の横で民生は自分の在り方を考えさせられる出来事に出会います

それは上樹の翠へのリベンジでした

勿論実力差はあるのですが悔しさを自分自身に向ける上樹と翠の横でヘラヘラしている自分に大きな差を感じました



ここで大きな事件が起こります

沢木が心臓の持病で倒れてしまうのですが、彼は病気の治療はせず運命に身を任せる選択をします

それに納得がいかない翠は菅のアドバイスを受け沢木の生きる活力になろうと決めました

14歳の誕生会で具体的に目標を提示します

それは「ナインボールの世界王者」になる事

沢木に結果を見届けるまで死ねないという気持ちを持ってもらう為と、バックアップをする菅の意向「ポケットビリヤード史上最年少世界王者の記録(16歳)」を破る偉業への挑戦を兼ねていました



見据えるは世界!

物語は「Part2」へと続いていきます

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Story&Review&Character

この作品のテーマはビリヤードです

主人公は「蒼井翠(あおい みどり)」13歳の女子中学生

彼女は京都の街外れにあるビリヤード場&カフェ「球撞楽(たまどうらく)」を経営する祖父の元で学生として生活していました

一見どこにでもいそうな小柄な女の子ですが、その生活環境が彼女の才能を花開かせたのか分かりませんがビリヤードに於いてはプロ級の才能を持っていました



その理由のひとつが祖父の「沢木勲(さわき いさお)」の存在です

今でこそ好々爺然とした気のいいマスターですが、彼は若い頃「関西の魔王」の異名を持つ賭博(ウラ)ハスラーでした



そんな沢木はビリヤードに興味を持った孫に技術を教えますが、決してハスラーにしようという算段ではなく純粋にビリヤードや勝負事を楽しむ孫の姿が可愛かったのでしょう

でも腐っても関西で無敗を誇る男です

勝負事の肝はちゃあんと教えてあります



球撞楽の平和な日常に割って入って来たのは元プロハスラーの「菅以蔵(すが いぞう)」

彼はプロでもトップクラスの実力者でしたが、暴力事件をきっかけにプロ連盟をクビになり現在は「喧嘩屋」の異名で名を響かせる荒事専門の人間に成り下がっていました



菅は沢木の居所を突き止めるとかつての恨みを晴らすべく勝負を持ち掛けてきます

でも沢木は引退を理由にあっさり断り、代わって立ったのが孫の翠でした

「喧嘩屋vs女子中学生」

見なくてもわかりそうな結果を裏切り翠はトッププロと互角の戦いを見せ最後は菅の棄権で勝負はつきます



続いて登場するのは東京から転校してきた高校1年生「平田民生(ひらた たみお)」

名前からして無害そう(?)なこの青年はクラスのカースト上位「上樹裕(かみき ゆう)」にいじめられていました

上樹はビリヤード上級者を笠に球撞楽で民生を虐めようとしますが、割って入った翠にあっさり退治されてしまいます

翠に惚れた民生は球撞楽でアルバイトを始めビリヤードを通して翠とお近づきになりたいと思っています



菅敗北の噂を耳にして球撞楽にやって来たのはトッププロの「沖田亮司(おきた りょうじ)」です

関東四天王の1人にして世界ランキング25位のガチプロです

彼の目的は勿論菅を倒したハスラーとの勝負でしたが、蓋を開けてみれば相手は女子中学生・・



でも沖田は怒る事も取り乱す事もなく勝負を挑んできます

この男・・礼儀正しく冷静沈着、勝負にストイックで相手への敬意を持ち合わせている好青年・・敵として「油断」のない男なのです

現役プロとの真剣勝負に燃える翠は序盤5ゲームを連取しますが、そこからはずっと沖田のペースで進みます

しかも待たせるレディにクリームソーダまで注文する紳士っぷり・・菅の後だけに清涼感倍増です(笑)

実は菅と沖田は師弟関係にありアウトローに身を堕とした師匠に忸怩たる思いを持っていました

そこへきて菅敗戦の報を受け真偽を確かめに来たという訳です



試合後半に菅が現れ沖田の集中が乱れ拮抗してきます

最後は沖田がマッチポイントで痛恨のブレイクノーイン、それを翠がきっちり沈めてプロに勝利します



菅と沖田の和解で閉じた勝負は他のトッププロの耳にも噂として届きます

・・噂の張本人は菅でした・・

ここで日本ビリヤード界のトップ6「カテゴリー6」が登場します

「不屈の富士見・富士見悠紀(ふじみ ゆうき)」

「バーバリライオン・立神晃(たてがみ あきら)」

「火の神(ヒヌカン)・玉城剣誠(たましろ けんせい)」

「トリックスター・円零(まどか れい)」

「氷の女王・水都響(みなと ひびき)」

そして沖田の6人です

どいつもクセがありそうです(汗)



翠と民生は沢木のお使いで東京に出かけますが待っていたのは何と菅!

お使いは名目で今回の目的は東京で行われるアマチュアトーナメントに翠を出場させる事でした

初めての公式戦で気後れするかと思いきや、ハンディキャップを一番上級に設定する強気で一気にトーナメントを勝ち抜きます



衆目を集める翠にカテゴリー6の1人・水都響が接近してきます

日本女性ランキング1位にして世界女性ランキング11位のハスラーと真剣勝負の場を得て喜ぶ翠でしたがこれは水都の周到な作戦でした

試合場所は水都が経営する店「EDEN」

計算された完全アウェーの状況は翠のリズムを徐々に崩していきます



思うようにプレーできないもどかしさから翠は転倒し膝を怪我してしまいます

試合は中断され意気消沈する翠に沖田が球撞楽常連ジイさん’sの声を届けてくれていつものビリヤードを楽しむ気持ちが蘇って来ます



水都がなぜここまで周到に相手を追い詰めて倒す理由は過去エピソードで語られ2人の負けない気持ちのぶつかり合いで試合は再開されます

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