ミドリノバショ(岡Q)【漫画あらすじ紹介とネタバレビュー】

ミドリノバショ04スポーツ

ビリヤード界に新風現る!京都から吹き始めたその風は全国のプロアマ問わず全てのハスラーを巻き込んで吹き荒れて行く!

luck’o
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このコーナーは現蔵書2500冊以上、延べ通読冊数6000冊以上のLuck’oが超有名作品から知る人ぞ知るニッチな作品まで出し惜しみなくレビューします

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作品情報

【タイトル】
 ミドリノバショ 
【作者】
岡Q
作者のTwitter
【掲載誌】
 裏サンデー 
【ジャンル】
スポーツ、ビリヤード
【巻数】
1~4巻

オススメポイント

  • 親切な解説入りでビリヤード初心者にも楽しめる
  • 1人1人のエピソードがしっかりしていて人間ドラマも秀逸
  • ビリヤードに純粋で貪欲な主人公にどんどん引き込まれていく

ストーリー紹介

京都の街外れにあるビリヤード場&カフェ「球撞楽(たまどうらく)」。そこに現れた元トッププロの菅以蔵(すが いぞう)の目的はかつて関西の魔王と呼ばれた賭博(ウラ)のハスラー・店長の沢木勲(さわき いさお)と真剣勝負をする事であった。菅自身も暴力事件でプロ連盟をクビになり「喧嘩屋」の通り名で荒事をする身に落ちていた。しかし菅の期待を裏切るように沢木は引退を理由にあっさりとその申し出を断る。しかし引き下がらない菅に勝負を買って出たのは菅の態度に業を煮やした沢木の中学生の孫・

蒼井翠(あおい みどり)だった・・・

13歳の天才ハスラーが伝説の一歩を刻む

1巻(2020/8/12)

ミドリノバショ01

収録

第1話 最強のJC
第2話 限界の向こう側
第3話 未来の姿
第4話 芽生えた心
第5話 導かれし者たち
第6話 魅せられた少年
第7話 激闘の予兆
第8話 勝負に懸ける想い
第9話 全力の証

内容紹介

◆菅が球撞楽を訪れ沢木に勝負を挑む

 翠が沢木に代わり菅の勝負を受ける

  ↓

◆ナインボール(賭け金1点5万)で勝負する

 菅の棄権で翠が勝利する

  ↓

◆民生が上樹と球撞楽に来店

 上樹のプレイ態度の悪さに常連客が腹を立てる

 翠が上樹と対戦し勝利する

  ↓

◆民生が球撞楽でアルバイトを始める

 沖田が球撞楽に来店

 翠vs沖田開始

解説という名のネタバレ

ビリヤード漫画です

このジャンルって何気にハードルが高いんですよね

なぜかと言うと野球やサッカーと違ってちゃんとルールを知っている人が少ない

まだ家で出来る分麻雀の方が浸透しているのではないでしょうか?

遊びとしての競技人口は多くても露出が少なくプロも決して多いわけではありません

このようなジャンルを漫画にするとまずフィルターになってしまうのがルールです

しかしこの漫画「ミドリノバショ」はそんなにルールに拘らなくても読める漫画です

もちろん、場面ごとで大事な説明は入りますが難しく考えずストーリーを追うだけでも十分に楽しめる作品です

その要因の一つは主人公の翠で、もの怖じしない芯のある女の子で中学生にして闇プロの祖父を超える実力を有しています

当然、相手は女の子と思って舐めてかかって痛い目にあいます

それが痛快なのと、ビリヤードという競技に向き合う姿勢と大好きな気持ちがとても良く描かれています

勝負に勝ちたい、相手を負かしたいよりも先にビリヤードが楽しいという気持ちでプレーをしています

相手が元プロだろうが高校生だろうが関係ありません

その引き立て役(?)となるのが、元プロの菅以蔵です

菅はプロになる前に闇プロ狩りまがいの事をして沢木に返り討ちにあった過去を持ちます

相手選手へのクレームでプロを追放になった菅はかつての古傷の相手・沢木に勝負を挑もうとわざわざ京都までやってきます

それがきっかけで翠という才能が世に知れる事になっていきます

元プロと天才少女のハイレベルなバトルとそれに伴う緊迫したシーンや勝負所のダイナミックな描写もしっかりしていてテンポよく読めてしまいます

頭と身体を同時に使う競技の醍醐味が楽しめます

ビリヤードやった事ない人に読んで欲しい作品です

一言感想

翠が勝負師になった時の顔が超カッコよくてカワイイ

luck’o
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2巻(2020/12/18)

ミドリノバショ02

沖田プロとのナインボール30点先取りゲーム。序盤は翠のペースで5ゲームを先取する。ここで攻守が入れ替わると、直にもジャンプでもボールが狙いにくいポジションを針の穴を通すようなショットで難なく決めてしまう。ここで沖田はプレーを止め、心置きなく長時間の自分のターンに集中できるよう翠の為にクリームソーダを注文する。その宣言通りスコアは9・21と沖田が圧倒的リードを持って休憩タイムに入る。

収録

第10話 未体験の脅威
第11話 あの日の約束
第12話 憧れと決別
第13話 最高の舞台
第14話 五感を研ぎ澄ませ‼︎
第15話 想いの伝え方
第16話 特別な場所
第17話 決着の最終ゲーム
第18話 1つの敗北と1つの勝利
第19話 未決着の勝負

内容紹介

◆翠が5ゲームを連取する

 沖田が自分のターンでクリームソーダを注文する

  ↓

◆翠9:21沖田で折り返す

 菅が球撞楽に現れる

 菅のハッパで翠の集中力が上がる

  ↓

◆翠がスパートをかける

 沖田がマッチポイントでブレイクノーイン

  ↓

◆翠のカーブショットで決着(翠30:29沖田)

解説という名のネタバレ

元プロ、高校生といなした翠の次の相手はトッププロの沖田です

沖田はめっちゃいいキャラしてます

立居振る舞いや言葉遣いはずっと紳士なんですよね

相手がJCと分かってもナメた態度ひとつとらないどころか、きちんと敬意を払っています

大体こういう序盤のキャラってナメてやられるセオリーなのに(笑)

トッププロの自信が滲み出ているキャラですね

見た目ヤンチャに見えるのは巻中に出てくるエピソードにありますが、元々はビリヤードが好きなだけの真面目っ子なんですよね

対する翠はトッププロ相手にも相変わらずの集中力を見せます

まぁ師匠が関西の魔王ですしね(笑)

多分、他の競技にも通じる所があるかも知れませんがビリヤードという競技が結局相手ではなく自分との戦いのウェイトが大きい、もしくはそういう人の方が強いって事なんでしょうね

それで言えば翠の集中力はトッププロにも届くものを持っています

その上、勝負の勘所まで備えているとなれば末恐ろしい中学生です

今回でトッププロと戦った翠はこの後どうするのでしょう?

更に強い相手を求めていくのか?それとも球撞楽で迎え撃つのか?

今後の展開が楽しみです

一言感想

見た目は師匠に付いていった沖田だけどさすがに人間性はついていけなかったか(笑)

luck’o
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3巻(2021/7/12)

ミドリノバショ03

翠の仲介で沖田と菅のわだかまりもようやく解けた。それ以降沖田のプレー中の雰囲気が変わったと同じカテゴリー6所属のプロ達に茶化されるが、同時にある噂話がビリヤード界隈に広がっていた。沖田プロを破った「古いカスタムキュー」「関西弁」「小柄」「ポニーテール」・・・その真偽が怪しい都市伝説は、噂を流した張本人・菅と共に東京の大会で日の目を見る事となる

収録

第20話 あの光景
第21話 自分だけの相棒
第22話 ふたりは“同士”
第23話 頂の6人
第24話 翠のMAXブレイク
第25話 特別な存在
第26話 小さな巨人
第27話 な⁉︎
第28話 その突破口
第29話 楽園への招待状
第30話 翠眼の怪物

内容紹介

◆沖田と菅が和解

 民生 初バイト代でキューを買いに行く

  ↓

民生 沢木のお使いで東京に行く

 菅と合流してアマチュアトーナメントに参加する

  ↓

民生 人生初ポイントをゲット

  決勝で西島を破って優勝する

  ↓

 水都の店「EDEN」に招待される

 水都と対戦

解説という名のネタバレ

ここまでは向こうから立て続けに強者がやって来る展開でしたが、今回アマチュアの大会とはいえ翠の公式戦デビューとなりました

そうは言っても新旧のトッププロに勝った人ですからね

結果は火を見るよりも明らかでしたが、それよりもビリヤードという台の上で行う競技の難しさが垣間見えた展開でした

自分の家(実際は店)にある台で腕を磨いてきた翠にもアウェーの洗礼がやってきます

それでも平常心で戦える所はプロ顔負けの実力ですよね

ビリヤードって玉を突いたり戦略的な技術があれば強いのかと思っていましたが、戦う台によって素人の想像以上にコンディションのバラツキがあるんですね

とても勉強になります

しかも4巻ではトッププロである水都の超ホームでの試合ですからね

水都さんメッチャ美人で強いのに、更に深掘りしてくる戦略性が粘着質ですよね(笑)

カテゴリー6所属のトッププロは全員イケメンと美女ですよね〜

岡Q先生のキャラクターって結構目が切長で鋭いイメージがありますけど、女性キャラは繊細で美人ですよね

カテゴリー6にもう1人くらいいて欲しかった・・

そして菅がいい感じに解説者枠に、民生が驚きモブ役に定着しつつあります(笑)

誰か説明してくれないとわからないことが多いので助かりますよね

それ以外にも事あるごとにルールやアイテムについての説明が入るので読み終わった頃にはかなりビリヤードが出来る気になってますよ(ビシッ)

翠の技術は年齢的にはチートなんですが、彼女のキャラに嫌味がないので気持ちよく応援したい気持ちになりますね

4巻では再びトッププロとのガチンコ対決です

一言感想

天真爛漫に凶暴な強さを振るう翠ってちょっとテングなプレイヤーにはトラウマ級にの悪魔だと思う(笑)

luck’o
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4巻(2022/2/10)

ミドリノバショ04

翠の次なる相手は日本女性ランキング1位の強敵・水都響。しかも会場は水都の経営するビリヤード場「EDEN」。いつも通りの気持ちで臨む翠だったが、水都の巧妙な発言や技にいつものプレーは絡めとられ自由を失っていく。閉塞感漂うプレーは更なる迷いを招き決断のタイミングを遅らせた翠はテーブルであるまじきミスをしてしまう・・

収録

第31話 テーブルを統べる者
第32話 光の回廊
第33話 二人きりの楽園
第34話 繋がる想い
第35話 勝者と強者
第36話 刮目せよ、震撼の一撃を
第37話 虚空に架ける橋
第38話 運命を分かつ瞬間
第39話 あなたの姿
第40話 終わりと、始まりの慟哭
第41話 エデン

内容紹介

◆翠vs水都試合開始

 水都 バンキング予告勝利

  ↓

◆水都が牢獄防御などで主導権を握る

  自分のペースで試合が出来ず劣勢

 ショット前に翠が転んで膝を怪我してしまう

  ↓

 中断中に沖田からの電話を翠に繋ぐ

  2:12から15:17まで追い上げる

  ↓

◆【過去エピソード】

 水都 22歳の時にマネージャーの兄が事故死

 小山田の申し出を受け「EDEN」を開店

解説という名のネタバレ

今回はトップ6の一角である水都響プロとの対決です

正々堂々と清廉なプレースタイルだった沖田に対し、水都は言葉やプレーでジワジワと翠のメンタルを侵食していき自由奔放ないつものプレーを封印していきます

中学1年生と20代の女性ですからね

経験も色気も段違いですよ(ビシッ)

序盤は相手の心理を突く嫌な試合巧者として描かれている水都ですが、後半には彼女がビリヤードに目覚める所から今日に至るまでの過去エピソードも描かれています

そこでわかるのは水都もやはり並々ならぬ覚悟とメンタリティをもったプロ選手だという事です

個人としてプロにも通用する実力を備えていた水都は敬愛する兄・悟のサポートを受けプロの世界へと飛び出していきます

しかし世界の壁の厚さにぶつかり再起を誓った時に、最愛の兄が事故で他界してしまいます

心折れそうになった水都でしたが、支援者の手厚いサポートと兄との叶えていない約束を胸に再びプロの世界へと足を踏み入れます

彼女はなぜ有利なホームで試合を続けるのか?

彼女にとって「EDEN」という店はどんな意味を持つのか?

過去エピソードと東野の視点を通して熱く語られます

まぁ泣きますし応援したくなりますよ

翠も同性の強者と戦う事で更なるレベルアップが求められますが、序盤は水都の強さに手も足も出ませんでした

女同士の戦いはかくも容赦がないのか?

いや、水都が翠を1人の優秀なハスラーと認めているからこそなんでしょうね

そんな心折れそうな翠を支えてくれたのはかつての敵といつもの仲間達でした

こっちは心温まるエピソードでほっこりします

てか菅・・

もうぜったい翠の事好きだろ(笑)

次巻で水都戦は決着となり次は誰とどこに向かうのでしょうか?

一言感想

菅の並々ならぬ熱さの解説・実況が馴染んできた。1巻と完全にキャラ変わったな(笑)

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主な登場キャラクター

♡蒼井翠
(あおい みどり)
中1、沢木に幼少時よりビリヤードを学ぶ天才ハスラー

♤沢木勲
(さわき いさお)
ビリヤード場・球撞楽店長、緑の祖父

♤菅以蔵
(すが いぞう)
元ビリヤードトッププロ、4年前に除名、異名は喧嘩屋

♤平田民生
(ひらた たみお)
東京から転校してきた青年、高1

♤上樹裕
(かみき ゆう)
民生のクラスメイト、ビリヤード上級者でいじめっこ

♡蒼井翼
(あおい つばさ)
翠の母親

♤沖田亮司
(おきた りょうじ)
トッププロ、関東四天王の1人、世界ランキング25位

♤徳さん、♤新ちゃん、♤トビー、♤ヒグっさん、♤はっちゃん
球撞楽の常連客

♤富士見悠紀
(ふじみ ゆうき)
カテゴリー6所属のトッププロ、異名は不屈の富士見

♤立神晃
(たてがみ あきら)
カテゴリー6所属のトッププロ、異名はバーバリライオン

♤玉城剣誠
(たましろ けんせい)
カテゴリー6所属のトッププロ、異名は火の神(ヒヌカン)

♤円零
(まどか れい)
カテゴリー6所属のトッププロ、異名はトリックスター

♡水都響
(みなと ひびき)
カテゴリー6所属のトッププロ、異名は氷の女王、日本女性ランキング1位、世界女性ランキング11位

♤野間次郎
(のま じろう)
3QSports店長、翠の無茶な値引き交渉に巻き込まれる

♤西島崇
(にしじま たかし)
全日本アマの強豪、SA級

♤小早川(こばやかわ)
「月刊ビリヤードナウ」の記者

♤東野(とうの)
水都プロの店「EDEN」の従業員

♤水都悟
(みなと さとる)
響の兄で元マネージャー、響が22歳の時に事故死

♤小山田豊
(おやまだ ゆたか)
響のプロ活動支援者

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